白尾 悠(しらお はるか)は、日本小説家

白尾 悠
(しらお はるか)
誕生 日本の旗 神奈川県
職業 小説家
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
ジャンル 小説
主な受賞歴 女による女のためのR-18文学賞(2017年)
ウィキポータル 文学
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経歴・人物 編集

神奈川県生まれ。東京都で育つ[1]アメリカの大学を卒業後帰国し、外資系の映画関連会社などを経る[2]。フリーのデジタルコンテンツ・プロデューサー/マーケターとして活動している[2]2016年、「泳ぐ鹿 Swimming Deer」が第15回女による女のためのR-18文学賞の最終選考候補作品に選ばれる[3]2017年、「アクロス・ザ・ユニバース」で第16回女による女のためのR-18文学賞の大賞と読者賞を受賞する[4]。選考委員の三浦しをんは、同作について「笑いと創作物への愛にあふれていて心を打たれた」と述べている[5]。趣味は、漫画を含む読書全般、映画海外ドラマ鑑賞、散歩と俳句[6]。嫌いなものは、両生類[2]

作品リスト 編集

単行本 編集

  • 『いまは、空しか見えない』(新潮社、2018年5月)
  • 『サード・キッチン』(河出書房新社、2020年11月)
  • 『ゴールドサンセット』(小学館、2022年4月)

アンソロジー収録作品 編集

  • 「魔法を描くひと」 - 『その境界を越えてゆけ』(KADOKAWA、2020年1月)収録

雑誌掲載作品 編集

小説
  • 「アクロス・ザ・ユニバース」 - 『小説新潮』2017年5月号[7]
  • 「聖なる若葉」 - 『小説現代』2017年11月号
  • 「水底の空」 - 『小説新潮』2018年5月号
  • 「春歩く、夜歩く」 - 『小説新潮』2019年5月号
  • 「ディアレスト」 - 『小説新潮』2020年6月号
  • 「共鳴」 - 『小説新潮』2021年5月号
  • 「おかえり牛魔王」 - 『紙魚の手帖』vol.10 APRIL 2023
エッセイなど

脚注 編集

  1. ^ 第16回 受賞作品”. 新潮社. 2017年11月11日閲覧。
  2. ^ a b c 小説現代』2017年7月号. 講談社. pp. 231. 
  3. ^ 第15回R-18文学賞 最終選考候補作品”. 新潮社. 2016年9月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年11月11日閲覧。
  4. ^ R-18文学賞に白尾悠さん”. 産経新聞社. 2017年11月11日閲覧。
  5. ^ 「変態」は褒め言葉! R-18文学賞”. 新潮社. 2017年11月11日閲覧。
  6. ^ 『受賞のコトバ』 白尾悠”. 公募ガイド社. 2017年11月11日閲覧。
  7. ^ 『いまは、空しか見えない』(2018)収録時「夜を跳びこえて」に改題。