白河 桃子(しらかわ とうこ、1961年 - )は、日本のジャーナリスト昭和女子大学客員教授。

しらかわ とうこ
白河 桃子
生誕1961年(59 - 60歳)
日本の旗 日本 東京都
出身校慶應義塾大学文学部
職業相模女子大学大学院特任教授、昭和女子大学客員教授、ジャーナリスト

相模女子大学大学院 特任教授、東京大学 大学院情報学環客員研究員。

吉本興業文化人セクション所属[1]

人物・経歴編集

東京都に生まれる。父は開業医。専業主婦の母は建設省官僚の娘[2]

幼稚園から雙葉学園に通い、雙葉中学校・高等学校を経て、1984年慶應義塾大学文学部社会心理教育学科卒業後、一般職として住友商事に3年間勤めた後、リーマン・ブラザーズ投資銀行部秘書など会社員時代にライター活動を始める。結婚後の1998(平成10)~2002(平成14)年、夫の赴任先に帯同しインドネシア在住。滞在中に書籍2冊を出版する。帰国後、白河桃子名義で本格的な著作活動に入る。

2020年9月、中央大学ビジネススクール戦略経営研究科専門職学位課程修了(MBAを取得)。

趣味は海外ドラマ鑑賞。

著作・委員・講演などの活動編集

 山田昌弘と共に婚活(結婚活動)を提唱、2008年(平成20年)「婚活時代(ディスカヴァー・トゥエンティワン社)」を共著、19万部を超えるヒットとなった。「婚活」は2008年度に続き、2009年度も新語・流行語大賞にノミネートされた。

 2012年3月の「妊活バイブル 晩婚・少子化時代に生きる女のライフプランニング」(講談社+α新書)では国立成育医療研究センター医師、齊藤英和氏と共著で子どもを産むための活動=妊活を提唱。同年10月には「女子と就活―20代からの「就・妊・婚」講座(中公新書ラクレ)」(「働き方」評論家、常見陽平氏との共著)では、女性の人生で就活・妊活・婚活の三大「活」をトータルに考えることを提案した。

 2013年からは、白百合女子大学、大妻女子大学、東京女子大学、相模女子大学、昭和女子大学などで「キャリアデザイン」「女性の生き方と社会」「女性とメディア」関連の講義をするほか、山形県子育て支援課事業の一環として高校生大学生ライフキャリアデザインセミナー&ワークショップ講師を務めている(ほかに島根県、茨城県でも同主旨の講演およびアドバイザーを務めている)。

 2014年は内閣官房まち・ひと・しごと地方創生本部「地域働き方改革支援チーム」委員を端緒(2019年まで)に、地方及び政府の委員を務めることが増えた。特に内閣府男女共同参画局「重点方針専門調査会」委員(2016~2020年)と内閣官房「一億総活躍国民会議」「働き方改革実現会議」有識者議員(2016年~)は、過労死、過重労働を防ぐ労働時間の上限規制を入れることを提言。働き方改革関連法で2019年から、日本初の労働時間の上限が法制化された。女性も男性も共に、柔軟で効率的な働き方でワークライフバランス、ダイバーシティを実現する社会という近年の活動テーマを特徴づけるものである。

講演活動は当初、民間や地方自治体のワークライフバランスやライフデザイン、結婚支援事業関連が多かったが、2017年以降は「働き方改革」や「女性活躍」、2020年以降は「働き方のパラダイムシフト、withコロナの時代の働き方、企業のあり方」といったテーマに主軸が移っている。

また雙葉出身であること、「雅子さま論争」(洋泉社)に寄稿したことから、即位など皇室行事の際にコメントを求められることが多い。

委員など編集

総務省「テレワーク普及展開方策検討会」委員

経済産業省「新たなコンビニのあり方検討会」委員

内閣官房 第2期「まち・ひと・しごと創生総合戦略」有識者委員

内閣府男女局「男女共同参画会議専門調査会」専門委員

内閣官房「働き方改革実現会議」有識者議員

内閣官房「一億総活躍国民会議」民間議員

神奈川県「地方創生会議」委員

神奈川県「男女共同参画審議会」委員

NPO法人 全国地域結婚支援センター理事

山形県子育て支援課事業高校生ライフデザインセミナー&ワークショップ講師

大和証券グループ SDGs 推進委員会 社外委員

特定非営利活動法人新公益連盟 パートナー会員

日本証券業協会 「証券業界におけるSDGsの推進に関する懇談会」 公益委員

株式会社ワークライフバランス アドバイザリーボード

大和アセットマネジメント株式会社 社外取締役

主張・発言等編集

  • 選択的夫婦別姓制度導入に賛同する。「女性でも、家の名前を継ぐ、事業継承する跡取り娘、といった理由で、名前を変えられないという人は結構おり、現実的な対処として必要」と述べる[3]
  • 働き方改革、ダイバーシティ、女性活躍、ジェンダー、アンコンシャスバイアス、SDGs、ダイバーシティ経営や組織開発、人的資源管理などをテーマとする。

