第二十八号水雷艇

日本の四等水雷艇、元は清国海軍の水雷艇
第二八号水雷艇から転送)
艦歴
建造所 フルカン社
起工
進水
竣工 不明
就役 1895年2月に捕獲
除籍 1901年5月14日
要目(日本海軍時)
排水量 常備:16トン[1]
全長 垂線間長:19.74m [2]
全幅 2.69m
吃水 0.36m
機関 石炭専焼1基
レシプロ1基
1軸、90馬力
速力 11ノット
航続距離
燃料 石炭
乗員
兵装 37mm保式単装軽速射砲1基(推定)
36cm水上固定式魚雷発射管1門

第二十八号水雷艇(だいにじゅうはちごうすいらいてい、旧字体:第二十八號水雷艇)は、日本海軍水雷艇日清戦争で捕獲。

元はフルカン社建造で北洋水師所属の清国軍艦鎮遠付属第二号。装甲艦「鎮遠」の艦載水雷艇であり1895年(明治28年)2月に捕獲した。1898年(明治31年)の等級付与の際は唯一の四等水雷艇(20トン未満)となり、1901年(明治34年)5月14日に除籍された。写真は残されていない。

脚注 編集

  1. ^ 『世界の艦船 増刊第47集』による。『日本駆逐艦物語』では15トン。
  2. ^ 船体寸法は『世界の艦船 増刊第47集』による。『日本駆逐艦物語』では値が大きく違い垂線間長:19ft 8in、幅:2ft 7in、吃水:1ft 2inとなっている。

参考文献 編集

  • 中川努「日本海軍特務艦船史」『世界の艦船 増刊第47集』海人社、1997年3月号増刊、第522集。
  • 福井静夫『福井静夫著作集第5巻 日本駆逐艦物語』光人社、1993年。ISBN 4-7698-0611-6