第22回オールスター競輪は、1979年岸和田競輪場で行われた。

決勝戦 編集

  • 10月2日(火)
着順 車番 選手 登録地
1 3 中野浩一 福岡県
2 4 鈴木正彦 栃木県
3 6 七竹茂 広島県
4 5 山口健治 東京都
5 2 吉井秀仁 千葉県
6 9 服部雅春 埼玉県
7 7 菅田順和 宮城県
8 1 高橋健二 愛知県
9 8 原田則夫 新潟県
  • 配当
    • 連勝単式 3-4 1280円

レース概要 編集

逃げる吉井 - 山口に、原田 - 服部が襲いかかる展開となったが、最終的に吉井が主導権を握った。一方、最終バック付近では7番手となった中野がその付近から捲って出たところ、2センター付近で早くも吉井 - 山口後位の3番手。そして4角で先頭に立ち、当時の岸和田では驚愕ともいえる、上がり(残り200m)タイム10.9秒のバンクレコードをマークして優勝。中野にマークした鈴木が2着、七竹が3着に入った。

エピソード 編集

  • 決勝戦中継は、前年に続きサンテレビの制作により放送された。
  • 最終日の入場者数は29,893人、六日間の総売上は75億4804万2400円だった。
  • 決勝戦で5着に敗れた吉井は、中野に捲られたことが相当に悔しく、敢闘門のところでへたりこんで、自転車を投げつけて悔し泣きしたという。

参考文献 編集

オールスター競輪
前回 (1978年 第22回オールスター競輪
1979年
次回(1980年
第21回オールスター競輪 第23回オールスター競輪