第18回全国大学ラグビーフットボール選手権大会

第18回全国大学ラグビーフットボール選手権大会1981年昭和56年)12月19日から1982年昭和57年)1月4日にかけて開催された全国大学ラグビーフットボール選手権大会である。明治大学が2年振り5回目の優勝を果たした。

概要 編集

大会日程 編集

開催競技場 編集

出場大学 編集

試合日程・結果 編集

  • 試合開始時間は日本標準時である。
  • 3位決定戦は行われない。

トーナメント表 編集

1回戦 準決勝 決勝
                   
12月19日 - 花園        
 明治大学 28
1月2日 - 国立
 大阪体育大学 10  
 明治大学 20
12月20日 - 花園
   同志社大学 7  
 慶應義塾大学 3
1月4日 - 国立
 同志社大学 38  
 明治大学 21
12月20日 - 久留米
   早稲田大学 12
 早稲田大学 16
1月2日 - 国立
 福岡大学 3  
 早稲田大学 25
12月20日 - 花園
   専修大学 0  
 天理大学 16
 専修大学 25  

1回戦 編集

1981年12月19日
14時30分
明治大学 28-10 大阪体育大学
花園
主審: 森本圭

1981年12月20日
14時00分
慶應義塾大学 3-38 同志社大学
花園
主審: 入江康平

1981年12月20日
14時00分
早稲田大学 16-3 福岡大学
久留米
主審: 近藤誠一

1981年12月20日
12時20分
天理大学 16-25 専修大学
花園
主審: 伊神勝彦

準決勝 編集

1982年1月2日
14時00分
明治大学 20-7 同志社大学
国立
観客数: 60000人
主審: 高森秀蔵

1982年1月2日
12時15分
早稲田大学 25-0 専修大学
国立
観客数: 60000人
主審: 真下昇

決勝 編集

1982年1月4日
14時00分
明治大学 21-12 早稲田大学
国立
観客数: 55000人
主審: 八木宏器
全国大学ラグビーフットボール選手権大会
第18回大会 優勝
明治大学
2年振り5回目

退場事件 編集

準決勝の明治 対 同志社戦で、後半20分頃、リードしていた同志社の大島真也が、レフェリーの高森秀蔵から、『ラックの中で故意に相手を踏みつけた。』と宣告され、退場を命じられた。大島はそのようなことはしていない、と食い下がったが、当然のことながら認められなかった。これにより同志社はその後14人で戦わねばならなくなり、その後明治に逆転を許したため敗退した。同志社は翌年度以降、大学選手権史上初の3連覇を達成することになるが、もしこの退場事件がなければ、当年度も優勝できていたかもしれない、という声が少なくない[1]

脚注 編集

  1. ^ 誰がために笛は鳴る - 安威川敏樹のネターランド王国 2008年12月11日付

関連項目 編集