福島市

日本の福島県の市、福島県庁所在地
福島市議会議員から転送)

福島市(ふくしまし)は、福島県中通りの北部に位置する。福島県の県庁所在地であり、中核市保健所政令市中枢中核都市に指定されている。1907年明治40年)市制施行。

ふくしまし ウィキデータを編集
福島市
福島市旗 福島市章
福島市旗 福島市章
日本の旗 日本
地方 東北地方
都道府県 福島県
市町村コード 07201-0
法人番号 1000020072010 ウィキデータを編集
面積 767.72km2
総人口 273,927[編集]
推計人口、2024年3月1日)
人口密度 357人/km2
隣接自治体 二本松市伊達市伊達郡桑折町川俣町耶麻郡猪苗代町
山形県米沢市東置賜郡高畠町
宮城県白石市刈田郡七ヶ宿町
市の木 ケヤキ
市の花 モモ
市の鳥 シジュウカラ
福島市役所
市長 木幡浩
所在地 960-8601
福島県福島市五老内町3番1号
北緯37度45分39秒 東経140度28分29秒 / 北緯37.76081度 東経140.47472度 / 37.76081; 140.47472座標: 北緯37度45分39秒 東経140度28分29秒 / 北緯37.76081度 東経140.47472度 / 37.76081; 140.47472
福島市役所
地図
市庁舎位置
外部リンク 公式ウェブサイト

福島市位置図

― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト

概要 編集

 
福島の名前の由来となった信夫山
 
信夫山から見た福島市中心部
 
福島市街空撮

江戸時代以前より、福島城(杉妻城、大仏城)の城下町として町並みを形成。福島藩時代には幕府直轄領本多家徳川四天王本多忠勝の一族)、堀田家老中を多く輩出した家)と藩主が変わり、江戸中期になると徳川将軍家との関係が深い重昌流板倉家が治めることになる。現在の福島県内で福島藩会津藩(現在の会津若松市)に次ぐ石高を有した[1]

明治以降の福島は蚕種生糸織物の集散地として栄え、日本銀行の支店を函館に続き東日本で2番目に開設(全国7番目[2])し、福島競馬場の誘致にも成功し、現在に続く福島市の経済を支えている。県庁所在地である一方で、人口は郡山市いわき市に次ぐ県内第3位である。1990年代には東北新幹線山形新幹線が分岐することになる福島駅2020年代には東北自動車道東北中央自動車道が交わる、交通の要所としての基盤が出来上がった。

第一次産業の面では福島県内第1位の農業産出額であり、特に全国有数の収穫量を誇るをはじめ、市町村別日本一の生産数を誇るなど果樹の栽培が盛んであることから「果物王国」の異名を持つ[3]

観光の面ではの名所が点在し、個性ある温泉街を複数抱えている土地でもあり、更に東北地方唯一のJRA福島競馬場が立地し競馬の街としての顔を持つ。日本一の大きいわらじを担ぐ祭事の信夫三山暁まいりわらじまつり)が有名である。

山の名所としては、国立公園にも指定を受けている浄土平から福島のシンボルともいえる吾妻小富士お鉢巡り。市街地からほど近くで福島盆地を見渡せる信夫山。そして花見の名所でもあり「福島に桃源郷あり」とも唄われる花見山公園が挙げられる。

福島市内に代表的な温泉街が3か所あり、ヤマトタケルが残る古い歴史を有する古湯である飯坂温泉。全国有数の高濃度硫黄泉で知られる高湯温泉。福島市を代表する伝統工芸品こけし発祥地として有名な土湯温泉がある。

令和初期の時点で福島市で唯一の名誉市民であり、昭和時代に数多くの行進曲応援歌校歌を手掛けた作曲家である古関裕而の出身地としても知られている。

地名の由来 編集

古代には、福島市地域の代表的な地名は岑越(みねこし)と呼ばれており、現在の信夫山も岑越山と呼ばれていた。奈良時代律令制では各道に官僚を乗り継ぐためのが設置されたが、東山道の福島周辺の駅名は、南から安達(現在の本宮市)→湯日(ゆい:現在の二本松市油井)→岑越→伊達(現在の伊達郡桑折町)→篤借(あつかし:現在の宮城県白石市)、となっている。ただし、岑越は松川(当時の流路は信夫山の南側)以北摺上川以南であり、松川以南は当時でも杉妻(すぎのめ)であったため、駅があったのは現在の福島県庁エリアより北寄りの北五老内近辺であったと思われる。その後、杉妻大仏の建立、中世になって杉妻城(大仏城、後の福島城)や大森城の築城があり、次第に政治的な中心であり地域を代表する地名は岑越から杉妻に移ったと考えられる。

現在の福島という地名に関しては、安土桃山時代に信夫郡・伊達郡が蒲生氏郷支配になったとき、蒲生氏郷または蒲生氏郷の下で福島城主とされた木村吉清が、それまでの杉妻を縁起の良さそうな福島と改名したという説が有力である。なお、この時代、豊臣政権による大幅な改易が相次ぎ、現在の福島県とその近隣(宮城県南部、山形県南部)では各地で地名が変えられ、現在に残る地名になった。

