男はつらいよ 柴又慕情

シリーズ第9作

男はつらいよ 柴又慕情』(おとこはつらいよ しばまたぼじょう)は、1972年8月5日に公開された日本映画。マドンナ役に吉永小百合をむかえた男はつらいよシリーズ第9作目。同時上映は『祭りだお化けだ!全員集合!!』。

男はつらいよ 柴又慕情
監督 山田洋次
脚本 山田洋次
朝間義隆
製作 島津清
出演者 渥美清
吉永小百合
宮口精二
佐山俊二
音楽 山本直純
主題歌 渥美清『男はつらいよ』
撮影 高羽哲夫
編集 石井巌
配給 松竹
公開 日本の旗 1972年8月5日
上映時間 108分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
配給収入 5億1000万円[要出典]
前作 男はつらいよ 寅次郎恋歌
次作 男はつらいよ 寅次郎夢枕
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目次

作品概要編集

テレビシリーズ版からおいちゃん役を演じた森川信が死去したことに伴い、松村達雄が2代目おいちゃん役に抜擢された。また、本作より、8月(盆休み)・12月(年末年始)の公開スパンが確立された(以降、1989年まで(1986・1988年を除く)8月・12月に新作が公開された)。

あらすじ編集

旅先の金沢で3人の女性旅行客と出会った寅次郎。そんな彼女たちと仲良く記念写真に収まることになった寅次郎は、「はいチーズ」という所を「はいバター」とやってしまった事で大ウケ[1]。これですっかり彼女たちと打ち解けたのだが、その中の一人で著名な小説家高見の娘である歌子(吉永小百合)に強く心惹かれてしまった。旅から単身帰った寅次郎は、歌子への募る想いから鬱状態に。そんなある日、歌子がとらやを訪問。寅次郎はすっかり上機嫌になったが、歌子の口からは恋人との結婚話がさくらに打ち明けられるのであった。

キャッチコピー編集

ほら、見なよ あの雲が誘うのよ ただ、それだけのことよ

スタッフ編集

キャスト編集

ロケ地編集

  • 石川県尾小屋鉄道 金平駅(劇冒頭、寅次郎が夢から覚めた場所)、兼六園犀川河畔
  • 福井県東尋坊(越前松島)、京福電鉄 東古市駅
  • 岐阜県:(歌子の嫁ぎ先。劇中で歌子やさくらが「愛知県の窯元のあるところ」としか言っておらず、作品中ではどこなのかは不明だが、実際のロケ地は岐阜県多治見市。その後13作目の「寅次郎恋やつれ」で歌子と再会した時には、寅次郎が、歌子と亡くなった夫が一緒に住んでいた所を「多治見の方だったね‥」と言っている)

記録編集

  • 観客動員数:188万9000人
  • 配給収入:5億1000万円
  • 上映時間:108分

受賞編集

啖呵売編集

  • 品物:ネックレス
  • 場所:金沢兼六園

同時上映編集

出典・脚注編集

  1. ^ 第1作『男はつらいよ』で御前様(笠智衆)が撮影の際に「バター」と掛け声をかけるシーンがあり、そのリフレインとなっている。『寅さんのことば 風の吹くまま 気の向くまま』(佐藤利明、2014年、中日新聞社ISBN 978-4806206651)より。

外部リンク編集