矢地祐介

日本の総合格闘家

矢地 祐介(やち ゆうすけ、1990年5月13日 - )は、日本男性総合格闘家東京都文京区出身。専修大学法学部卒業。フリー。元修斗環太平洋フェザー級王者[注 1]。元PXCフェザー級王者。

矢地 祐介
基本情報
本名 矢地 祐介
通称 RIZINお祭り漢[1]
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1990-05-13) 1990年5月13日(33歳)
出身地 東京都文京区
所属 KRAZY BEE
→フリー
身長 179cm
体重 71.0kg
リーチ 175.5cm
階級 フェザー級
ライト級
バックボーン 総合格闘技
ブラジリアン柔術(茶帯)
テーマ曲 ROCKET DIVE
Dragon Ash
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YouTube
チャンネル
活動期間 2019年1月17日 -
ジャンル エンターテイメント
登録者数 約26.3万人
総再生回数 約8717万回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2023年2月9日時点。
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来歴編集

小、中学生時代は野球をやっていた。中学の野球部を引退した後、キックボクシングの伊原道場[2]に入門するも1、2か月で退会。その後、KILLER BEE(のちのKRAZY BEE)に入門した[3]

2008年全日本アマチュア修斗選手権ライト級(-65 kg)で優勝。

2012年11月11日、修斗環太平洋ライト級王座決定戦で美木航と対戦し、判定勝ちを収め王座獲得に成功した[4]

2013年3月16日、修斗環太平洋ライト級タイトルマッチで挑戦者の星野勇二と対戦し、判定勝ちを収め初防衛に成功した。

2013年10月5日、VTJ 3rdリオン武と対戦し、判定勝ち。

2015年3月13日、PXC 47のフェザー級タイトルマッチで王者のキム・ジャンヨンに挑戦し、スタンドパンチ連打でTKO勝ちを収め、王座獲得に成功した。

2015年12月4日、PXC 50のフェザー級タイトルマッチで挑戦者のアレクサンダー・ヴォルカノフスキーと対戦し、三角絞めで一本負けを喫し王座から陥落した。

RIZIN編集

2016年12月29日、RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2nd ROUNDでマリオ・シスムンドと対戦し、試合開始と同時に打撃のラッシュを浴びせ19秒でKO勝ち[5]

2017年4月16日、RIZIN 2017 in YOKOHAMA -SAKURA-ダロン・クルックシャンクと対戦し、右フックでKO勝ち。

2017年7月30日、RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 1st ROUND -夏の陣-北岡悟と対戦し、スタンドパンチ連打でTKO勝ち。

2017年12月31日、RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 Final ROUND五味隆典と対戦。右フックでダウンを奪われたものの、三角絞めで一本勝ち。

2018年5月6日、RIZIN.10ディエゴ・ヌネスと対戦し、2-1の判定勝ち。

2018年8月12日、RIZIN.12のメインイベントでルイス・グスタボと対戦し、右フックでKO負け。RIZIN初黒星を喫した。

2018年12月31日、RIZIN.14ジョニー・ケースと対戦し、カットによるドクターストップでTKO負け。

2019年7月28日、RIZIN.17朝倉未来と対戦し、3-0の判定負け。3連敗となる。

2019年12月29日、BELLATOR JAPAN上迫博仁と対戦し、3RKO勝ち。連敗を脱する。

2020年8月9日、RIZIN.22ホベルト・サトシ・ソウザと対戦。サトシにタックルに入られた後マウントポジションを奪われ、パウンドを連打されてTKO負けを喫した[6]

2020年9月27日、RIZIN.24大原樹理と対戦。1Rと3Rにパウンドを受け流血するなど劣勢になり、1-2の判定負けを喫した[7]

2021年6月27日、RIZIN.29修斗世界ライト級王者の川名TENCHO雄生と対戦し、3-0の判定勝ちを収めた[8]

2021年9月19日、RIZIN.30DEEPライト級王者の武田光司と対戦し、3-0の判定勝ちを収めた[9]

2021年12月31日、RIZIN.33のRIZINライト級タイトルマッチで王者ホベルト・サトシ・ソウザと再戦するも、2Rに腕ひしぎ三角固めで一本負けを喫し、王座獲得に失敗した[10]

2022年4月16日、RIZIN TRIGGER 3rdルイス・グスタボと約3年8ヶ月振りに再戦するも、2Rに右フックを浴びてダウンした後、パウンドによるTKO負けを喫した[11]

2022年10月23日、RIZIN.39でボイド・アレンと対戦し、終始サイドポジションを維持して相手を押さえ込み続け、3-0の判定勝ちを収めた[12]

2022年12月28日、INOKI BOM-BA-YE × 巌流島 in 両国において、MIXルール(1R:3分間のキックルール、2R:5分間のMMAルール、判定決着無し)で木村ミノルと対戦するも、1Rのキックルール内に左フックによる失神KO負けを喫した[13]