地理 編集

 
福島市中心市街空撮
 
福島市中心部周辺の空中写真。1975年撮影の18枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

位置 編集

福島市は福島県の北東部に位置し、猪苗代湖から北東へ約50kmに位置している。東京から北へ約260kmの距離である。西側の奥羽山脈と東側の阿武隈高地に挟まれた福島盆地の南西部分とその周辺の山岳・丘陵地域が主な市域である。市内からは西に吾妻連峰を、南西に安達太良山を仰ぐ。福島県内陸では最も標高が低い位置にある。

市域は旧信夫郡全域と周辺の旧伊達郡、旧安達郡の一部を加えた範囲に及び、福島盆地の南西側とその外周山岳部を占める。

北流する阿武隈川を中心に福島盆地を形成している。奥羽山脈を源とする摺上川、松川、荒川などがそれぞれ市西部に扇状地をつくりながら東流し阿武隈川に注ぐ。かつてその扇状地は畑として利用されたが、現在では果樹園に転用されている。盆地の南東部に残丘(モナドノック)である信夫山が構えている。奥羽山脈側には栗子峠土湯峠板谷峠のような交通難所が存在する。

市内最高地点は東吾妻山で標高1,974m、市内最低地点は向瀬上で標高約55mである。

福島県庁
東経:140度28分11秒、北緯:37度44分52秒、標高:67.88メートル
福島市役所
東経:140度28分26秒、北緯:37度45分39秒、標高:65.68メートル

地形 編集

山岳 編集

河川 編集

 
阿武隈川河畔に福島県庁福島市役所福島競馬場などが位置する。

※ 福島市の荒川は「水質が最も良好な河川」に認定されており、11年連続で全国1位の水質を誇っている。(国土交通省2020年水質調査結果より)

湖沼 編集

気候 編集

福島市
雨温図説明
123456789101112
 
 
56
 
6
-2
 
 
41
 
7
-1
 
 
76
 
11
1
 
 
82
 
18
6
 
 
89
 
23
12
 
 
121
 
26
17
 
 
178
 
29
21
 
 
151
 
31
22
 
 
168
 
26
18
 
 
139
 
21
12
 
 
58
 
15
5
 
 
49
 
9
1
気温(°C
総降水量(mm)
出典:気象庁
インペリアル換算
123456789101112
 
 
2.2
 
42
29
 
 
1.6
 
45
30
 
 
3
 
52
34
 
 
3.2
 
64
44
 
 
3.5
 
74
54
 
 
4.8
 
79
62
 
 
7
 
84
69
 
 
6
 
87
71
 
 
6.6
 
79
64
 
 
5.5
 
69
53
 
 
2.3
 
58
41
 
 
1.9
 
47
33
気温(°F
総降水量(in)

福島市は日本海側と太平洋側の中間の気候であり、夏と冬で気温差の激しい盆地特有の内陸性気候の特徴を示している。

  • 夏季

太平洋の高気圧に覆われて夏型の気圧配置になると、福島盆地では風の弱い晴天となり、山岳からのフェーン現象も相成って猛暑日を記録するなどその日の日本最高を記録することもある。

福島の最高気温(極値)は、1942年8月15日、2023年8月5日の39.1℃となっている。

太平洋高気圧が衰退し、南から暖湿気流が流れ込むと雷雨が発生する事もあるが、宇都宮市など北関東に比べると少ない。

一方、オホーツク海高気圧が張り出した場合、北東の湿った冷気により低温となり、霧雨が降り続けて日射不足が続く事もある。

  • 冬季

吾妻おろしと呼ばれる北西の季節風が吹き市街地では晴天ながら、にわか雪が舞う様な天気が多くなる。 冬型の気圧配置が強まると、北西の米沢市栗子峠から雪雲がストレートに流れ込み、市中心部で10〜30cm程度の積雪をもたらす。

福島市中心部は、中通り平野部としては標高が低い事と曇天、強風が多いため放射冷却がそれほど強くはなく、郡山市白河市に比べ気温は高めであるが、降雪に関しては、中通りとしては郡山や白河より多い地域である。

特に東北自動車道より西側にあたる北部や西部では中心部との積雪差が大きく、北部の飯坂町茂庭で年降雪量平均値は353cmとなっており、白河中心部より標高は低いが、地形の影響で降雪は約4倍の値が記録される。

 
福島駅東口に設置されている気温計(2023年7月30日)

このため南部を除く福島市の大部分が国土交通省の定める豪雪地帯に指定されているが、市中心部の積雪は30cm積もれば大雪で、それほど多くはない。

  • 年降雪量平年値(気象庁)
    • 飯坂町茂庭 353cm
    • 福島 122cm
    • 白河 90cm
  • 1月の降水量(気象庁)
    • 飯坂町茂庭 92.5mm
    • 福島 56.2mm
    • 郡山 40.9mm
    • 白河 44.1mm
  • 桜前線

福島市中心部の標高は67mであり、二本松、郡山、白河に比べて低いため、桜前線は中通り平野部に於いては北から南下すると言われている。 しかし実際には、福島市は扇状地であるため、郊外に行くに連れて標高が高くなり、郊外の平野部で標高200mの地域もあり、さらには高山地帯では標高1,700mに至るため、同じ市内でも桜前線は複雑であり、花見などは福島市内だけで低地から高地まで1か月以上楽しむことができる。

