矢野目信号場

福島県福島市にある東日本旅客鉄道・阿武隈急行の信号場

矢野目信号場(やのめしんごうじょう)は、福島県福島市北矢野目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線および阿武隈急行線信号場である。

矢野目信号場
東京側から盛岡方面を望む(2013年5月)
やのめ
Yanome
地図
所在地 福島県福島市北矢野目
北緯37度47分31.3秒 東経140度28分18.3秒 / 北緯37.792028度 東経140.471750度 / 37.792028; 140.471750座標: 北緯37度47分31.3秒 東経140度28分18.3秒 / 北緯37.792028度 東経140.471750度 / 37.792028; 140.471750
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)・阿武隈急行
電報略号 ヤノ
駅構造 地上(乗降設備なし)
ホーム 3線
開業年月日 1988年昭和63年)7月1日[1]
乗入路線 2 路線
所属路線 東北本線
キロ程 277.4 km(東京起点)
*福島 (4.6 km)
(1.4 km) 東福島
所属路線 阿武隈急行線
キロ程 4.6 km(福島起点)
*福島 (4.6 km)
(0.9 km) 卸町
* 福島 - 矢野目信号場間は重複区間。
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東北本線としては、東福島駅構内の扱いとなっている。正式な信号場ではないが運転上重要な設備であるため、ダイヤグラム(列車運行図表)や運転士が携帯する行路表には信号場と同様に記載されている。東北本線と阿武隈急行線の線路上の分界点でもある。なお、営業上(運賃計算上)の境界は福島駅で、福島駅 - 矢野目信号場間はJR東日本と阿武隈急行の重複区間である。また、阿武隈急行線の列車も福島駅から当信号場まではJR東日本仙台輸送指令の管理の下に運行している。

歴史 編集

年表
備考

阿武隈急行開業前は、現在の矢野目信号場構内区間に、踏切(福島市道19号鎌田笹谷線、通称農免道路)が存在していた。阿武隈急行開業のための矢野目信号場設置に伴い、道路が線路下を潜る形にして踏切を廃止したが、東北本線上り線の高架に跨道橋が残っている。

構造 編集

福島駅より東福島駅方向に約4.6 kmにある信号場。東福島駅方より阿武隈急行線が東北本線に合流し、上下線がそれぞれ分岐してから阿武隈急行線側が単線に収束する。

東北本線上り線は、下り線から分岐した阿武隈急行線の線路の上を乗り越えているため、阿武隈急行線の列車によって支障される事はない。ちなみに、上り線の合流点は下り線の分岐点よりも約300 m福島駅寄りにある。

周辺 編集

隣の施設 編集

東日本旅客鉄道(JR東日本)
東北本線
福島駅 - 矢野目信号場 - 東福島駅
阿武隈急行
阿武隈急行線
福島駅 - 矢野目信号場 - 卸町駅

脚注 編集

  1. ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、472頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 水雲神社”. 八百万の神. INFO UNITE. 2023年9月15日閲覧。

関連項目 編集