メインメニューを開く

社会主義市場経済(しゃかいしゅぎしじょうけいざい、socialist market economy)とは、中華人民共和国が導入した経済体制である。市場経済を通じて社会主義を実現すると規定された、経済の活性化を図るという体制を指す。

目次

概要編集

六四天安門事件などにより中国共産党の改革派指導者が失脚し、国際社会からの風当たりも強くなる中で、1992年に、当時の最高指導者であった鄧小平が、改革開放路線を押し進めるために深圳などの都市を巡り、声明を発表した(「南巡講話」)。この中で、彼は社会主義の体制下でも市場経済を導入し、経済発展を進めることが可能であるとした。

彼の提唱した方針は、社会主義市場経済として、同年秋の第14回中国共産党党大会に報告された後、1993年に中華人民共和国憲法を改憲した際に盛り込まれ、中国の経済政策における基本方針と位置づけられた。

国進民退に代表される社会主義的とも資本主義的とも評されている混合経済的な政策は現在に至るまで続いている。

類似例編集

ドイモイ後のベトナム社会主義共和国も類似した体制をとっており、ベトナムは社会主義志向の市場経済英語版と呼んでいる[1]

脚注編集

[ヘルプ]
  1. ^ Socialist-oriented market economy: concept and development”. Embassy of the Socialist Republic of Vietnam. 2013年3月20日閲覧。

関連用語編集