極値(福島地方気象台観測)
要素 観測値 観測年月日 備考
最高気温 39.1℃ 1942年昭和17年)8月15日

2023年令和5年)8月5日

最低気温 -18.5℃ 1891年明治24年)2月4日
最大風速 22.9m/s 1959年昭和34年)4月10日
最大瞬間風速 32.2m/s 1979年昭和54年)3月31日
最大24時間降水量 260.5mm 1986年昭和61年)8月5日 8.5水害
最深積雪 80cm 1936年昭和11年)2月9日
福島地方気象台(福島市松木町)
東経140度28.2分、北緯37度45.5分、標高67メートル
福島市松木町(福島地方気象台、標高67m)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 18.1
(64.6)
21.4
(70.5)
25.2
(77.4)
32.2
(90)
35.4
(95.7)
36.7
(98.1)
39.0
(102.2)
39.1
(102.4)
37.3
(99.1)
30.3
(86.5)
26.1
(79)
22.4
(72.3)
39.1
(102.4)
平均最高気温 °C°F 5.8
(42.4)
7.1
(44.8)
11.2
(52.2)
17.7
(63.9)
23.1
(73.6)
25.9
(78.6)
29.1
(84.4)
30.5
(86.9)
26.2
(79.2)
20.5
(68.9)
14.5
(58.1)
8.6
(47.5)
18.3
(64.9)
日平均気温 °C°F 1.9
(35.4)
2.5
(36.5)
5.9
(42.6)
11.7
(53.1)
17.2
(63)
20.7
(69.3)
24.3
(75.7)
25.5
(77.9)
21.6
(70.9)
15.6
(60.1)
9.5
(49.1)
4.3
(39.7)
13.4
(56.1)
平均最低気温 °C°F −1.5
(29.3)
−1.2
(29.8)
1.3
(34.3)
6.4
(43.5)
12.1
(53.8)
16.6
(61.9)
20.8
(69.4)
21.9
(71.4)
18.0
(64.4)
11.7
(53.1)
5.2
(41.4)
0.7
(33.3)
9.3
(48.7)
最低気温記録 °C°F −15.0
(5)
−18.5
(−1.3)
−12.9
(8.8)
−5.5
(22.1)
−1.2
(29.8)
3.8
(38.8)
9.1
(48.4)
9.8
(49.6)
4.8
(40.6)
−1.7
(28.9)
−6.6
(20.1)
−13.5
(7.7)
−18.5
(−1.3)
降水量 mm (inch) 56.2
(2.213)
41.1
(1.618)
75.7
(2.98)
81.8
(3.22)
88.5
(3.484)
121.2
(4.772)
177.7
(6.996)
151.3
(5.957)
167.6
(6.598)
138.7
(5.461)
58.4
(2.299)
48.9
(1.925)
1,207
(47.52)
降雪量 cm (inch) 49
(19.3)
34
(13.4)
14
(5.5)
1
(0.4)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
1
(0.4)
24
(9.4)
122
(48)
平均降水日数 (≥0.5 mm) 10.6 8.6 9.2 8.2 9.7 11.9 15.2 12.4 12.0 9.7 7.7 10.8 126.0
平均降雪日数 25.4 21.3 15.9 2.8 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 3.3 18.3 87.0
湿度 68 65 61 58 63 72 77 76 76 73 70 70 69
平均月間日照時間 132.2 144.8 175.1 189.7 193.2 141.4 125.2 148.7 122.9 133.7 128.3 118.7 1,753.8
出典:気象庁 (平均値:1991年-2020年、極値:1889年-現在)[4][5]


