益陽市

中国湖南省の地級市
益陽から転送)

益陽市(えきよう-し)は中華人民共和国湖南省に位置する地級市

中華人民共和国 湖南省 益陽市
魚形山ダム湖
魚形山ダム湖
魚形山ダム湖
益陽市の位置
益陽市の位置
益陽市の位置
中心座標 北緯28度35分 東経111度20分 / 北緯28.583度 東経111.333度 / 28.583; 111.333
簡体字 益阳
繁体字 益陽
拼音 Yìyáng
カタカナ転写 イーヤン
国家 中華人民共和国の旗 中華人民共和国
湖南
行政級別 地級市
建市 1994年
市委書記 瞿海
市長 陳競
面積
総面積 12,325 km²
人口
総人口(2006) 463 万人
経済
電話番号 0737
郵便番号 413000
ナンバープレート 湘H
公式ウェブサイト http://www.yiyangcity.gov.cn/

歴史 編集

戦国時代により黔中郡が置かれ、秦代には長沙郡が設置された。本格的な行政区としては漢初荊州長沙郡の下に益陽県(県治は益水(現在の資水)の北)に置かれたのが始まりである。

南朝梁により薬山県(により沅江県と改称され)、北宋により安化県清末により南洲直隷庁が設置されたが、府や州に相当する行政区の設置は行われなかった。

中華人民共和国建国直前の1949年8月、益陽専区が設置され益陽・安化・湘郷・寧郷・沅江・漢寿の各県を管轄するようになった。その後行政組織の改編を経て1953年4月に益陽市が省轄市として誕生、その後再度益陽専区(1968年に益陽地区に改称)されたが、1994年3月に地級市として益陽市が組織された。

地理 編集

湖南省の北部に位置し、岳陽市長沙市婁底市懐化市常徳市に接する。主な河川は資江で、市域内で洞庭湖に流入している。

行政区画 編集

2市轄区・1県級市・3県を管轄下に置く。

益陽市の地図

年表 編集

この節の出典[1]

益陽専区(1949年-1952年) 編集

  • 1949年10月1日 - 中華人民共和国湖南省益陽専区が成立。益陽県安化県湘郷県寧郷県沅江県漢寿県が発足。(6県)
  • 1950年10月19日 - 益陽県の一部が分立し、益陽市が発足。(1市6県)
  • 1952年2月16日 (1市9県)
    • 益陽県の一部が分立し、桃江県が発足。
    • 湘郷県の一部が分立し、双峰県が発足。
    • 安化県・湘郷県の各一部が邵陽専区邵陽県新化県の各一部と合併し、漣源県が発足。
  • 1952年11月13日
    • 寧郷県が湘潭専区に編入。
    • 湘郷県・双峰県・漣源県が邵陽専区に編入。
    • 益陽市・益陽県・桃江県・安化県・沅江県・漢寿県が常徳専区に編入。

益陽地区(1962年-1994年) 編集

  • 1962年10月30日 - 常徳専区益陽市益陽県桃江県安化県沅江県南県華容県、湘潭専区寧郷県を編入。益陽専区が成立。(1市7県)
  • 1964年9月22日 - 華容県が岳陽専区に編入。(1市6県)
  • 1970年 - 益陽専区が益陽地区に改称。(1市6県)
  • 1983年2月8日 - 寧郷県が長沙市に編入。(1市5県)
  • 1988年10月11日 - 沅江県が市制施行し、沅江市となる。(2市4県)
  • 1994年4月7日 - 益陽地区が地級市の益陽市に昇格。

益陽市 編集

  • 1994年4月7日 - 益陽地区が地級市の益陽市に昇格。(2区1市3県)
    • 益陽市・益陽県の各一部が合併し、資陽区が発足。
    • 益陽市の残部・益陽県の残部が合併し、赫山区が発足。

交通 編集

鉄道

道路

  • 長常高速道路

友好姉妹都市 編集

脚注 編集

外部リンク 編集