直列14気筒(ちょくれつじゅうよんきとう)とは、シリンダー(気筒)が14本直列に並んでいるレシプロエンジン等のシリンダー配置である。直列14気筒エンジンは非常に長いエンジンで、それゆえに大きな船舶への利用に限られる。

唯一知られている直列14気筒エンジンはWärtsilä-Sulzer RTA96-C系列のエンジンである。それはコンテナ船に使われる巨大な2ストロークユニフロー掃気ディーゼルエンジンである。

このモジュラーエンジンの排気量は25,480リットルでピストンの内径は0.965m、行程は2.5mである。エンジン本体の大きさは、全長27.1m、全高13.4m、重量2,300トンである。馬力は108,920馬力(80,080 kW) / 102 rpm、トルクは7,603,749 Nmである。

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