茂庭観測所(福島市飯坂町茂庭字滑滝道)
東経140度26.2分、北緯37度53.5分、標高200メートル
茂庭(1992年 - 2020年)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 13.9
(57)
18.4
(65.1)
22.1
(71.8)
29.8
(85.6)
33.6
(92.5)
34.0
(93.2)
36.2
(97.2)
36.3
(97.3)
34.1
(93.4)
28.2
(82.8)
24.8
(76.6)
18.3
(64.9)
36.3
(97.3)
平均最高気温 °C°F 3.6
(38.5)
4.7
(40.5)
8.7
(47.7)
15.4
(59.7)
21.2
(70.2)
24.0
(75.2)
27.2
(81)
28.6
(83.5)
24.4
(75.9)
18.7
(65.7)
12.8
(55)
6.6
(43.9)
16.3
(61.3)
日平均気温 °C°F 0.0
(32)
0.5
(32.9)
3.4
(38.1)
9.2
(48.6)
14.7
(58.5)
18.5
(65.3)
22.2
(72)
23.2
(73.8)
19.3
(66.7)
13.2
(55.8)
7.3
(45.1)
2.3
(36.1)
11.2
(52.2)
平均最低気温 °C°F −3.4
(25.9)
−3.4
(25.9)
−1.2
(29.8)
3.3
(37.9)
8.6
(47.5)
13.7
(56.7)
18.3
(64.9)
19.3
(66.7)
15.4
(59.7)
8.7
(47.7)
2.6
(36.7)
−1.4
(29.5)
6.7
(44.1)
最低気温記録 °C°F −12.5
(9.5)
−11.8
(10.8)
−8.6
(16.5)
−3.7
(25.3)
0.3
(32.5)
4.1
(39.4)
10.3
(50.5)
11.7
(53.1)
4.9
(40.8)
−0.5
(31.1)
−4.6
(23.7)
−8.9
(16)
−12.5
(9.5)
降水量 mm (inch) 92.5
(3.642)
60.5
(2.382)
83.0
(3.268)
88.7
(3.492)
90.6
(3.567)
120.4
(4.74)
182.4
(7.181)
165.1
(6.5)
162.1
(6.382)
124.2
(4.89)
82.3
(3.24)
97.3
(3.831)
1,350.4
(53.165)
降雪量 cm (inch) 140
(55.1)
103
(40.6)
40
(15.7)
4
(1.6)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
2
(0.8)
70
(27.6)
353
(139)
平均降水日数 (≥1.0 mm) 15.0 11.7 12.4 10.0 9.7 11.7 14.2 12.1 11.8 10.1 11.8 15.0 145.8
平均降雪日数 (≥5 cm) 9.5 7.0 2.7 0.2 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.1 4.4 23.8
平均月間日照時間 93.6 112.9 160.3 182.0 195.3 150.4 134.9 154.4 121.6 130.3 113.5 94.0 1,645.1
出典1:気象庁
出典2:年ごとの値
鷲倉観測所(福島市土湯温泉町字鷲倉山国有林)
東経140度15.6分、北緯37度40.1分、標高1220メートル
鷲倉(1991年 - 2020年)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 7.4
(45.3)
11.8
(53.2)
13.3
(55.9)
20.6
(69.1)
27.2
(81)
27.6
(81.7)
29.0
(84.2)
29.4
(84.9)
26.8
(80.2)
24.6
(76.3)
18.2
(64.8)
15.3
(59.5)
29.4
(84.9)
平均最高気温 °C°F −3.8
(25.2)
−2.9
(26.8)
0.8
(33.4)
7.4
(45.3)
14.1
(57.4)
17.3
(63.1)
20.6
(69.1)
21.8
(71.2)
17.6
(63.7)
11.9
(53.4)
5.7
(42.3)
−0.7
(30.7)
9.1
(48.4)
日平均気温 °C°F −6.2
(20.8)
−5.8
(21.6)
−2.5
(27.5)
3.5
(38.3)
9.7
(49.5)
13.6
(56.5)
17.5
(63.5)
18.5
(65.3)
14.4
(57.9)
8.5
(47.3)
2.6
(36.7)
−3.2
(26.2)
5.9
(42.6)
平均最低気温 °C°F −8.7
(16.3)
−8.7
(16.3)
−5.8
(21.6)
−0.2
(31.6)
6.0
(42.8)
10.8
(51.4)
15.1
(59.2)
16.0
(60.8)
11.9
(53.4)
5.7
(42.3)
−0.2
(31.6)
−5.7
(21.7)
3.0
(37.4)
最低気温記録 °C°F −16.4
(2.5)
−16.3
(2.7)
−14.0
(6.8)
−10.7
(12.7)
−3.4
(25.9)
1.6
(34.9)
5.8
(42.4)
8.5
(47.3)
0.4
(32.7)
−3.9
(25)
−10.3
(13.5)
−14.6
(5.7)
−16.4
(2.5)
降水量 mm (inch) 111.8
(4.402)
70.2
(2.764)
115.1
(4.531)
145.7
(5.736)
165.8
(6.528)
239.4
(9.425)
318.7
(12.547)
309.1
(12.169)
297.6
(11.717)
246.5
(9.705)
124.7
(4.909)
133.5
(5.256)
2,227.8
(87.709)
平均降水日数 (≥1.0 mm) 17.6 14.1 14.7 12.5 12.9 14.2 17.3 14.8 15.5 13.9 14.9 18.9 181.3
平均月間日照時間 38.8 60.6 108.3 156.9 178.8 125.3 106.0 139.3 106.9 110.7 86.4 48.8 1,260.7
出典1:気象庁
出典2:年ごとの値

地域 編集

主に17の地域に区分され本庁直轄の中央地域を除き、1地域につき管轄の支所が1か所置かれている。 福島市の町名及び大字数は158[6]

  • 住居表示は中央地域と蓬萊地域に限って実施されている[7]
  • 福島市で「大字」が表記された地名は現存せず、全て「大字」は省略されている。

地名 編集

町・字一覧

人口 編集

 
福島市と全国の年齢別人口分布(2005年) 福島市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 福島市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

福島市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

隣接自治体 編集

福島県
山形県
宮城県


歴史 編集

沿革 編集

前史 編集

福島盆地は20万年前の更新世中ごろに現在まで断続的に続く南部の沈降運動により誕生した堆積盆地である。

現在の福島市域の人類の足跡としては、約3万年前に作られたと考えられている打製石器が平林遺跡から発掘されているほか、市内各地から石器が出土している。学壇群遺跡からは特に多く出土しており、打製石器の制作場所と考えられている。

福島市内で出土した縄文土器として最古のものは、南諏訪原遺跡から出土した微隆起線文土器と仙台内前遺跡の爪形文土器であり、ともに1万2,000年から1万年前のものとされている。縄文後期の宮畑遺跡からは計画的なムラの跡が確認されており、食や狩猟の様子も窺い知ることができる。

福島市内では、弥生時代の遺跡である勝口前畑遺跡や台畑遺跡から水田跡が発見されており、市内の広域において稲作が行われていたことが確認されている。勝口前畑遺跡から朝鮮半島で製造された勾玉が出土しており、広域な交流が行われていたようである。円墳「月ノ輪山1号墳」から出土した頭椎大刀から6世紀終わりごろから7世紀初頭には大和朝廷の支配下にあったと考えられており、7世紀初めごろには大和朝廷支配下に特徴的な前方後円墳が阿武隈川沿いにまとまって造られている。

