秋田県社会人サッカーリーグ

日本の男子サッカーリーグ

秋田県社会人サッカーリーグ(あきたけんしゃかいじんサッカーリーグ)は、全国の各都道府県にあるサッカー都道府県リーグのひとつで、秋田県の企業及びクラブチームが参加している。

秋田県社会人サッカーリーグ
加盟国 日本の旗 日本 (秋田県)
大陸連盟 AFC
ディビジョン 1部制(都道府県リーグ
参加クラブ 3
リーグレベル 第6 (7)部
上位リーグ 東北リーグ2部北
国内大会 天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会
(天皇杯予選:秋田県総合サッカー選手権大会)
最新優勝クラブ 秋田県庁 (2019)
最多優勝クラブ 北都銀行サッカー部 (7回)
公式サイト 秋田県サッカー協会

1986年に第1回大会が行われ、2023年現在では第36回を数える[1]

概要 編集

昭和60年、秋田県サッカー協会より社会人サッカーの技術向上と審判の育成と資質の向上を考え、秋田県社会人リーグを発足したらどうかの声が上がった。そこで、当時技術委員長であった尾形隆が東北各県の社会人リーグの資料集めに動き回り、当時の理事長の川口房男を中心に加賀忠雄、尾形隆、夏井正彦、熊谷明夫が協会の協力の下、昭和61年に第1回秋田県社会人サッカーリーグ大会を7チームで開催するに至った。

2019年は12月までに全試合を消化できず、残り試合は2020年3月に行うこととしていた。しかし新型コロナウイルスの影響により中止され、結果的にシーズン打ち切りとなった(中断時点で秋田県庁の優勝は決定していた)。

2020年・21年も開催されず、代替大会も実施されていない。2020年のリーグ戦が中止となった県のうち、県サッカー協会による代替大会が実施されないのは秋田・岩手熊本[2]の3県のみである。

2022年の県サッカー協会事業予定では、大会回次が本来2020年に予定されていた第35回大会となっていたが、同年も開催されることはなかった。2021年・22年は全都道府県で唯一リーグ戦未開催となった。

2023年9月より、4年ぶりにリーグを再開した[3]。当初は8月から再開の予定であった[4]。県サッカー協会事業予定によると、大会回次は第36回大会となっている[1]

レギュレーション(2023年) 編集

3チームによる2回戦総当たりを行う。

優勝チームは東北社会人サッカーリーグ参入戦への出場権を得る。

所属クラブ(2023年) 編集

  • 由利クラブ
  • 潟上SC
  • RESACA西目

歴代優勝チーム 編集

1部リーグ 編集

  • 第1回(1986年) 秋田鉄道管理局
  • 第2回(1987年) 秋田県教員団
  • 第3回(1988年) かがちゅうSC
  • 第4回(1989年) 秋田県教員団
  • 第5回(1990年) かがちゅうSC
  • 第6回(1991年)
  • 第7回(1992年) かがちゅうSC
  • 第8回(1993年) 新志芽クラブ
  • 第9回(1994年) 新志芽クラブ
  • 第10回(1995年)西目FCパナー
  • 第11回(1996年)西目FCパナー
  • 第12回(1997年)北都銀行サッカー部
  • 第13回(1998年)北都銀行サッカー部
  • 第14回(1999年)北都銀行サッカー部
  • 第15回(2000年)山王SC
  • 第16回(2001年)足利工務店河辺FC
  • 第17回(2002年)
  • 第18回(2003年)山王SC
  • 第19回(2004年)天王FC
  • 第20回(2005年)TDK親和会
  • 第21回(2006年)秋田大学蹴球部
  • 第22回(2007年)TDK親和会
  • 第23回(2008年)北都銀行サッカー部
  • 第24回(2009年)北都銀行サッカー部
  • 第25回(2010年)TDK親和会
  • 第26回(2011年)猿田興業サッカー部
  • 第27回(2012年)秋田大学医学部サッカー部
  • 第28回(2013年)猿田興業サッカー部
  • 第29回(2014年)北都銀行サッカー部
  • 第30回(2015年)相原工営※
  • 第31回(2016年)北都銀行サッカー部
  • 第32回(2017年)AFCユーニアン※
  • 第33回(2018年)ノースアジア大学FC
  • 第34回(2019年)秋田県庁
  • 第35回(2020年〜2022年)中止

※は昇格辞退

2017〜2019年のレギュレーション 編集

9チームで構成される(2019年)。1回戦総当たりで行う。

2015年・2016年のレギュレーション 編集

参加チーム減少のため、A1とA2を統合し11チームによる1部制とした。

しかし、前:A1とA2ではレベル格差があることから、試合時間90分による全チーム総当たりは不可能であるとして、以下のようなレギュレーションとなった。

前期 編集

  • Aグループ(5チーム)とBグループ(6チーム)の2グループによる1回戦総当たりを行う。試合時間は70分。

後期 編集

  • Aグループの上位2位・Bグループの上位3位の5チームは、1回戦総当たりの決勝リーグを行う。試合時間は90分。優勝チームは東北社会人サッカーリーグ2部に昇格。
  • Aグループの3位以下・Bグループの4位以下の6チームは、1回戦総当たりの順位決定リーグを行う。試合時間は70分。

2013年・2014年のレギュレーション 編集

A1とA2からなる2部構成となっている。にA1に8チーム、A2に7チームが所属している(2013年)。

A1リーグ(1部) 編集

  • 1回戦総当たりののち、上位4チーム・下位4チームに分かれて最終順位決定トーナメントを行う。試合時間は90分。
  • 優勝チームは東北社会人サッカーリーグ2部に昇格。
  • 8位はA2に降格、7位はA2の2位と入替戦を行う。

A2リーグ(2部) 編集

  • 2013年は1回戦総当たりののち、上位3チーム・下位4チームに分かれて順位決定リーグを行う。試合時間は70分。
  • 2014年は参加が5チームとなったため、2回戦総当たりで順位を決定した。
  • 優勝チームはA1に昇格。2位はA1の7位と入替戦を行う。

関連項目 編集

脚注 編集

  1. ^ a b 年間行事予定(1種〜4種)”. 一般社団法人 秋田県サッカー協会 (2021年3月31日). 2023年7月4日閲覧。
  2. ^ ただし、熊本では県サッカー協会主催ではない独自の代替大会を開催している。
  3. ^ 2023年 秋田県サッカーリーグ 試合結果”. 秋田県サッカー協会. 2023年9月25日閲覧。
  4. ^ 秋田県サッカーリーグの再開について”. 秋田県サッカー協会. 2023年7月4日閲覧。

外部リンク 編集