竹下駅

福岡県福岡市博多区竹下にある九州旅客鉄道の駅

竹下駅(たけしたえき)は、福岡県福岡市博多区竹下四丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線である。駅番号JB01

竹下駅
東口(2020年11月)
たけした
Takeshita
00 博多 (2.7 km)
(2.4 km) 笹原 JB02
地図
所在地 福岡市博多区竹下四丁目16-16
北緯33度34分7.25秒 東経130度25分53.13秒 / 北緯33.5686806度 東経130.4314250度 / 33.5686806; 130.4314250座標: 北緯33度34分7.25秒 東経130度25分53.13秒 / 北緯33.5686806度 東経130.4314250度 / 33.5686806; 130.4314250
駅番号 JB  01 
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 JB鹿児島本線
キロ程 80.9 km(門司港起点)
電報略号 タケ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 1面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
9,470人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1913年大正2年)9月21日
備考 直営駅
みどりの窓口
福 福岡市内
テンプレートを表示

歴史

編集

年表

編集

駅名の由来

編集

開業当時の地名(筑紫郡那珂村字竹下)が由来。

「竹下」は古くは「岳下」と書き、駅西方にある丘陵(岳)地帯の高宮地区の(下)に築かれたことが由来である。

駅構造

編集
 
西口(2020年11月)
 
竹下駅ホーム(右側)、左側には博多運転区がある(2020年11月)

島式ホーム1面2線を有する地上駅橋上駅舎を備える。駅舎は駅構内東側の九州新幹線博多南線高架下に設けられ、橋上駅であるが駅舎は駅の東側に位置している。かつては駅への出入りも駅東側からしか出来なかったが、2011年に駅西側と駅舎を結ぶ通路を新設し、西側からの出入りも可能となった。また2013年には駅西口前に駅前広場等を整備している。

2005年(平成17年)10月1日ダイヤ改正より上下線外側に通過用線路が敷設され、そちらが本線となった。駅構内西側は博多運転区(旧竹下気動車区・現南福岡車両区竹下車両派出)であり[1]多数の車両が出入りしている。駅横には博多南線が鹿児島本線に並行し、駅のすぐ南側で鹿児島本線を跨ぎ越す。駅入口のスピーカーからは毎日午前8時(『エーデルワイス』)・正午(『線路は続くよどこまでも』)・午後6時(『夕焼小焼』)に音楽が流れ、時を告げている。

ホーム有効長はかつては12両分あったが、前述の通過線敷設の関係で、現在は9両編成までとなっている。

直営駅であり[10]みどりの窓口及び自動改札機が設置されている。

のりば

編集
のりば 路線 方向 行先
1  鹿児島本線 下り 久留米大牟田佐賀方面
2 上り 博多小倉方面

利用状況

編集

2023年(令和5年)度の1日平均乗車人員9,470人であり、JR九州の駅としては第14位である[11]

近年の1日平均乗車人員は以下の通り。

年度別1日平均乗車人員[12]
年度 1日平均
乗車人員
1987年(昭和62年) 3,408
1988年(昭和63年) 3,986
2011年(平成23年) 5,656
2012年(平成24年) 5,948
2013年(平成25年) 6,656
2014年(平成26年) 6,999
2015年(平成27年) 7,540
2016年(平成28年) 7,897
2017年(平成29年) 8,350
2018年(平成30年) 8,580
2019年(令和元年) 8,693
2020年(令和02年) 6,861
2021年(令和03年) 7,441
2022年(令和04年) 9,234
2023年(令和05年) 9,470

駅周辺

編集

博多区南西端であり、博多区と南区の区境に近い。

バス路線

編集

東口前に西日本鉄道西鉄バス)「竹下」停留所、西口前に同「竹下駅西口」停留所がある(路線は2024年3月16日現在)。

竹下
竹下駅西口
  • 西日本鉄道
    • 48:レークヒルズ野多目 / 博多駅・博多埠頭
    • 48-1:老司団地
    • 48-2:博多駅筑紫口
    • 63:西鉄大橋駅 / 天神・博多埠頭

隣の駅

編集
九州旅客鉄道(JR九州)
 鹿児島本線
快速・区間快速(いずれも速達、一部列車のみ停車)
博多駅 (00) - 竹下駅 (JB01) - 南福岡駅 (JB03)
快速・区間快速(いずれも快速系は博多駅 - 南福岡駅間各停)・普通
博多駅 (00) - 竹下駅 (JB01) - 笹原駅 (JB02)

脚注

編集
  1. ^ a b 『週刊 JR全駅・全車両基地』 08号 博多駅・伊万里駅・西戸崎駅ほか81駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年9月30日、21頁。 
  2. ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、678-679頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 機動隊と揉み合う『朝日新聞』1968年(昭和43年)3月2日夕刊 3版 11面
  4. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '00年版』ジェー・アール・アール、2000年7月1日、190頁。ISBN 4-88283-121-X 
  5. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '05年版』ジェー・アール・アール、2005年7月1日、190頁。ISBN 4-88283-126-0 
  6. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '06年版』ジェー・アール・アール、2006年6月20日、190頁。ISBN 4-88283-127-9 
  7. ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2009年3月3日) 
  8. ^ 竹下駅西口通路の開通のお知らせ (PDF) - 福岡市道路下水道局、2011年11月22日
  9. ^ 竹下駅西口広場・駐輪場が完成します! (PDF) - 福岡市道路下水道局、2013年3月1日
  10. ^ 2023年10月1日より直営化。2023年9月30日までJR九州サービスサポートによる業務委託駅であった。(2024年3月期第2四半期決算説明会(JR九州),p.16 2024年1月31日閲覧)
  11. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2023年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2024年8月20日閲覧。
  12. ^ ふくおかデータウェブ 九州旅客鉄道駅別乗車人員 - 福岡県
  13. ^ 都市計画上の用途地域は「準工業地域」となっている福岡市 都市計画閲覧システム”. 2017年7月10日閲覧。

関連項目

編集

外部リンク

編集
  • 竹下駅(駅情報) - 九州旅客鉄道