古代 編集

  • 718年養老2年)後、大和朝廷の勢力圏の拡大とともに陸奥国も北進して現在の宮城県域まで拡大したため、一時的に現在の福島県の地域は新陸奥国(ほぼ現在の宮城県)と分離して石城(いわき)国(ほぼ現在の福島県浜通)と石背(いわせ)国(ほぼ現在の福島県中通りと会津)に分割した。
  • 724年神亀元年)までに分割した新陸奥国だけでは、蝦夷防備を担うだけの経済力に不足していたため、再び石城国、石背国と合併して元の陸奥国にもどされた。
  • 律令制で道国郡制が整備されたとき、当初は現在の福島市とほぼ同じ地域と伊達郡・伊達市の地域を合わせて信夫郡(しのぶぐん)だった(古代には信夫は忍とも表記された)。しかし、10世紀前半に信夫郡から、伊達郡を分割した。当時、律令制の租庸調の課税を整備する必要性から、各郡の人口をほぼ均一にするために、朝廷が郡の分割や住民の強制移動を全国的に行った。特に朝廷から見れば開拓地であった陸奥国では、こうした再編成が盛んだった。この分割では、旧信夫郡のうち、小倉郷、安岐(安芸)郷、岑越(みねこし)郷、曰理(わたり)郷は新信夫郡となり、伊達郷と靜戸(しずりべ)郷と鍬山郷の3郷が新しく伊達郡となった。
    • 小倉郷とは、大森川の南で阿武隈川の西の地域 - 現在の大森、平田、松川、水原、荒井、土湯、金沢、関谷、浅川、下川崎など。
    • 安岐(安芸)郷とは、松川(現在の祓川流路)と阿武隈川と大森川に囲まれた地域で、現在の福島、曾根田腰浜(こしはま)、五十辺(いがらべ)、小山荒井、杉妻(すぎのめ)、吉井田、庭坂、庭塚、野田、水原、佐倉など。
    • 岑越(みねこし)郷とは、松川(現在の祓川流路)と阿武隈川、摺上川に囲まれた地域で、現在の清水、鎌田、瀬上(せのうえ)、余目(あまるめ)、大笹生、笹谷、飯坂、中野など。
    • 曰理(わたり)郷とは、阿武隈川東岸地域で、現在の渡利、小倉寺、岡島、岡部、山口、大波、下小国、上小国など。
      • なお、現在の信夫山を当時は岑越山と呼び、その山麓地域である宿場(現在の福島市の縁起)の地名も岑越であった。
平安時代
  • 平安時代初期 - このころ、大蔵寺の木造千手観世音菩薩立像が造られたといわれている。
  • 平安時代後期 - 東北地方のほぼ全域が奥州藤原氏の勢力圏となった。

中世 編集

近世(江戸時代) 編集

近代(戦前) 編集

現代(戦後) 編集

現代(2000年代) 編集

事件 編集

画像一覧 編集

行政 編集

市長 編集

  • 市長:木幡浩(1期目)
  • 任期:2017年12月8日 -
歴代市長

(+印は在職中死去)

氏名 就任年月日 退任年月日
二宮哲三 1907年(明治40年)7月16日 1925年(大正14年)8月9日
2 小杉善助 1925年(大正14年)9月11日 1929年(昭和4年)3月
3 佐藤沢 1929年(昭和4年)3月 1945年(昭和20年)3月13日
4 釘本衛雄 1945年(昭和20年)4月21日 1947年(昭和22年)2月2日
5 佐藤元治 1947年(昭和22年)4月6日 1955年(昭和30年)4月
6 林谷主計 1955年(昭和30年)4月 1959年(昭和34年)4月
7 佐藤実 1959年(昭和34年)5月1日 1971年(昭和46年)4月
8 佐藤達也 1971年(昭和46年)5月1日 1979年(昭和54年)4月30日
9 河原田穣 1979年(昭和54年)5月1日 1985年(昭和60年)10月27日+
職務代理者 小野章[注 2] 1985年(昭和60年)10月27日 1985年(昭和60年)12月9日
10 吉田修一 1985年(昭和60年)12月9日 2001年(平成13年)12月7日
11 瀬戸孝則 2001年(平成13年)12月8日 2013年(平成25年)12月7日
12 小林香 2013年(平成25年)12月8日 2017年(平成29年)12月7日
13 木幡浩 2017年(平成29年)12月8日

広域行政 編集

  • 福島地方広域行政事務組合 - 伊達市、伊達郡および本市の6市町村により構成される。安達地方広域行政組合と合同でふくしま拠点まちづくり協議会を設立し地域間交流や人材育成や教養文化活動の事業を推進している。

不祥事 編集

生活保護違法減額事件
2018年1月、福島地裁は、2014年に市が奨学金を得た生活保護世帯に対し、奨学金を収入と誤認し、生活給付を減額した処分に対し、その違法性を認定、10万円の賠償を認めた[15]

行政区画 編集

市制移行に至るまでの福島

旧福島村及び福島町発足時の町域を示す。後に福島町及び福島市時代に編入したエリアは、編入以前の各村のページを参照。

福島県庁周辺(福島城下町)と福島駅東西の近隣エリア、荒川(当時:須川)の上流エリアを範囲とした町で、現在の福島市都心部を構成するエリアである。町名の特徴として江戸時代より長く続く福島城下7町は勿論のこと、近代以前からの字名を由来とした町名が多く存在する。

