矢部 嵩(やべ たかし、1986年[1] - )は日本小説家東京都八王子市出身。

経歴・人物

編集

武蔵野大学文学部卒業[2]。大学在学中の2006年に、「紗央里ちゃんの家」で第13回日本ホラー小説大賞長編賞を受賞してデビュー[1]

同人活動として、大学の同期である詩人白鳥央堂と二人誌"clearstory"を、また作家仲間と「サークル薄禍企画」で同人誌を刊行している[3]

作品リスト

編集

単行本

編集
  • 『紗央里ちゃんの家』 (角川書店[4]、2006年10月 / 角川ホラー文庫[5]、 2008年9月)
  • 『保健室登校』 (角川ホラー文庫[6]、2009年12月)
    • クラス旅行
    • 血まみれ運動会
    • 期末試験
    • 平日
    • 殺人合唱コン(練習)
  • 『魔女の子供はやってこない』 (角川ホラー文庫[7]、2013年12月)
  • 『〔少女庭国〕』 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション[8]、2014年3月 / ハヤカワ文庫JA[9]、2019年6月)
  • 『人間のスケッチ』 (同人誌[10]、2015年1月)
    • 殺人少女
    • 全国大会
    • 葉っぱ
    • 復帰
    • スーパー赤い
    • メルヴィル第六先生の
    • ぺらぺらちょ山
    • 教室
    • 愛の食事
    • 腹痛
    • 殺したの
    • 二ゴーの檻
    • グラタンの作り方
    • スローダウン
    • 花屋の娘
    • 健康都市

単行本未収録作品

編集
  • 「中耳炎、絵のない絵本、裏側に落ちて届かない物」 (Twitter[11]、2013年12月)
  • 「教室」 (掌編、『年刊日本SF傑作選 折り紙衛星の伝説』創元SF文庫、2015年6月30日 / 初出は私家版短編集『人間のスケッチ』)
  • 「処方箋受付」 (中編、『早稲田文学』2015年夏号(第10次第11号)に寄稿、2015年5月9日)
  • 「処方箋受付」 (中編、『早稲田文学』2015年秋号(第10次第12号)に寄稿、2015年8月6日)
  • 「アイドルのアップルパイ」 (Twitter[12]、2016年8月)
  • 「美女と竹林」 (『小説宝石』2018年2月号に掲載、2018年1月22日)
  • 「森と飼い主/ブロッコリーのB」「夜明け前の森の練習曲」(同人誌『ひとひら怪談【le bois】 ──森── No.01』、2019年5月)
  • 「〔浅川綾子〕」(『Hayakawa Books & Magazines(β)』早川書房 に掲載、2019年7月19日)
  • 「殺人野球小説」(第一回『ブンゲイファイトクラブ[13]』投稿作、2019年9月)
  • 「同じ話」「シュークリームベイビー!」(同人誌『ひとひら怪談【l'anima】──魂── No.02』、2020年5月)
  • 「造花、日時計、プラスチック時計」(講談社公式サイト『tree[14]』、2020年7月 / 講談社、アンソロジー『Story for you』、2021年3月)
  • 「未来図と蜘蛛の巣」(講談社公式サイト『tree[15]』、2020年11月〜同年12月連載)挿画:zinbei
  • 「Summer Of Katabiragawa 1993」「夜の川」(同人誌『ひとひら怪談【la plage】──水── No.03』、2021年5月)
  • 「カブトムシ」など(PHP研究所、ゆびさき怪談 一四〇字の怖い話』、2021年7月)
  • 「グッバイ」「小林先生のテーマ」(同人誌『ひとひら怪談【la sombra】──影── No.04』、2022年5月)
  • 「登美子の足音」(『Mephisto Readers Club講談社 に掲載、2022年7月18日)
    • 『黒猫を飼い始めた』(講談社、2023年2月22日)収録
  • 「噓コントパンケーキワイヤドテレフォンスーサイドゴーホーム」(『Mephisto Readers Club』講談社 に掲載、2023年2月)
    • 『嘘をついたのは、初めてだった』(講談社、2023年11月)収録
  • 「解体!町子ちゃん」「覆面作家の夢の町」(同人誌『ひとひら怪談【la ville】──町── No.05』、2023年5月)

エッセイなど

編集
  • 「『〔少女庭国〕』刊行記念矢部嵩インタビュウ」(早川書房、『S-Fマガジン』2014年4月号)
  • 「私の好きなホラー漫画ベスト3」(実業之日本社、リレーエッセイ『私の○○ベスト3[16]』2017年6月)
  • 「私の好きな高橋葉介作品」(早川書房、『ミステリマガジン』2022年7月号)

関連書籍

編集

脚注

編集
  1. ^ a b 『紗央里ちゃんの家』著者情報より。
  2. ^ 『年刊日本SF傑作選 折り紙衛星の伝説』大森望著の各篇扉「著者紹介」より。
  3. ^ 織守きょうや澤村伊智最東対地堀井拓馬ゆずはらとしゆき、ササクラ(藍内友紀)、百壁ネロ円山まどか井上竜岩城裕明白井智之などが寄稿している
  4. ^ ISBN 978-4-04-873724-1
  5. ^ ISBN 978-4-04-390101-2
  6. ^ ISBN 978-4-04-390102-9
  7. ^ ISBN 978-4-04-101147-8
  8. ^ ISBN 978-4-15-209445-2
  9. ^ ISBN 978-4-15-031382-1
  10. ^ 収録作はあとがきを除いてカクヨムで全て公開中「人間のスケッチという本を作って第十九回文学フリマで売りました。」”. 2023年11月13日閲覧。
  11. ^ pdf形式で公開された没作品「中耳炎、絵のない絵本、裏側に落ちて届かない物」”. 2023年11月13日閲覧。
  12. ^ pdf形式で公開された作品「アイドルのアップルパイ」”. 2023年11月13日閲覧。
  13. ^ note”. 2023年11月13日閲覧。
  14. ^ tree”. 2023年11月13日閲覧。
  15. ^ tree”. 2023年11月13日閲覧。
  16. ^ 「私の好きなホラー漫画ベスト3」”. 2023年11月13日閲覧。

外部リンク

編集