白川町

日本の岐阜県加茂郡の町

白川町(しらかわちょう)は、岐阜県加茂郡にある東濃ひのき白川茶麦飯石を産する。

しらかわちょう ウィキデータを編集
白川町
Shirakawa hirono tea farm.jpg
広野地区の白川茶の茶畑と水田
白川町旗 白川町章
白川町旗 白川町章
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 岐阜県
加茂郡
市町村コード 21506-6
法人番号 8000020215066 ウィキデータを編集
面積 237.90km2
総人口 7,020[編集]
推計人口、2022年10月1日)
人口密度 29.5人/km2
隣接自治体 中津川市恵那市下呂市加茂郡七宗町八百津町東白川村
町の木 ヒノキ
町の花 岩つつじ
白川町役場
町長 佐伯正貴
所在地 509-1192
岐阜県加茂郡白川町河岐715番地
北緯35度34分55秒 東経137度11分16秒 / 北緯35.58186度 東経137.18783度 / 35.58186; 137.18783座標: 北緯35度34分55秒 東経137度11分16秒 / 北緯35.58186度 東経137.18783度 / 35.58186; 137.18783
Shirakawa Town Hall 2021-12 ac.jpg
外部リンク 公式ウェブサイト

白川町位置図

― 市 / ― 町・村

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白川と白川町中心部
飛騨川にかかる白川橋
白川町中心部の岐阜県道62号沿い

地理編集

白川町は岐阜県南部に位置し、すぐ北には美濃国飛騨国の境がある。中津川市との境には二ツ森山(標高1,223メートル)が、東白川村および中津川市との間には尾城山(標高1,133メートル)がそびえ立つ。この地は山間部に当たるため、気候は内陸性のもので、年間平均気温がおよそ12℃、年間降水量が2,250mmほどとなっている。町域の9割を山林が占め、標高の高低差は激しく、居住に適する地は川沿いのごくわずかである。町の西部に北から流れる飛騨川があり、東から流れる佐見川白川、黒川、赤川などを合流して南西へと流れる。市街地は飛騨川と白川の合流付近の白川沿いの狭隘地に立地する。

歴史編集

  • 平安時代は、大部分が蘇原荘に属した。
  • 時期は不明であるが、蘇原荘は恵那郡苗木遠山氏の領地となる。
  • 1570~1572年(元亀年間)苗木城では領主が遠山友勝遠山友忠と一年の内に相次いで代わったため人心が乱れて一揆が勃発し、白川村の安江三内、赤河村の纐纈次左衛門らが反乱をおこしたが厳しく鎮圧された。
  • 江戸時代は、苗木藩
  • 1870年(明治)3年 9月27日、苗木藩庁は、廃仏毀釈により、領内の寺院を廃寺とし、その寺僧たちに還俗を申し付け、黒川村の正法寺、赤河村の昌寿寺、犬地村の積善寺、切井村の龍気寺が廃寺となった。
  • 1889年(明治22年)7月1日 - 町村制の施行により加茂郡西白川村、蘇原村、黒川村、佐見村、武儀郡坂ノ東村が成立する。
  • 1953年(昭和28年)4月1日 - 西白川村が単独で町制を施行し白川町となる。
  • 1954年(昭和29年)4月1日 - 白川町が坂ノ東村を合併する。
  • 1956年(昭和31年)9月30日 - 白川町が黒川村佐見村蘇原村を合併し、新たに白川町が発足する。

人口編集

 
白川町と全国の年齢別人口分布(2005年) 白川町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 白川町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

白川町(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


行政編集

町長編集

  • 佐伯正貴(2022年8月23日就任 1期目)
歴代町長
  • 横家敏昭(2013年9月12日 - 2021年9月11日、2期)[1]
  • 細江茂樹(2021年9月12日 - 2022年8月22日、1期)

議会編集

  • 定数:9名
  • 任期:2025年8月27日

姉妹都市・友好都市編集

白川町に在住していたオルガン製作家の辻宏1933年-2005年[4]がピストイアにある教会の、バロック時代のものという古いパイプオルガンを修復したのがきっかけで両者の間に友好関係が生まれた。現在でも青少年を相互に派遣する活動などが行われており、白川町がイタリア色をとり入れた街づくりをしたり、白川町とピストイア市が共催で白川・イタリアオルガン音楽アカデミーを開いたりするまでに至っている[3]
かつて黒川村から満州開拓団が渡ったことが縁。1981年(昭和56年)に第一次友好訪問団が派遣されて以降交流がある[3]