情報 編集

福島町役場所在地
隣接自治体
河川
鉄道
道路
人口(単位:人)
人口(人) 戸数(戸)
1703年 4,261 --
1746年 3,726 --
1788年 3,360 --
1873年 5,813 --
1904年 30,063 5,064
2018年 290,708 122,966

(典拠「福島県史」)

範囲 編集

旧町名
  • 柳町、荒町、中町、本町、大町、上町、北町、豊田町、杉妻町、御倉町、五月町、早稲町、須川町の各全域(全域が旧福島町)
  • 舟場町、清明町栄町、置賜町、新町、矢剣町、太田町、三河南町の各一部(旧福島町が大半を占める、残り周辺村)
  • 陣場町、万世町、宮町、三河北町、野田町一丁目の各一部(旧福島町は一部のみ、大半を旧福島町外の周辺村が占める)

旧福島城下町 編集

  • 柳町、荒町、中町、本町、大町、上町、北町、豊田町

福島町時代に幾度となく字名変更は行っているものの、江戸時代からその区域をほとんど変貌させていないことが特徴である。現在も県都福島市都心エリアの中核をなす8町である。 江戸時代奥州街道沿いの7町として長く存在したことから福島城下7町や福島本通り7町、福島通町などと称されている。(大町・上町で一つの町であった)

町名の変貌
江戸初期 大学町 鍛冶町 荒町 中町 本町 上町 北町 南町 田町
江戸全般 柳町 荒町 中町 本町 上町 北南町 馬喰町
明治初期 柳町 安良町 中町 本町 上町 宮本町 喜多町 豊田町
1873年以降 通り一丁目 - 通り十七丁目
1876年以降 通一丁目 - 通八丁目
1899年ごろ 本通柳町一丁目
本通柳町二丁目
本通荒町一丁目
本通荒町二丁目
本通中町一丁目
本通中町二丁目
本通本町一丁目
本通本町二丁目
本通大町一丁目
本通大町二丁目
本通上町一丁目
本通上町二丁目
本通北町一丁目
本通北町二丁目
本通豊田町一丁目
本通豊田町二丁目
1900年代
現在(住居表示
柳町 荒町 中町 本町 大町 上町 北町 豊田町

※上記の年代はおおよその目安である。

行政区画の変遷 編集

市町村制施行以後

議会 編集

市議会 編集

県議会 編集

  • 定数:8名
  • 選挙区:福島市選挙区
  • 任期:2019年11月20日 - 2023年11月19日
議員名 会派名 当選回数 備考
西山尚利 自由民主党福島県議会議員会 4
宮本しづえ 日本共産党福島県議会議員団 3
伊藤達也 公明党福島県議会議員団  2
紺野長人 福島県議会県民連合議員会 2 党籍は社会民主党
佐藤雅裕 自由民主党福島県議会議員会 3
高橋秀樹 福島県議会県民連合議員会 4 党籍は立憲民主党
渡邊哲也 自由民主党福島県議会議員会 1
大場秀樹 福島県議会県民連合議員会 2 党籍は国民民主党

国会 編集

選挙結果などは福島県第1区の項を参照。

衆議院
議員名 党派名 当選回数 備考
金子恵美 立憲民主党 3 選挙区
亀岡偉民 自由民主党 5 比例復活

対外関係 編集

姉妹都市・提携都市 編集

国内 編集

提携都市

海外 編集

姉妹都市

出先機関・施設 編集

国家機関 編集

警察庁
復興庁
総務省
法務省
財務省
厚生労働省
農林水産省
国土交通省
環境省
防衛省
裁判所
独立行政法人
特殊法人

県政機関 編集

施設 編集

警察 編集

本部

消防 編集

本部

医療・福祉 編集

主な病院
主な団体

郵便局 編集

主な郵便局

文化施設 編集

運動施設 編集

経済 編集

2004年商業統計確定値では、小売の年間販売額は3331億円である。

第一次産業 編集

農業 編集

福島県内第1位の農業産出額を誇る。福島市を代表する特産品はである。

は全国有数の生産量であり、市区町村日本一の生産数を誇り、ここで生産される福島の品種「萱場梨」が名物に挙げられる。

第二次産業 編集

工業 編集

2019年度の製造品出荷額等は、4,768億円となっている。

製造工場

第三次産業 編集

商業 編集

江戸時代には養蚕業で栄え、福島県内に限らず宮城県南部からも生糸が集まる商品の集散地であった。明治期には製糸業を中心に工業資本が育ち、東北地方で最初となる日本銀行の支店が設置された。現在も本町から大町の奥州街道レンガ通り)沿いには日銀支店を始めとした地方銀行証券会社の支店など金融機関、あるいは福島県全体を管轄する支店などが集中し、福島県における業務機能の集積地となっている。通勤・通学圏、あるいは小売商圏として周辺自治体におよぶ福島都市圏が形成されている。

なお福島市は、山形宮城両県と隣接し、その立地・交通の便の良さから、他県地域との交流人口増加と経済活性を企図している。例えば市内にはJRA福島競馬場があるため、開催日には宮城県内からの直通高速バスも運行される。また、宮城県から訪れる観光客向けに快速「ふくしま花見山号」が福島駅から仙台駅間を土日1往復ずつ運転されるなどの流れにある。

