町村 鉄雄(まちむら てつお、1917年9月8日 - 1992年6月10日)は、日本実業家

経歴 編集

1917年(大正6年)9月8日、北海道石狩町樽川にて、町村農場創業者の町村敬貴三男として誕生する。11歳の1928年(昭和3年)に東京大久保町立戸山尋常小学校に転校した。旧制武蔵高等学校(入学は尋常科)から東京帝国大学に進み、1941年(昭和16年)に東京帝国大学法学部を卒業した。

1942年(昭和17年)住友銀行に入行するも、軍隊への入営のため休職となり、短期現役として海軍経理学校を経て二年間海軍に勤務した。終戦時の階級は主計大尉。1945年(昭和20年)に復員し、日本橋支店に勤務。

1963年(昭和38年)住友銀行審議室長に就任。1969年(昭和44年)取締役審議室長となり、以後1973年(昭和48年)に常務取締役、1976年(昭和51年)に住友銀行専務取締役を歴任した。

1980年(昭和55年)総合リース(現・三井住友ファイナンス&リース)社長に就任する。1987年(昭和62年)から 1991年(平成3年)まで会長。

1992年(平成4年)死去[1]

人物 編集

趣味は古寺巡礼短歌俳句の鑑賞であった。

家族・親族・系譜 編集

町村金弥は祖父。町村敬貴は父。いとこに官僚・政治家の町村信孝がいる。

脚注 編集

  1. ^ 町村鉄雄遺稿と追想『薔薇色の絨毯を敷きつめた職場はない』239-240頁

関連項目 編集