着衣のマハ』(ちゃくいのマハ、スペイン語: La maja vestida)は、スペイン画家フランシスコ・デ・ゴヤによって描かれた油絵である。マドリードプラド美術館所蔵。『裸のマハ』の直後に描かれている。その真意は、製作依頼者であるマヌエル・デ・ゴドイの19世紀初めの自宅改装の際の『裸のマハ』に関するカモフラージュであると考えられている[1]

『着衣のマハ』
スペイン語: La maja vestida
作者フランシスコ・デ・ゴヤ
製作年1800年-1805年頃
種類キャンバスに油彩
寸法97 cm × 190 cm (38 in × 75 in)
所蔵プラド美術館マドリード

名前の変遷 編集

日本における公開 編集

2011年中に日本でも公開されると、2011年元旦の読売新聞紙上で報道された。

2011年10月22日から、2012年1月29日まで、国立西洋美術館で開かれた、『プラド美術館所蔵ゴヤ光と影』において、40年ぶりに日本で公開された[2]

脚注 編集

  1. ^ ホセ・マヌエル・マティーリヤ、マヌエラ・メナ・マルケス、大高保二郎監修『プラド美術館所蔵 ゴヤ―光と影』読売新聞東京本社、2011年、122頁。
  2. ^ ホセ・マヌエル・マティーリヤ、マヌエラ・メナ・マルケス、大高保二郎監修『プラド美術館所蔵 ゴヤ―光と影』読売新聞東京本社、2011年。

関連項目 編集