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石田 勇治(いしだ ゆうじ、1957年 - )は、日本の歴史学者東京大学大学院総合文化研究科教養学部教授中央大学文学部兼任講師。日本学術会議連携会員(地域研究)。専門はドイツ近現代史、ジェノサイド研究。

経歴編集

京都市出身、東京外国語大学卒業、東京大学大学院社会学研究科(国際関係論)修士課程修了、マールブルク大学(ドイツ)社会科学哲学部博士課程修了(Ph.D.政治学、取得)。

東京大学教養学部専任講師、同助教授を経て、教授。この間、ポツダム現代史研究センター客員研究員、ベルリン工科大学反ユダヤ主義研究所客員研究員、ハレ大学客員教授などを歴任。The Journal of Genocide Research 編集委員。

日本においてホロコースト見直し論(ホロコースト否認論)が問題となった1995年のマルコポーロ事件の際には、『サンデー毎日』の取材に答えてコメントを出している。

弁護士の尾山宏らとともに、日本民主法律家協会より2008年度「法と民主主義」特別賞を受賞している。

著作編集

著書編集

  • 『ヒトラーとナチ・ドイツ』(講談社現代新書, 2015年) 
  • 『20世紀ドイツ史』(シリーズ・ドイツ現代史I)(白水社, 2005年)
  • 『過去の克服 ヒトラー後のドイツ』(白水社, 2002年)
  • Jungkonservative in der Weimarer Republik. Der Ring-Kreis 1928-1933. (Peter Lang Verlag, Frankfurt am Main 1988)

共編著編集

史料集編集

論文編集

  • 「ジェノサイドという悪夢」『人間の安全保障』(東京大学出版会、2008年)
  • 「ジェノサイドと戦争」『岩波講座アジア・太平洋戦争(8) 20世紀の中のアジア・太平洋戦争』(岩波書店、2006年)
  • 「アウシュヴィッツの後、現代史をいかに描くか」(『史友』青山学院大学史学会、38号、2006年)
  • Wie schreibt man Zeitgeschichte nach Auschwitz?(Deutschstudien, 40, 2006)
  • 「『過去の克服』と未来への責任」『砂上の障壁』(日本評論社、2005年)
  • 「比較ジェノサイド研究の射程-20世紀前半の事例から」(『現代史研究』現代史研究会、40号、2004年)
  • Genocide in Namibia, Turkey, Croatia and Germany: Searching for the Common Features and the Historical Connections(Comparative Genocide Studies, 1, 2004)
  • Das Massaker von Nanking und die japanische Öffentlichkeit (Erinnerungskulturen. Deutschland, Italien und Japan seit 1945, Frankfurt am Main 2003)
  • 「ホロコースト 強制移住の果てに」『20世紀の定義(4) 越境と難民の世紀』(岩波書店、2001年)
  • 「現代ドイツの歴史論争」『歴史における「修正主義」』(青木書店、2000年)
  • Der "totale Krieg" und die Verbrechen des japanischen Militärs 1931-1945,(Zeitschrift für Gechichtswissenschaft, 45/5, 1999)
  • 「人種主義・戦争・ホロコースト」『岩波講座世界歴史(24) 解放の光と影』(岩波書店、1998年)
  • 「ゲンシャー外交とドイツ統一」『ヨーロッパ=ドイツへの道』(東京大学出版会、1996年)
  • 「シヴィリアンパワーの政治学」『文明の衝突か、共存か』(東京大学出版会、1995年)
  • 「ヴァイマル共和国の崩壊と保守エリート」『現代史における戦争責任』(青木書店、1990年)

解説編集

訳書編集

インタビュー編集

  • 「ドイツ統一 10年を振り返る」(『歴史地理教育』、629号、2001年)
  • 「過去の克服と東アジア共同体」(『法と民主主義』、391号、2004年)
  • 「歴史学者に訊く ドイツの戦後補償」(『SIGHT』ロッキング・オン・ジャパン、25号、2005年)