拠点を置く企業 編集

金融機関 編集

預金取扱金融機関

情報・生活 編集

マスメディア 編集

新聞社 編集

通信社 編集

放送局 編集

テレビ局
ラジオ局
ケーブルテレビ

中継局 編集

放送送信施設

ライフライン 編集

電力 編集

発電所

教育 編集

 
福島大学講堂

大学 編集

国立
県立
私立

短期大学 編集

私立

高等学校 編集

県立
私立

中学校 編集

国立
市立
私立

小学校 編集

国立
市立
私立

幼稚園 編集

国立
市立
  • 福島市立森合幼稚園
  • 福島市立杉妻幼稚園
  • 福島市立渡利幼稚園
  • 福島市立清水幼稚園
  • 福島市立岡山幼稚園
  • 福島市立笹谷幼稚園
  • 福島市立佐倉幼稚園
  • 福島市立いいざか幼稚園
  • 福島市立まつかわ幼稚園
  • 福島市立庭塚幼稚園
私立
  • 桜の聖母学院幼稚園
  • めばえ幼稚園
  • 福島めばえ幼稚園
  • 飯坂恵泉幼稚園
  • 福島わかば幼稚園
  • さくら幼稚園
  • 福島わかくさ幼稚園
  • 福島ルンビニー幼稚園
  • みその幼稚園
  • 三育幼稚園
  • 西部三育幼稚園
  • 蓬莱もみじ幼稚園
  • 白百合幼稚園

特別支援学校 編集

国立
県立
  • 視覚支援学校
  • 聴覚支援学校福島校
  • 大笹生支援学校
  • 須賀川支援学校医大校
市立
  • 福島市立ふくしま支援学校

交通 編集

福島より六方に通ずる街道として、南北に縦断する奥州街道と北西部の山形方面にアクセスする板谷峠経由の板谷街道や茂庭経由の羽州街道との分岐点であり、また国道13号の起点であり国道4号から分岐する。そのほかに南西部の会津方面に向かう土湯峠経由の土湯街道、東部の相馬方面へ霊山を経由する中村街道、南東部の川俣南相馬を経由し浪江に至る川俣街道などがある。

高速道路については既存の東北自動車道と新たに福島県浜通りから福島市を経由し山形県を直接繋ぐ東北中央自動車道が通っている。

鉄道では、福島駅東北本線奥羽本線(山形線)、そして東北新幹線山形新幹線の分岐点となっている。

沿革 編集

空路 編集

空港 編集

鉄道 編集

 
福島駅

福島駅を中心に南北・西・北西・北東方向に路線が存在する。旅客輸送については、東日本旅客鉄道(JR東日本)が広域的な連絡を、私鉄各線が地域輸送を担っている。以前は阿武隈急行線東北本線福島駅以南に乗り入れていたが、現在は廃止されており福島駅を起点としている。各線の詳細はそれぞれの項目を参照。

新幹線 編集

東日本旅客鉄道(JR東日本)
(東京・大宮方面 - 福島駅 - 仙台・山形・盛岡・新青森・新函館北斗方面)
東京駅まで最速91分、仙台駅まで最速20分、山形駅まで最速62分で結ぶ。東京方面では東京駅基準で通勤定期券の上限、仙台方面では仙台駅との通勤・通学が目立つ。
臨時を除く「やまびこ」「つばさ」は全列車停車し、一部を除き併結・解結作業を行う。福島駅は山形新幹線の起点駅としても整備された背景があり、東北新幹線でも有数の設備を有する。

鉄道路線 編集

東日本旅客鉄道(JR東日本)
(東京・大宮方面 - 松川駅 - 金谷川駅 - 南福島駅 - 福島駅 - 東福島駅 - 仙台方面)
朝夕は松川駅で福島駅方面へ折り返す通学・通勤列車が組まれている(主に福島大学最寄り駅である金谷川駅への輸送)。深夜には仙台からの上り列車が松川駅まで乗り入れる。上り列車は新白河駅、下り列車は仙台駅まで乗り入れる。なお、一時期岩手県一ノ関駅までの直通列車も組まれていた。
福島駅 - 笹木野駅 - 庭坂駅 - 山形方面)
山形線となっているが、福島駅口では庭坂駅までの地域輸送に特化している。米沢・山形方面への広域輸送については、山形新幹線が担っており、4時間ほど運転されない時間が存在する。

福島交通

福島駅 - 曽根田駅 - 美術館図書館前駅 - 岩代清水駅 - 泉駅 - 上松川駅 - 笹谷駅 - 桜水駅 - 平野駅 - 医王寺前駅 - 花水坂駅 - 飯坂温泉駅)※全線市内
飯坂温泉への観光輸送と、地域輸送を兼ね備えた路線。1時間2本以上の運転本数がある、通勤ラッシュ時間帯には1時間4本の運転がなされる。福島駅の駅舎はJR東日本と分離しており、阿武隈急行と供用している。

阿武隈急行

福島駅 - 卸町駅 - 福島学院前駅 - 瀬上駅 - 向瀬上駅 - 槻木方面)
旧国鉄特定地方交通線の丸森線を引き継いだもの。地域輸送が主で、朝夕には一部列車が仙台駅まで乗り入れる。2004年まで郡山駅まで乗り入れていたが廃止となり、現在は区間列車も多く組まれている。

