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剣(銘 吉光、国宝)

白山吉光(はくさんよしみつ)は、鎌倉時代に作られたとされるである。日本国宝に指定されており、現在は白山比咩神社所蔵。

概要編集

鎌倉時代の刀工・粟田口則国あるいは国吉の子とされる藤四郎吉光により作られた剣である。藤四郎吉光は、京都粟田口派の刀工のうち最も著名であり、特に短刀や剣の作刀では名手と知られていた[1]。この剣は徳川家光の養女にあたる阿智子水戸藩徳川頼房の四女、後に清泰院と号した)が、加賀藩4代藩主である前田光高に嫁した際に持参したもので、元々は徳川将軍家もしくは水戸徳川家が所蔵していたものと推測されている。1657年(明暦3年)に清泰院が死去した際に、子の5代藩主である綱紀が母の冥福を祈って死去した翌年に白山比咩神社へ奉納したものである[1]。1909年(明治42年)9月21日に旧国宝に指定され、1952年(昭和27年)3月29日には国宝に指定された。現在は石川県立美術館に寄託されている[2]

刀身・外装編集

刃長は7寸5分6厘(22.9cm)、元幅は2.2㎝。両鎬、両刃造、頭張らず平肉の豊かな姿をしており、出来映えや品位の高さ、健全さにおいては比類のないものとなっている[3]。表裏の鎬筋には細めの樋を掻き流している[3]。茎は生ぶ、中央やや下寄りにある目釘の下に「吉光」銘がある[3]

脚注編集

外部リンク編集