移入包絡
代数学において、加群 M の移入包絡 (いにゅうほうらく、英: injective hull、injective envelope) とは、 M を含む最小の移入加群でありかつ M の最大の本質拡大である。
定義
編集環 R 上の加群 E は、E は M の本質拡大であり、かつ E が移入加群であるとき、加群 M の移入包絡という。ここで、環 R は単位元をもち、可換とは限らないものとする。
例
編集性質
編集関連項目
編集外部リンク
編集- injective hull (PlanetMath article)
- PlanetMath page on modules of finite rank