経済編集

2000年(平成12年)の国勢調査

  • 第1次産業就業者数 542名
  • 第2次産業就業者数 2,742名
  • 第3次産業就業者数 2,124名

産業編集

基幹産業は林業および農業である。林業では東濃ひのきが、農業では白川茶が知られている。しかしながら近年は林業や農業からサービス業や生産業に転向する人も多く、特に専業農家の減少が顕著である。山間部にあり気候が冷涼であるため、夏秋トマトなどの生産も始まったが、前述のとおり専業農家は減りつつある。

教育編集

高等学校としては岐阜県立加茂高等学校白川校(前身は岐阜県立白川高等学校)があったが、2009年(平成21年)3月1日に閉校となった。

中学校編集

小学校編集

  • 白川小学校(白川町坂ノ東4310) - 2020年4月1日に(旧)白川小学校と白川北小学校が統合され、新たに(新)白川小学校が発足した。校舎は旧白川北小学校の校舎を使用している。
  • 蘇原小学校(白川町赤河1079)
  • 黒川小学校(白川町黒川2808)
  • 佐見小学校(白川町上佐見487)

交通編集

飛騨川の流れに沿って、国道41号高山本線が走り、南西の美濃加茂市や北の下呂市飛騨地方へと繋がる。町の北部には国道256号が走り、東に隣接する東白川村に接続する。また、町の中心部の白川に沿った岐阜県道62号下呂白川線も東白川村と直結している。

鉄道編集

 
JR高山本線白川口駅

町内には東海旅客鉄道(JR東海)高山本線が走っている。代表駅は一部の特急が停車する白川口駅で、白川町市街地とは飛騨川を隔てた対岸にあるが、橋を渡れば町役場なども近い。町内には白川口駅のほかに下油井駅も存在する。

路線バス編集

2016年3月まで町内には白川線、黒川線、蘇原線、佐見線の4路線があったが、必要なバスドライバーを確保できなくなったことから2016年4月に大幅に減便され、蘇原地区、佐見地区は高校生の通学ができなくなった[5]。その後町の職員が通学する高校生の輸送、白川タクシーが高齢者の輸送を担うようになった[6]。その後2018年より濃飛バスは白川東白川線、白川中央線の2路線に集約され、空白となる地域には黒川ハッピー号、佐見いこカー(以上自家用有償運送)、そはら号(白川タクシーに委託)が運行されるようになった[7]。しかしタクシー会社は2020年4月をもって休業となり[8]、こちらも自治体による自家用有償運送となった。2021年10月より病院送迎バスが町営バス・濃飛バスの路線に統合された。

道路編集

施設編集

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事編集

 
飛水峡
 
天心白菊の塔
 
道の駅美濃白川

名所・旧跡編集

観光スポット編集

イ祭事・催事編集

その他編集

出身関連著名人編集

出身者編集

ゆかりのある人物編集

脚注編集

[脚注の使い方]
  1. ^ 町長プロフィール - ウェイバックマシン(2020年9月24日アーカイブ分)
  2. ^ 姉妹(友好)提携情報”. 自治体国際化協会. 2013年3月30日閲覧。
  3. ^ a b c d e 白川町との交流”. 白川町. 2013年3月30日閲覧。
  4. ^ 辻宏氏死去 パイプオルガン建造家”. 47NEWS. 2014年1月9日閲覧。
  5. ^ 白川町の公共交通の現状について - 第1回白川町地域公共交通会議、おでかけしらかわ
  6. ^ 濃飛バス減便に伴う代替バス等の対策状況 - おでかけしらかわ・ひがししらかわ
  7. ^ 第9回白川・東白川地域公共交通活性化協議会 - おでかけしらかわ・ひがししらかわ
  8. ^ 第14回白川・東白川地域公共交通活性化協議会会議録 - おでかけしらかわ・ひがししらかわ

外部リンク編集