神は我らと共に
プロイセン王家ホーエンツォレルン家の標語
神は我らと共に(かみはわれらとともに、ドイツ語: Gott mit uns)は、プロイセン王家ホーエンツォレルン家の標語。プロイセン軍の紋章、後にドイツ軍の紋章の一部になった。
スウェーデン王グスタフ2世アドルフの定めた3つの公式な標語の一つでもある。これはプロイセン王、選帝侯やドイツ皇帝に先行して定められた物であるが、スウェーデン以外の地域でもよく使用された。三十年戦争の鬨の声としても使われた。
第二次世界大戦中、国防軍の兵士達はこの標語が書かれた留め金のあるベルトを身に着けた。これに対して武装親衛隊の隊員は親衛隊のモットーである忠誠こそ我が名誉(Meine Ehre heißt Treue)という標語が書かれたベルトを着用していた。
なお、古代ローマ帝国や東ローマ帝国では同義のNobiscum Deus(ラテン語、神は我らと共に)という鬨の声が用いられていた。
ギャラリー編集
参考文献編集
- Haldon, John; (1999). Warfare, State and Society in the Byzantine World. en:Taylor & Francis.
- Armbrüster, Thomas (2005). Management and Organization in Germany. Ashgate Publishing.