著作編集

  • 『噂の「おみー君」劇場 - 平成お見合い新事情』(岡林みかん画、マガジンハウス、2000年)「こんな男じゃ結婚できない! - 噂の「おみー君」劇場」光文社知恵の森文庫 
  • 『結婚したくてもできない男 結婚できてもしない女』(サンマーク出版、2002年)
  • 『「キャリモテ」の時代』(日本経済新聞出版社、2008年)
  • 『跡取り娘の経営学』(日経BP社、2008年)「老舗復活「跡取り娘」のブランド再生物語」日経ビジネス人文庫
  • 結婚氷河期をのりきる本!』(メディアファクトリー、2008年)
  • 『あなたの娘や息子が結婚できない10の理由』(PHP研究所、2009年)
  • 『セレブ妻になれる人なれない人』(プレジデント社 2010年)
  • 『震災婚 震災で生き方を変えた女たち ライフスタイル・消費・働き方』2011 ディスカヴァー携書
  • 『専業主婦に、なりたい!? "フツウに幸せ"な結婚をしたいだけ、のあなたへ』講談社 2011
  • 『震災婚』(ディスカヴァー携書 2011年)
  • 『格付けしあう女たち「女子カースト」の実態』(ポプラ新書 2013年)
  • 『専業主婦になりたい女たち』(ポプラ新書 2014年)
  • 『進化する男子アイドル なぜ大人の女性たちはアイドルを「家族」として選んだのか?』(ヨシモトブックス、2016年)
  • 『「専業主夫」になりたい男たち』(ポプラ新書、2016年)
  •   『御社の働き方改革、ここが間違ってます! 残業削減で伸びるすごい会社』(PHP新書、2017年)
  •   『ハラスメントの境界線 セクハラ・パワハラに戸惑う男たち』(中公新書ラクレ、2019年)
  •   『働かないおじさんが御社をダメにする ミドル人材活躍のための処方箋』(PHP新書、2021年)

共著編集

  • 『「婚活」時代』(山田昌弘共著、ディスカヴァー携書、2008年)
  • 『妊活バイブル 晩婚・少子化時代に生きる女のライフプランニング』齊藤英和共著 2012 講談社+α新書
  • 『女子と就活 ―20代からの「就・妊・婚」講座』(中公新書ラクレ 2012年 常見陽平共著)
  • 「『産む』と『働く』の教科書」(講談社 2013年 齊藤英和共著)
  • 「雅子さま論争」洋泉社・新書y 森暢平香山リカ水無田気流小田嶋隆湯山玲子信田さよ子共著
  • 『「婚活」症候群』(山田昌弘共著、ディスカヴァー携書、2013年)
  •  『昭和女子大学女性文化研究叢書』第十集「女性とキャリアデザイン」「なぜ経営者は働き方改革をするのか : 経営者の語りから」を執筆。(坂東眞理子、 酒井計史、治部れんげ、太田鈴子、森ますみ、伊藤純氏等と共著、2016年)
  •  『「逃げ恥」にみる結婚の経済学』(毎日新聞出版、大和総研グループ研究員 是枝俊吾氏と共著,  2017年)
  • 『足をどかしてくれませんか。 メディアは女たちの声を届けているか』(亜紀書房、東京大学大学院情報学環教授 林香里氏編著、2019年)

主なテレビ出演編集

連載編集

主な講演活動編集

  • 「働き方のパラダイムシフト コロナ時代の働き方・企業のあり方とは」
  • 「働き方改革と女性活躍 経営戦略としてのダイバーシティ推進」
  • 「なぜ広告は炎上するのか? アンコンシャスバイアスと多様性」
  • 「ハラスメントのない社会を目指して」

脚注編集

  1. ^ 吉本興業公式サイト 白河桃子
  2. ^ 専業主婦という仕事 文藝春秋 2013年6月号
  3. ^ 白河桃子「女と男の新しいシステム」、BizCOLLEGE、2009年11月27日。

外部リンク編集