種山ヶ原(たねやまがはら)は、岩手県奥州市気仙郡住田町遠野市にまたがる物見山(種山)を頂点とした標高600-870メートルに位置した高原地帯である。北上高地の南西部の東西11キロメートル、南北20キロメートルに及ぶ平原状の山で、物見山・大森山・立石などを総称して別名「種山高原」とも呼ばれている。宮沢賢治ゆかりの景勝地「イーハトーブの風景地 」の一つとして国の名勝に指定されている。

地図
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種山ヶ原

宮沢賢治がこよなく愛した高原として知られる。賢治は種山ヶ原の風景や気象を題材に、童話『風の又三郎』や戯曲『種山ヶ原の夜』、そして多くの詩・短歌を残した。

周辺情報 編集

  • 種山ヶ原森林公園
  • モナドノックス(残丘)
  • 遊林ランド種山(入浴施設、レストラン、売店、住田町)
  • 種山高原星座の森(入浴施設、レストラン、売店、奥州市江刺)
  • 種山ヶ原イベント広場
  • 種山高原キャンプ場
  • 道の駅種山ヶ原
  • 奥州市越路スキー場
  • 物見山雨量レーダー基地

交通アクセス 編集

定期的な公共交通機関がほぼ皆無[1]のため、自動車(レンタカータクシーなど)の利用が望ましい。以下は自動車での所要時間である。

脚注 編集

  1. ^ かつては岩手県交通バスの水沢大船渡線が運行されていたが2006年3月限りで廃止された。

関連項目 編集

外部リンク 編集

座標: 北緯39度12分4秒 東経141度24分6秒