座標: 北緯35度56分45.8秒 東経138度28分59.5秒 / 北緯35.946056度 東経138.483194度 / 35.946056; 138.483194

矢出川遺跡(やでがわいせき)、または矢出川遺跡群(やでがわいせきぐん[1])は、長野県南佐久郡南牧村にある旧石器時代遺跡である。1995年(平成7年)2月13日に国の史跡に指定された[2][3]

矢出川遺跡の位置(長野県内)
矢出川遺跡
矢出川遺跡
位置

概要 編集

1953年(昭和48年)に、由井茂也芹沢長介らによって発見され、その後明治大学による発掘調査などが行われた[4]。日本で初めて細石刃が発見され、2000点以上が確認されている。この遺跡では、ナイフ形石器群や細石刃石器群などの石器群が確認されている[4]。781点もの細石刃石核が出土しており、日本にある細石刃遺跡の中では最多の出土数である[4]

脚注 編集

  1. ^ 矢出川遺跡群(長野県埋蔵文化財センター)
  2. ^ 矢出川遺跡(長野県の芸術・文化情報センター 公益財団法人八十二文化財団)
  3. ^ 国指定文化財等データベース”. kunishitei.bunka.go.jp. 2020年10月29日閲覧。 (初版から現在の版まで一部改変あり)
  4. ^ a b c 矢出川遺跡 Yadegawa site - 日本旧石器学会

外部リンク 編集

関連項目 編集