福井県農業協同組合

日本の福井県福井市にある農業協同組合

福井県農業協同組合(ふくいけんのうぎょうきょうどうくみあい)は、福井県福井市に本店を置く農業協同組合(JA)である。通称JA福井県

福井県農業協同組合
Fukuiken Nogyo Kaikan.jpg
本店がある福井県農業会館
統一金融機関コード 6785
SWIFTコード なし
法人番号 7210005000117 ウィキデータを編集
代表理事組合長 冨田 勇一[1][2]
設立日 1996年4月1日(前身のJA福井市の設立)
2020年4月1日(JA福井県の設立)[3]
出資金 174億4,724万円
(2022年3月31日現在)
貯金残高 174億4,724万円
(2022年3月31日現在)
貸出金残高 1,382億1,847万円
(2022年3月31日現在)
職員数 2,121人
(2022年3月31日現在)
組合員数 10万3,500人
(2022年3月31日現在)
本店
所在地 910-0005
福井県福井市大手3-2-18
福井県農業会館 5階
外部リンク https://www.ja-fukuiken.or.jp/
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概要編集

2020年4月1日に、福井県内にある10のJAが合併して発足した[3][4][5]北陸農政局管内では初めてとなる県域単位での合併となった。当初、構想段階では県内すべてのJAが合併して発足する予定であったが[6][7]2019年5月越前たけふ農業協同組合(JA越前たけふ)の臨時理事会において合併からの離脱を決定[3][5][8]。そのため、新たに発足したJA福井県の管轄地域は、JA越前たけふの区域を除いた地域となった。

組織手続き上は旧福井市農業協同組合を存続法人として他組合を吸収合併した[9][10]。発足時の組合員数は約10万3千人[3]、職員数は約2300人となった(いずれも2019年12月31日時点)[11]

JA福井県の体制は、発足時から県内を7つの地区に分けて各地区に基幹支店を置いていたが[3][5]、2023年4月1日付の機構改革で県内7地区にある基幹支店を廃止し、支店を本店直下とする事業本部制に移行することになった[12]

合併に参加したJA編集

福井地区
坂井地区
奥越地区
丹南地区
丹生地区
敦賀美方地区
若狭地区

事業所編集

事業所あるいは店舗の詳細は、公式サイトの支店・事業所一覧を参照。

主な事業所編集

基幹支店
  • 福井[1]:福井市渕4丁目606
  • 坂井:坂井市坂井町上新庄第42号19
  • 奥越:大野市中挾1丁目1301
  • 丹南:鯖江市上河端町第18号6
  • 丹生:丹生郡越前町東内郡1丁目127
  • 敦賀美方:敦賀市三島町2丁目11-1
  • 若狭:小浜市遠敷第8号8-1

店舗編集

農産物直売所
  • 福井地区:喜ね舎(きねや) 愛菜館[13]・もぎたて館(いずれも福井市)、永平寺四季食彩 れんげの里(坂井市丸岡町、福井市大和田ラブリーパートナー・エルパ
  • 坂井地区:ファーマーズマーケット「きららの丘」(あわら市)、農産物直売所「ゆりいち」(坂井市春江町)
  • 奥越地区:なし
  • 丹南地区:なし
  • 丹生地区:丹生膳野菜(福井市)
  • 敦賀美方地区:ファーマーズマーケット旬ときめき広場(敦賀市)
  • 若狭地区:若狭ふれあい市場(小浜市に2店、若狭町に1店)
  • 福井県外:若狭ふれあい市場(大阪府茨木市[14][15]
スーパーマーケット

嶺南Aコープ3店舗は、旧JAが運営していたものをJA福井県が継承している。また、JA福井県はCGCグループに加盟していた若狭農業協同組合から加盟企業としても継承している[16]

その他

各JAが運営していたJA-SS旅行代理店斎場なども継承している。

歴代組合長編集

脚注編集

  1. ^ a b c d “JA福井県新組合長「在り方見直す」 冨田勇一氏が記者会見で抱負”. 福井新聞ONLINE. (2020年7月6日). オリジナルの2020年8月11日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200811010408/https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1117995 2022年2月7日閲覧。 
  2. ^ a b “JA福井県五連の会長に冨田氏「所得拡大へ改革」”. 日本経済新聞. (2020年8月3日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62224230T00C20A8LB0000/ 2021年4月11日閲覧。 
  3. ^ a b c d e f “JA福井県が発足、10のJA合併で 田波俊明氏が初代組合長”. 福井新聞ONLINE. (2020年4月2日). オリジナルの2021年3月13日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210313081145/https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1060396 2021年4月11日閲覧。 
  4. ^ JA福井県合併予備契約調印式”. 福井県農林水産部流通販売課 (2019年6月27日). 2020年5月5日閲覧。
  5. ^ a b c “令和2年4月に「JA福井県」発足へ”. 日本農民新聞. (2019年7月31日). https://agripress.co.jp/archives/2372 2020年5月5日閲覧。 
  6. ^ 県下1JA合併基本構想(骨子)” (PDF). 福井県JAグループ. 2020年5月5日閲覧。
  7. ^ “福井県内12のJA合併で単一に 平成32年、県中央会が発表”. 産経ニュース. (2017年11月2日). https://www.sankei.com/article/20171102-APC32IYN4NKUBC7GERTEIKH45I/ 2022年2月7日閲覧。 
  8. ^ “福井)JA合併構想が頓挫 JA越前たけふが離脱を決定”. 朝日新聞デジタル. (2019年5月11日). オリジナルの2020年1月16日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200116104628/https://www.asahi.com/articles/ASM5B3CFBM5BPGJB006.html 2021年4月11日閲覧。 
  9. ^ 4月1日現在の総合JA数584に JA合併関連情報 JA全中|ニュース|JAの活動|JAcom 農業協同組合新聞
  10. ^ 福井県農業協同組合の情報|国税庁法人番号公表サイト
  11. ^ JA福井県 組合概要
  12. ^ JA福井県が基幹支店を廃止し事業本部制に移行 4月機構改革に向け人事異動(福井新聞、2023年3月1日)
  13. ^ “「鷹巣梅」再興へランチでPR 福井市「喜ね舎愛菜館」で11月5日から提供”. 北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ(福井新聞). (2020年11月5日). https://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000025658 2022年2月7日閲覧。 
  14. ^ ふくふるNo.001” (PDF). 福井県農業協同組合 (2020年4月15日). 2020年8月31日閲覧。
  15. ^ “JA若狭が大阪府茨木市にアンテナショップをオープンします” (プレスリリース), 福井県嶺南振興局農業経営支援部, (2020年3月25日), http://www2.pref.fukui.jp/press/view.php?cod=8X3616158496351101 2020年8月31日閲覧。 
  16. ^ 全国の加盟企業 北陸・甲信越 - シジシージャパン

関連項目編集

外部リンク編集