福島 章太(ふくしま しょうた、2002年10月24日 - )は、岡山県備前市出身[2]プロ野球選手投手)。左投左打。中日ドラゴンズ所属。

福島 章太
中日ドラゴンズ #64
育成選手時代
(2022年6月17日、マツダスタジアムにて)
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 岡山県備前市
生年月日 (2002-10-24) 2002年10月24日(21歳)
身長
体重
177 cm
92 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2020年 ドラフト4位
初出場 2023年8月10日
年俸 575万円(2024年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

経歴 編集

プロ入り前 編集

6歳の頃から野球を始め[3]備前市立片上小学校を経て備前市立備前中学校へ進学。中学時代は瀬戸内ボーイズでプレーした[3]

岡山県立倉敷工業高等学校へ進学すると、1年時の秋にはエースナンバーを背負う程まで成長するも、2年時の春に左肘を疲労骨折してしまい、冬にクリーニング手術を受けた[3]。3年時は新型コロナウイルスの影響で甲子園が中止になったため、高校3年間での甲子園出場は叶わなかったものの、岡山県の独自大会や8月に開催されたプロ志望高校生合同練習会に参加した[4]

2020年プロ野球ドラフト会議では、中日ドラゴンズから4位指名を受け、11月19日に契約金3500万円、年俸550万円で仮契約を結んだ[5]。背番号は64[6]

中日時代 編集

2021年の春季キャンプは二軍スタート[7]。シーズン中に左肩を故障した[8]。オフの12月9日に怪我のリハビリのため育成選手として再契約した[9]

2022年は、二軍で18試合に登板し、チーム2位の87回1/3を投げ、防御率5.36ながらチーム最多の6勝を記録。オフには投手陣の沖縄秋季キャンプに参加し、11月20日に支配下選手契約へ復帰することが発表された[10]。背番号は再び64

選手としての特徴 編集

最速153km/hのストレート[11]カットボールスライダーカーブフォークを投げる[2]

人物 編集

目標とする選手は菊池雄星大野雄大 [2]

中学校の先輩に山本由伸頓宮裕真がおり、頓宮のプロ入り時には激励会に出席した[12]

父親は、自身と同じ倉敷工業高校野球部出身の元社会人野球選手[12]。また弟も倉敷工業高校野球部に所属し、第94回選抜高等学校野球大会で開会式の選手宣誓を務めた[13][14]

趣味は釣りで、好きな有名人は今田美桜[2]

詳細情報 編集

記録 編集

初記録
投手記録

背番号 編集

  • 64(2021年、2023年 - )
  • 209(2022年)

脚注 編集

  1. ^ 中日 - 契約更改”. 日刊スポーツ. 2023年11月9日閲覧。
  2. ^ a b c d “「やるからには開幕1軍」中日4位・福島章太投手が尊敬する竜の“エース”「全てにおいて優れている」”. 中日スポーツ. (2020年10月27日). https://www.chunichi.co.jp/article/143839 2020年12月26日閲覧。 
  3. ^ a b c “第1287回  中日ドラ4の147キロ左腕の福島章太(倉敷工)の覚醒の始まりは「肘の手術」から【前編】”. 高校野球ドットコム. (2020年12月8日). https://www.hb-nippon.com/interview/2099-intvw2020/8100-20201207no1286 2020年12月26日閲覧。 
  4. ^ “第1288回 147キロ左腕・福島章太(倉敷工)が明かす下半身へのこだわり。目指すはファンから愛される大投手!【後編】”. 高校野球ドットコム. (2020年12月9日). https://www.hb-nippon.com/interview/2099-intvw2020/8101-20201207no1287 2020年12月26日閲覧。 
  5. ^ “中日4位・福島章太投手誓った『巨倒』 地元岡山のレジェンド星野仙一さんのように「燃える男」になる”. 中日スポーツ. (2020年11月19日). https://www.chunichi.co.jp/article/157025 2020年12月26日閲覧。 
  6. ^ “中日が新入団9選手の背番号を発表、1位の高橋宏は『19』、2位の森は『28』、3位の土田は『45』”. 中日スポーツ. (2020年12月11日). https://www.chunichi.co.jp/article/168493 2020年12月26日閲覧。 
  7. ^ “中日 春季キャンプ日程&メンバー振り分け発表 福留、ビシエド、ドラ1高橋宏は2軍スタート”. Sponichi Annex. (2021年1月14日). https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2021/01/14/kiji/20210114s00001173345000c.html 2021年9月10日閲覧。 
  8. ^ 若狭敬一 (2021年6月9日). “高橋宏、森、田島…ドラゴンズの二軍投手24人の“今”を浅尾コーチに聞いてみた”. 文春オンライン: p. 2. https://bunshun.jp/articles/-/45311?page=2 2021年9月10日閲覧。 
  9. ^ 【中日】ルーキーの福島章太が育成選手で再契約「まずはけがをしないようにしたい」現状維持で更改”. スポーツ報知 (2021年12月9日). 2022年11月20日閲覧。
  10. ^ 【中日】福島章太、支配下復帰!35万円増585万円でサイン「開幕1軍を目指す」今季2軍でチーム最多6勝”. スポーツ報知 (2022年11月20日). 2022年11月20日閲覧。
  11. ^ “【中日2軍】福島章太が自己最速153キロ 7回6安打3失点に「終盤は自分のリズムで投げられました」”. 中日スポーツ. (2022年8月13日). https://www.chunichi.co.jp/article/526273 2022年9月27日閲覧。 
  12. ^ a b “中日4位・福島章太、中学の先輩山本由伸に追いつけ!目指すは日本一の投手【新時代の旗手2021】”. 中日スポーツ. (2020年12月26日). https://www.chunichi.co.jp/article/176658 2021年2月4日閲覧。 
  13. ^ 選手宣誓の大役は中日育成・福島章太の弟、貫太主将 兄からの言葉かみしめ「感謝」の思い盛り込む【センバツ開会式リハーサル】:中日スポーツ・東京中日スポーツ”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ. 2022年3月19日閲覧。
  14. ^ Company, The Asahi Shimbun. “プロの兄が来られなかった甲子園 コロナ禍の選抜、聖地に立てる喜び | バーチャル高校野球 | スポーツブル”. バーチャル高校野球. 2022年3月19日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集