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真境名安興

真境名 安興(まじきな あんこう、同治14年4月15日1875年5月20日) - 1933年昭和8年)12月28日)は、ジャーナリスト歴史学者沖縄学の研究者。伊波普猷東恩納寛惇とともに、戦前の沖縄学における「御三家」と呼ばれる。著書に「沖縄一千年史」など。[1]

概要編集

五大姓の一つ、毛氏池城殿内(元祖・新城親方安基)の支流・毛氏真境名家(系祖・玉城里之子親雲上安暉)の分家13世。父・真境名安布、母・毛氏真牛の次男として首里桃原村(現・桃原町)に生まれる。唐名は毛居易、童名は樽金(タルガネ)。長兄・安宏が真境名本家の養子となったため、安興が父・安布の家督を継いだ。

首里小学校を経て、沖縄県師範学校附属小学校に学び、1891年明治24年)に沖縄県尋常中学校(のちの県立一中、現・沖縄県立首里高等学校)へ進学した。同期には、生涯の学友となる伊波普猷がいた。尋常中学校ストライキ事件のリーダーの一人になり退学処分となるが、後に復学が許されて卒業した。

卒業後は、琉球新報、沖縄毎日新聞、沖縄朝日新聞各社を渡りあるき、記者を務める。1898年(明治31年)、沖縄県首里区書記の職に就き、以後官吏生活に入る。1924年大正13年)、伊波普猷の後を継いで県立沖縄図書館の二代目館長に就任した。

著作に伊波普猷との共著『琉球の五偉人』(1916年)、『沖縄女性史』(1919年)、代表作に『沖縄一千年史』(1923年)などがある。博覧強記を誇り、「沖縄史の百科事典」と呼ばれた。

脚注編集

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  1. ^ 『沖縄大百科事典』下、512頁参照。

著作編集

  • 真境名安興『真境名安興全集』第1~4巻、琉球新報社、1993年。

参考文献編集

  • 『沖縄大百科事典』下 沖縄タイムス社 1983年。

関連項目編集