町田三郎
町田 三郎(まちだ さぶろう、1932年1月31日[1]-2018年3月18日[2])は、日本の中国哲学研究者。九州大学名誉教授。
人物情報 | |
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生誕 |
1932年1月31日 日本 群馬県前橋市 |
死没 | 2018年3月18日 (86歳没) |
出身校 | 東北大学 |
学問 | |
研究分野 | 中国哲学 |
研究機関 | 東北大学、九州大学、純心女子短期大学 |
学位 | 文学博士 |
略歴
編集1932年、群馬県前橋市生まれ。1950年に東北大学文学部に入学して中国哲学を専攻した。1954年に卒業し、同大学大学院に進んだ。1960年、博士課程を単位取得退学。
卒業後は、同1960年4月より東北大学川内分校助手に採用された。1962年に講師昇格。1963年より文学部助手、1964年より教養部講師、1966年に同助教授に昇格。1974年に九州大学文学部助教授となり、中国哲学講座を担当した。1981年に教授昇格。1982年に文学博士の学位を取得[3]。1996年に九州大学を定年退官し、名誉教授となった[4]。その後は純心女子短期大学教授として2006年まで教鞭をとった。
学界では、日本道教学会に所属した。
受賞・栄典
編集著作
編集- 著書
- 『秦漢思想史の研究』創文社 東洋学叢書 1985
- 『江戸の漢学者たち』研文出版 1998
- 『明治の漢学者たち』研文出版 1998
- 『中国古代の思想家たち』研文出版 2002
- 『明治の青春 続 明治の漢学者たち』研文出版 2009
- 訳注
参考
編集- 有馬卓也「町田三郎先生の思い出」『中国哲学論集』第44巻、九州大学中国哲学研究会、2018年12月、61-77頁、CRID 1390572174718353408、doi:10.15017/2230701、hdl:2324/2230701、ISSN 03856224。