稲村 隆正(いなむら たかまさ、1923年2月22日 - 1989年8月8日[1])は日本の写真家。

経歴・人物 編集

1923年(大正12年)東京に生まれた。

早稲田大学政治経済学部卒業[2]。在学中に、慶應義塾大学にいた三木淳から名取洋之助のローライによる写真術の素晴らしさを吹き込まれ、コンタックスやライカよりローライに憧れていたという[2]

第二次世界大戦終戦後の1947年、名取洋之助が指導的立場にあったサンニュースフォトスに入社した。

収入が少なく自分のカメラが買えず、スピードグラフィックコンタックスローライなど会社のカメラで仕事をしていたが、名取洋之助に自分のカメラを持つことの大切さを説かれてローライフレックススタンダードを購入した[2]

JPS、APAの会員であった[2]

出典 編集

  1. ^ デジタル版 日本人名大辞典+Plus
  2. ^ a b c d 『現代カメラ新書No.16、私のカメラ初体験』p.17-21「ローライの四角サイズで勉強」。

参考文献 編集