立山ロープウェイ(たてやまロープウェイ)は、富山県中新川郡立山町大観峰駅から同町の黒部平駅までを結ぶ立山黒部貫光索道(ロープウェイ)である[1]立山黒部アルペンルートを構成する交通機関の一つとなっている[1]

立山ロープウェイ
立山ロープウェイの搬器
立山ロープウェイの搬器
立山ロープウェイの搬器
路線総延長1.7 km
停車場・施設・接続路線
utSTR OBUS
立山トンネルトロリーバス
0.0 大観峰駅
uSTR AETRAM
1.7 黒部平駅
tSTR FUNI
黒部ケーブルカー

概要 編集

途中に支柱が1本も設けられていないワンスパン方式を採用している。ワンスパン方式を採用しているのは、日本では立山ロープウェイとガーラ湯沢スキー場新潟県南魚沼郡湯沢町)にある「ランドー」の2か所だけで[1]、立山ロープウェイの長さは日本最長である[1][2]

路線データ 編集

 
二代目の搬器

運行形態 編集

片道の所要時間は約7分。40分間隔で運行する。

駅一覧 編集

大観峰駅 - 黒部平駅

歴史 編集

接続路線 編集

関連画像 編集

     
大観峰駅からの展望
間に支柱は一本もない
眼下に黒部平駅と黒部湖
大観峰駅からの展望
スバリ岳針ノ木岳
眼下に黒部湖
黒部平駅からの展望
立山の紅葉とロープウェイ
上部に大観峰駅

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f g h i j k l 中島信『絶景!日本全国ロープウェイ・ゴンドラ コンプリートガイド』扶桑社、2017年9月10日、120-121頁。ISBN 978-4-594-07781-5 
  2. ^ a b “4月に軽装で行ける標高2450メートルの絶景 立山黒部アルペンルートを支える技”. 産経ニュース. (2021年4月22日). https://www.sankei.com/article/20210422-KXNLGEUTENJRZM4D4ELKOW4NXU/ 2021年6月8日閲覧。 
  3. ^ a b 国土交通省鉄道局 (監修)『令和三年度鉄道要覧電気車研究会、2021年10月1日、373頁。ISBN 978-4-88548-134-5 
  4. ^ a b 『立山黒部貫光30年史』(1995年10月30日、立山黒部貫光発行)139頁。
  5. ^ 『立山黒部貫光30年史』立山黒部貫光、1995年10月30日、498頁。 
  6. ^ 「立山ルート ロープウェー開通」『北日本新聞』朝刊、1970年7月25日、1面。
  7. ^ 『富山新聞に見るふるさと80年』富山新聞社、2003年6月10日、311頁。 
  8. ^ 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 30号 モノレール・新交通システム・鋼索鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年10月16日、18頁。 
  9. ^ a b のりもの大図鑑”. 立山黒部アルペンルート公式サイト. 2018年7月18日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集