福渡駅
日本の岡山県岡山市北区にある西日本旅客鉄道の駅
福渡駅(ふくわたりえき)は、岡山県岡山市北区建部町福渡にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)津山線の駅である。
福渡駅 | |
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![]() 駅舎(2006年11月) | |
ふくわたり Fukuwatari | |
◄神目 (6.2 km) (3.3 km) 建部► | |
所在地 | 岡山市北区建部町福渡518 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | T 津山線 |
キロ程 | 30.3 km(岡山起点) |
電報略号 | ワタ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
261人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1898年(明治31年)12月21日 |
備考 | 無人駅(自動券売機 有) |
歴史編集
- 1898年(明治31年)12月21日 - 中国鉄道本線(現在の津山線)開業と同時に設置。
- 1900年(明治33年)4月1日 - 久米郡(第2次)成立に伴い、所在地表示が岡山県久米郡福渡村福渡になる。
- 1922年(大正11年)11月23日 - 町制施行に伴い、所在地表示が岡山県久米郡福渡町福渡になる。
- 1944年(昭和19年)6月1日 - 中国鉄道の鉄道部門が国有化され、運輸通信省(後の日本国有鉄道)津山線の駅となる。
- 1955年(昭和30年)2月1日 - 福渡町(第2次)成立に伴い、所在地表示が岡山県久米郡福渡町福渡になる。
- 1967年(昭和42年)1月15日 - 建部町(第2次)成立に伴い、所在地表示が岡山県御津郡建部町福渡になる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
- 2007年(平成19年)1月22日 - 建部町が岡山市に編入され、所在地表示が岡山県岡山市建部町福渡になる。
- 2009年(平成21年)4月1日 - 岡山市が政令指定都市に移行し、所在地表示が岡山市北区建部町福渡になる。
- 2011年(平成23年)6月1日 - 無人化。
駅構造編集
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持ち行違い・折返しが可能な地上駅。木造駅舎が単式の1番のりば側にあり、島式の2・3番のりばへは跨線橋で連絡している。島式ホームには待合室が置かれる。
岡山駅が管理する無人駅。2011年まではジェイアール西日本岡山メンテック(現:JR西日本岡山メンテック)が駅業務を受託する業務委託駅であり、日中の一部時間帯のみ出札窓口が営業されていた。なお、駅舎内には自動券売機が設置されている。
のりば編集
のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | T 津山線 | 上り | 津山・鳥取方面 | 当駅始発は3番のりば |
2・3 | 下り | 岡山方面 |
1番のりばが上り本線、2番のりばが下り本線、3番のりばが上下副本線であるが、1番のりばは岡山方面への折り返しにも対応している。2010年3月12日までは昼間に1番のりばで折り返す列車があったが、翌日から当該列車は運転区間が短縮され金川駅での折り返しとなった。折り返し列車は3番のりばを使用する。
津山線の途中駅では唯一、上下線で本線が分かれている。
利用状況編集
1日の平均乗車人員は以下の通りである[1]。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
1999 | 443 |
2000 | 420 |
2001 | 386 |
2002 | 378 |
2003 | 410 |
2004 | 398 |
2005 | 374 |
2006 | 312 |
2007 | 273 |
2008 | 269 |
2009 | 266 |
2010 | 261 |
2011 | 258 |
2012 | 238 |
2013 | 239 |
2014 | 243 |
2015 | 272 |
2016 | 284 |
2017 | 264 |
2018 | 261 |
駅周辺編集
駅前には福渡商店街がある。
- 岡山市北区役所建部支所(旧建部町役場)
- 北区北保健センター建部支所
- 岡山市北消防署建部出張所
- 岡山市久米南町組合立国民健康保険福渡病院
- 岡山北警察署福渡駐在所
- 福渡郵便局
- 中国銀行福渡支店
- トマト銀行福渡支店
- 岡山・建部 医療福祉専門学校(旧 岡山県立福渡高等学校)
- 国道53号
- 国道484号
- 岡山県道423号福渡停車場線
- 八幡温泉
バス路線編集
隣の駅編集
脚注編集
- ^ 出典:岡山県統計年報