画像解析(がぞうかいせき)は自然情報処理の手法で画像の中から、有意な事象を取捨選別する処理。

概要 編集

画像解析そのものはコンピューターが利用される以前から光学演算による文字読み取りや、天体写真衛星写真の画質改善などが実施されていた。

画像データの中から文字を認識してテキストデータに変換する光学文字認識 (OCR) も一種の画像解析で近年は機械学習の進展により、応用分野が広がりつつある[1]

以前は専用のハードウェアや専門的な知識を必要としていたが、近年では専門的な知識が無くても利用できるGoogle Cloud Vision APIのようにクラウドコンピューティングを使用した画像解析のサービスも提供される[2][3][4]

応用分野 編集

考古学、選果、防犯医療診断など、多岐にわたる。

画像解析の例 編集

参考文献 編集

  • 井上英一、佐柳和男『画像解析』1975年。 
  • 『画像解析ハンドブック』東京大学出版会、1991年。ISBN 9784130611077 
  • 池田仁三『画像解析によって判明した古墳墓碑』青林堂。ISBN 9784792604684 
  • 原武史、目加田慶人、加野亜紀子、羽石秀昭『実践医用画像解析ハンドブック』オーム社。ISBN 9784274212826 

関連項目 編集

脚注 編集

外部リンク 編集