第24F海軍航空隊(だい24Fかいぐんこうくうたい、: Flottille 24F)は、フランス海軍海軍航空隊哨戒・海洋監視航空群隷下の哨戒機部隊[1]第一次世界大戦中の1917年カマレ=シュル=メールで編成された航空センターを起源とし、1952年6月15日ラン=ビウエ海軍航空基地で 編成された。ラン=ビウエ海軍航空基地に所在し、哨戒機にファルコン 50MSを運用する。

第24F海軍航空隊
Flottille 24F
創設 1952年6月15日
廃止 1998年9月1日
再編成 2000年3月10日
所属政体 フランスの旗 フランス
所属組織 フランス海軍
兵種/任務/特性 海洋哨戒
所在地 ブルターニュ地域圏モルビアン県ラン=ビウエ海軍航空基地
編成地 ブルターニュ地域圏モルビアン県ラン=ビウエ海軍航空基地
通称号/略称 24F
上級単位 哨戒・海洋監視航空群
主な戦歴 インドシナ戦争
テンプレートを表示

歴史 編集

第24F海軍航空隊は、第一次世界大戦中の1917年カマレ=シュル=メールで編成された航空センターを起源とし、1952年6月15日アブロランカスター飛行隊としてラン=ビウエ海軍航空基地で編成された[2]フランス領インドシナで勃発したインドシナ戦争に投入され、カマウタンチャウタイランド湾での偵察任務を実施し、地上部隊の支援を行った[2][3]1954年8月1日にラン=ビウエ海軍航空基地へ帰還後、大西洋沿岸の哨戒任務に就いたほか、モーリタニアチャドアデン湾オトラント海峡紅海コンゴでの哨戒任務も実施している[3]

第24F海軍航空隊は1998年9月1日に一度解隊され、2000年3月10日第2S飛行中隊の任務と所属機を引き継ぐ形でラン=ビウエ海軍航空基地で再編成された[2][3]2010年に所属機のエンブラエルEMB 121AN第28F海軍航空隊に全機移管され、ダッソーファルコン 50MSのみを運用する[3]

配備基地の変遷 編集

歴代運用機 編集

 
第24F海軍航空隊で運用したEMB 121AN
 
第24F海軍航空隊で運用するファルコン 50MS

脚注 編集

  1. ^ イカロス出版 世界の名機シリーズ ダッソーラファール 74頁-75頁 「艦上機としての、ラファール」青木謙知
  2. ^ a b c Net Marine Flottille 24F 2020年1月2日閲覧
  3. ^ a b c d Marine nationale Flottille 24F 2020年1月2日閲覧

関連項目 編集

外部リンク 編集