戦績編集

総合格闘技 戦績
37 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
24 6 2 16 0 0 0
13 5 3 4 1
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
ザック・ゼイン 試合前 RIZIN.43 2023年6月24日
ボイド・アレン 5分3R終了 判定3-0 RIZIN.39 2022年10月23日
× ルイス・グスタボ 2R 3:14 TKO(右フック→パウンド) RIZIN TRIGGER 3rd 2022年4月16日
× ホベルト・サトシ・ソウザ 2R 3:30 腕ひしぎ三角固め RIZIN.33
【RIZINライト級タイトルマッチ】
2021年12月31日
武田光司 5分3R終了 判定3-0 RIZIN.30 2021年9月19日
川名TENCHO雄生 5分3R終了 判定3-0 RIZIN.29 2021年6月27日
× 大原樹理 5分3R終了 判定1-2 RIZIN.24 2020年9月27日
× ホベルト・サトシ・ソウザ 1R 1:52 TKO(パウンド) RIZIN.22 - STARTING OVER - 2020年8月9日
上迫博仁 3R 4:33 TKO(サッカーボールキック) BELLATOR JAPAN 2019年12月29日
× 朝倉未来 5分3R終了 判定0-3 RIZIN.17 2019年7月28日
× ジョニー・ケース 2R 4:47 TKO(ドクターストップ:カットでの出血) RIZIN.14 2018年12月31日
× ルイス・グスタボ 2R 2:32 KO(右フック) RIZIN.12 2018年8月12日
ディエゴ・ヌネス 5分3R終了 判定2-1 RIZIN.10 2018年5月6日
五味隆典 1R 2:36 三角絞め RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 Final ROUND 2017年12月31日
北岡悟 2R 4:48 TKO(スタンドパンチ連打) RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 1st ROUND -夏の陣- 2017年7月30日
ダロン・クルックシャンク 1R 5:12 KO(右フック) RIZIN 2017 in YOKOHAMA -SAKURA- 2017年4月16日
マリオ・シスムンド 1R 0:19 KO(左跳び膝蹴り→パウンド) RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2nd ROUND 2016年12月29日
山﨑悠輝 5分3R終了 判定2-1 PANCRASE 280 2016年9月11日
× クレベル・コイケ 3R 0:37 リアネイキッドチョーク PANCRASE 277 2016年4月24日
ロドルフォ・ルビオ 5分3R終了 判定3-0 PANCRASE 275 2016年1月31日
× アレクサンダー・ヴォルカノフスキー 4R 3:43 三角絞め PXC 50
【PXCフェザー級タイトルマッチ】
2015年12月4日
キム・ジャンヨン 3R 1:43 TKO(スタンドパンチ連打) PXC 47
【PXCフェザー級タイトルマッチ】
2015年3月13日
ライアン・マルヴィヒル 5分3R終了 判定3-0 PXC 44 2014年6月28日
カイル・レジェス 5分3R終了 判定3-0 PXC 42 2014年2月28日
リオン武 5分3R終了 判定3-0 VTJ 3rd 2013年10月5日
× トビー・ミセッチ 2R 1:18 KO(左ストレート) PXC 38 2013年8月9日
星野勇二 5分3R終了 判定3-0 修斗 2013年第2戦
【修斗環太平洋ライト級チャンピオンシップ】
2013年3月16日
美木航 5分3R終了 判定3-0 修斗
【修斗環太平洋ライト級チャンピオン決定戦】
2012年11月11日
田村彰敏 5分3R終了 判定3-0 修斗 2012年7月16日
大澤茂樹 5分3R終了 判定3-0 修斗 2012年3月10日
ジャングル伊藤 5分2R終了 判定3-0 修斗 THE ROOKIE TOURNAMENT 2011 FINAL 2011年12月18日
× ガイ・デルモ 5分2R終了 判定0-3 修斗 SHOOTO GIG TOKYO Vol.6 2011年5月18日
× 門脇英基 5分2R終了 判定0-3 修斗 THE ROOKIE TOURNAMENT 10 FINAL 2010年12月18日
キム・ジンヒョン 5分2R終了 判定3-0 修斗 The Way of SHOOTO 05 2010年9月23日
× 戸井田カツヤ 1R 3:45 反則(蹴り上げ) 修斗 The Way of SHOOTO 02 2010年3月22日
ジャックナイフツネオ 2R 2:21 チキンウィングアームロック 修斗 THE ROOKIE TOURNAMENT 09 FINAL
【新人王決定トーナメント ライト級 決勝】
2009年12月13日
小林ミツル 1R 1:21 KO(ハイキック→パウンド) 修斗 REVOLUTIONARY EXCHANGES 2
【新人王決定トーナメント ライト級 準決勝】
2009年9月22日
丸井憲一郎 5分2R終了 判定2-0 修斗 SHOOTING DISCO 8
【新人王決定トーナメント ライト級 1回戦】
2009年4月10日