廃線 編集

バス 編集

路線バス 編集

高速バス 編集

廃止された路線

道路 編集

高速道路 編集

観光道路

国道 編集

県道 編集

主要地方道
一般県道

市道の通名称 編集

福島市道の主な通称名

詳しくは福島県内の通りを参照されたし。

  • 奥州街道 - 県道及び国道区間あり
  • 県庁通り - 県道区間あり
  • 並木通り
  • レンガ通り - 奥州街道の一部
  • 紅葉山通り - 県道区間あり、別称:高湯街道(旧道)
  • 天神橋通り
  • 密語橋通り - 別称:東裡通り
  • 寺町通り - 別称:西裡通り
  • 南裡通り
  • 北裡通り
  • 陣場通り - 別称:飯坂街道(旧道)
  • パセオ通り - 別称:スズラン通り
  • 川寒橋通り
  • 大森街道 - 県道区間あり
  • 信陵通り - 県道区間あり、別称:万世大路(旧道)
道路元標・里程元標
  • 福島市道路元標:福島警察署前交差点の北側(奥州街道レンガ通り、県庁通り交差部)
その他市内に各旧町村の道路元標あり。

道の駅 編集

観光 編集

 
磐梯朝日国立公園にある五色沼
 
磐梯吾妻スカイライン
 
花見山公園へ続く遊歩道(2004年4月)
 
あぶくま親水公園
 
飯坂温泉の鯖湖湯

名勝 編集

名所・旧跡 編集

城郭・屋敷 編集

神社 編集

寺院 編集

遺跡 編集

観光スポット 編集

温泉 編集

飯坂温泉郷
高湯温泉郷
土湯温泉郷
独立系

レジャー施設 編集

文化・名物 編集

 
福島競馬場

文化財 編集

国指定等文化財 編集

36件(2015年3月現在)[17]

県指定文化財 編集

26件(2015年3月現在)[17]

市指定文化財 編集

48件(2015年3月現在)[17]

祭事・催事 編集

祭事
催事
  • 福島山車フェスタ - 主に6月の第1土曜日。福島市内の山車に留まらず、県内(二本松市伊達エリアなど)の山車も参加する。2015年度はふくしまデスティネーションキャンペーン花見山向け観光客に合わせ4月11日に開催。もともとは市制100周年記念行事だった。
  • 福島わらじまつり - 8月上旬に開催。日本一のわらじが市街地をめぐるイベント。
  • 福島とうろう流し花火大会 - 毎年8月17日に開催。福島市都心部を代表する花火大会灯籠流しである。
  • ふくしま花火大会 - 基本的に7月最終土曜日開催だが、当該日が福島競馬夏開催期間中の場合は花火の音で競走馬を驚かせないという配慮から福島競馬夏開催終了後の最初の土曜日となる。(2014年は8月9日の土曜日に開催)
スポーツ大会

名産・特産 編集

食品
工芸品

スポーツ 編集

野球 編集

サッカー 編集

バスケットボール 編集

公営競技 編集

競馬
競輪

出身関連著名人 編集

出身著名人 編集

政治家
音楽家
文化人
芸能人
アナウンサー
アスリート
学者
活動家
実業家
歴史上の人物
その他

ゆかりのある著名人 編集

イメージキャラクター 編集

1996年(平成8年)4月に誕生したゆるキャラで福島市民の公募により1996年11月に命名された。市施設のマスコットとしても併用されている。現在ももりんの版権は福島市観光コンベンション協会が保有している。

作品 編集

音楽 編集

ドラマ 編集

アニメ 編集

民話 編集

  • 王老杉物語
  • 安寿と厨子王

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 9つの「フ」と4つの「マ」でふくしまを図案化している。
  2. ^ 当時の市の助役。

出典 編集

  1. ^ 第5章 福島県のうつりかわり (PDF)
  2. ^ 開設120周年 - 日本銀行福島支店
  3. ^ 福島市の紹介 魅力溢れる特産品の数々
  4. ^ 平年値ダウンロード”. 気象庁. 2024年1月閲覧。
  5. ^ 観測史上1〜10位の値(年間を通じての値)”. 気象庁. 2024年1月閲覧。
  6. ^ 町(字)の区域及び名称の取扱い
  7. ^ 住居表示実施区域一覧表
  8. ^ 福島市の行政区域(支所所管区域)
  9. ^ 推計人口の地域区分について (PDF)
  10. ^ 明治40年3月8日内務省告示第23号
  11. ^ 福島市役所本館が全焼 昭和18年11月10日 朝日新聞(夕刊)『昭和ニュース辞典第8巻 昭和17年/昭和20年』p714 毎日コミュニケーションズ刊 1994年
  12. ^ 平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震時に震度計で観測した各地の揺れの状況について(気象庁)
  13. ^ 福島市内の最大震度、福島市役所庁舎(福島市五老内町)
  14. ^ 「福島市が「緊急警報」発表 福島西部病院、新たに5人感染確認」 福島民友2020年12月21日付
  15. ^ 【時事通信】2018年1月16日付「奨学金で生活保護減額は違法=「収入認定検討せず」賠償命令-福島地裁」
  16. ^ [福島線]南相馬 - 福島駅西口(県庁経由)”. 東北アクセス. 2013年6月6日閲覧。
  17. ^ a b c 福島市の文化財
  18. ^ この作品で第11回ロケーションジャパン大賞 準グランプリ(連続テレビ小説『エール』×福島県福島市)を受賞している。「第11回ロケーションジャパン大賞」”. ORICON NEWS (2021年2月18日). 2021年2月21日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集