ミックスルール編集

勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× 木村ミノル 1R 1:06 KO(左フック) INOKI BOM-BA-YE × 巌流島 in 両国 2022年12月28日

獲得タイトル編集

表彰編集

  • 修斗 新人王MVP(2009年)

脚注編集

注釈編集

  1. ^ 当時はライト級(-65 kg)王座

出典編集

  1. ^ “【RIZIN】〝お祭り男〟矢地祐介が主役宣言「ジークンドー」で手応えつかんだ!”. 東スポWEB (東京スポーツ新聞社). (2020年7月30日). https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/200604 2022年10月24日閲覧。 
  2. ^ “矢地祐介を1番知ってるのは俺だ、矢地祐介王決定戦”. YouTube (矢地祐介 Yusuke Yachi). (2022年1月21日). https://www.youtube.com/watch?v=szSqwJ9JpOU&t=330 2022年1月22日閲覧。 
  3. ^ 【PXC38】矢地祐介(01)「中3の時から、プロになるつもりでした」”. MMAPLANET (2013年7月25日). 2014年1月24日閲覧。
  4. ^ 【修斗】矢地が環太平洋王座を獲得!佐々木は元パンクラス王者・井上とドロー”. eFight (2012年11月11日). 2014年3月19日閲覧。
  5. ^ “山本徳郁の弟子、矢地祐介が19秒勝利 RIZIN”. 日刊スポーツ. (2016年12月29日). https://www.nikkansports.com/battle/news/1758473.html 2018年10月13日閲覧。 
  6. ^ 【RIZIN】サトシ・ソウザが覚醒&復活のTKO勝利、矢地祐介はジークンドー発揮ならず”. efight. 2020年8月9日閲覧。
  7. ^ 【RIZIN】大原樹里、流血の激戦で矢地祐介を降す”. efight (2020年9月27日). 2020年9月28日閲覧。
  8. ^ 【RIZIN】白鳥大珠が決勝で皇治を破り優勝! バンタム級GP大阪ラウンドは激闘の金太郎、ボンサイ柔術ヤマニハ、大塚隆史、瀧澤謙太が2回戦進出”. ゴング格闘技 (2021年6月27日). 2021年6月27日閲覧。
  9. ^ 【RIZIN】GP2回戦・朝倉海、井上直樹が激闘の判定勝ち、扇久保が大塚との神経戦を制す、瀧澤が元谷を1R KO! 矢地、堀江、太田が勝利、浜崎が藤野との死闘制す、昇侍がKO勝ち! ぱんちゃんが判定勝ち”. ゴング格闘技 (2021年9月19日). 2021年9月20日閲覧。
  10. ^ RIZIN 33: “Satoshi” Souza Taps Yachi, Ougikubo Wins Bantamweight Grand Prix” (英語). Cageside Press (2021年12月31日). 2022年1月3日閲覧。
  11. ^ 【RIZIN】グスタボが矢地を返り討ちTKO、関根“シュレック”が貴賢神にTKO勝ち、金原が摩嶋をTKO、征矢も復帰戦TKO勝ち、須藤が渡部との接戦制す、江藤が雑賀にTKO勝ち=TRIGGER3rd”. GONG格闘技 (2022年4月16日). 2022年4月17日閲覧。
  12. ^ 【RIZIN】クレベル・コイケが予告通りの三角絞めでフェザー級王者に! スダリオが国際戦でTKO勝ち、矢地が連敗脱出、武田が横綱相撲で一本勝ち、宇佐美が佐々木をTKO、阿部が判定勝ち、梅野が秒殺KOでタイトル新設アピール、中原が初回TKO勝ち=速報中”. ゴング格闘技 (2022年10月23日). 2022年10月23日閲覧。
  13. ^ 【INOKI BOM-BA-YE×巌流島】木村ミノルが矢地祐介を66秒KO! イゴールがマヌーフをヒール葬、ロバトJrが岩﨑大河に1R 一本勝ち、宇佐美メイソンがクラウス越え、ジョシュがシビサイを圧巻TKO、関根が粘るソウクップに転落勝ち、貴賢神は両国で押し出し、龍聖が左ボディ1発KO=速報中”. ゴング格闘技 (2022年12月28日). 2022年12月28日閲覧。
  14. ^ Pacific Xtreme Combat: Featherweight: 136-145 lbs.”. 2021年1月13日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集

空位
前タイトル保持者
土屋大喜
第5代修斗環太平洋フェザー級王者

2013年3月16日 - 2014年11月21日(返上)

空位
次タイトル獲得者
中村好史
前王者
キム・ジャンヨン
第3代PXCフェザー級王者

2015年3月13日 - 2015年12月4日

次王者
アレクサンダー・ヴォルカノフスキー