第28回クリティクス・チョイス・アワード
第28回クリティクス・チョイス・アワード(28th Critics' Choice Awards)は、クリティクス・チョイス・アソシエーションが主催する映画賞及びテレビ賞。2022年の映画・テレビシリーズ作品を対象とし、2023年1月15日にロサンゼルスのフェアモント・センチュリー・プラザ・ホテルで受賞作品が発表された[1][2][3][4][5]。授賞式はThe CWで放送され、司会は過去4年間務めたテイ・ディグスに代わり、チェルシー・ハンドラーが務めた[6][7][8]。映画部門とテレビ部門のノミネート作品発表は過去2年間と同様に別々に行われ[9]、テレビ部門は2022年12月6日[10]、映画部門は同月14日に発表された[11]。
第28回クリティクス・チョイス・アワード | |
---|---|
開催日 | 2023年1月15日 |
会場 | ロサンゼルス、フェアモント・センチュリー・プラザ・ホテル |
国 | アメリカ合衆国 |
主催 | クリティクス・チョイス・アソシエーション |
司会 | チェルシー・ハンドラー |
最多受賞者 | 映画: 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(5) テレビシリーズ: 『ベター・コール・ソウル』(3) |
最多ノミネート | 映画: 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(14) テレビシリーズ: 『アボット エレメンタリー』(6) |
公式サイト | https://www.criticschoice.com/ |
テレビ/ラジオ放送 | |
放送局 | The CW |
最多ノミネートは映画部門が『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の14部門で、『シェイプ・オブ・ウォーター』『女王陛下のお気に入り』『アイリッシュマン』に並ぶ歴代最多記録となり、次いで『フェイブルマンズ』の11部門が続いた[11]。テレビ部門の最多ノミネートは『アボット エレメンタリー』の6部門で、次いで『ベター・コール・ソウル』の5部門が続いた[10]。最多ノミネートを記録したスタジオはNetflixの28部門(映画賞13部門、テレビ賞15部門)で、6年連続で最多記録を維持している。特別賞としてジェフ・ブリッジスが生涯功労賞、ジャネール・モネイが#SeeHer賞を受賞している[12][13]。
受賞結果
編集映画部門
編集部門賞
編集#SeeHer賞
編集生涯功労賞
編集テレビ部門
編集映画部門の内訳
編集複数ノミネート:
数 | 作品名 |
---|---|
14 | 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』 |
11 | 『フェイブルマンズ』 |
9 | 『バビロン』 |
『イニシェリン島の精霊』 | |
7 | 『エルヴィス』 |
『TAR/ター』 | |
6 | 『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』 |
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』 | |
『ナイブズ・アウト: グラス・オニオン』 | |
『トップガン マーヴェリック』 | |
『ウーマン・トーキング 私たちの選択』 | |
5 | 『RRR』 |
4 | 『ザ・ホエール』 |
『ウーマン・キング 無敵の女戦士たち』 | |
3 | 『aftersun/アフターサン』 |
『THE BATMAN-ザ・バットマン-』 | |
『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』 | |
2 | 『生きる LIVING』 |
『ティル』 |
複数受賞:
数 | 作品名 |
---|---|
5 | 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』 |
2 | 『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』 |
『ナイブズ・アウト: グラス・オニオン』 | |
『RRR』 | |
『TAR/ター』 |
テレビ部門の内訳
編集複数ノミネート:
数 | 作品名 | ネットワーク | ジャンル |
---|---|---|---|
6 | 『アボット エレメンタリー』 | ABC | コメディ |
5 | 『ベター・コール・ソウル』 | AMC | ドラマ |
4 | 『ガスリット 陰謀と真実』 | Starz | リミテッド |
『グッド・ファイト』 | Paramount+ | ドラマ | |
レザベーション・ドッグス』 | FX on Hulu | コメディ | |
3 | 『バリー』 | HBO | |
『一流シェフのファミリーレストラン』 | FX on Hulu | ||
『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』 | HBO | ドラマ | |
『ジ・オファー / ゴッドファーザーに賭けた男』 | Paramount+ | リミテッド | |
『パム&トミー』 | Hulu | ||
2 | 『キャシアン・アンドー』 | Disney+ | ドラマ |
『バッド・シスターズ』 | Apple TV+ | ||
『ブラック・バード』 | リミテッド | ||
『デッド・トゥ・ミー 〜さようならの裏に〜』 | Netflix | コメディ | |
『ドロップアウト〜シリコンバレーを騙した女』 | Hulu | リミテッド | |
『ユーフォリア/EUPHORIA』 | HBO | ドラマ | |
『Ghosts』 | CBS | コメディ | |
『Hacks』 | HBO Max | ||
『トレミー・グレイ 最期の日々』 | Apple TV+ | リミテッド | |
『The Old Man』 | FX | ドラマ | |
『オザークへようこそ』 | Netflix | ||
『プレデター:ザ・プレイ』 | Hulu | 映画 | |
『Reboot』 | コメディ | ||
『セヴェランス』 | Apple TV+ | ドラマ | |
『The Survivor』 | HBO | 映画 | |
『産婦人科医アダムの赤裸々日記』 | AMC+ | リミテッド | |
『THIS IS US/ディス・イズ・アス』 | NBC | ドラマ | |
『アンダー・ザ・ヘブン 信仰の真実』 | FX on Hulu | リミテッド | |
『Weird: The Al Yankovic Story』 | The Roku Channel | 映画 | |
『イエローストーン』 | Paramount Network | ドラマ |
複数受賞:
数 | 作品名 | ネットワーク | ジャンル |
---|---|---|---|
3 | 『ベター・コール・ソウル』 | AMC | ドラマ |
2 | 『アボット エレメンタリー』 | ABC | コメディ |
『ドロップアウト〜シリコンバレーを騙した女』 | Hulu | リミテッド | |
『Weird: The Al Yankovic Story』 | The Roku Channel | 映画 |
プレゼンター
編集プレゼンター | 役割 |
---|---|
アニャ・テイラー=ジョイ マイルズ・テラー |
テレビ映画/リミテッドシリーズ主演女優賞の授与。 |
ヘンリー・ゴールディング | 外国語映画賞の授与。 |
キンタ・ブランソン サラ・ハイランド |
テレビ映画/リミテッドシリーズ助演男優賞、ドラマシリーズ助演女優賞の授与。 |
アイオウ・エディバリー エボン・モス=バクラック ジェレミー・アレン・ホワイト |
テレビ映画/リミテッドシリーズ主演男優賞、テレビ映画/リミテッドシリーズ助演女優賞の授与。 |
イヴ・ヒューソン シャロン・ホーガン |
コメディシリーズ助演男優賞、コメディシリーズ助演女優賞の授与。 |
ケイト・ハドソン | ジャネール・モネイに#SeeHer賞を授与。 |
オーブリー・プラザ | 助演男優賞の授与。 |
トロイ・コッツァー | 助演女優賞の授与。 |
コートニー・B・ヴァンス | テレビ映画/リミテッドシリーズ主演男優賞の授与。 |
ジュード・ヒル | アニメ映画賞の授与。 |
ジョン・グッドマン | ジェフ・ブリッジスに生涯功労賞を授与。 |
ベンジャミン・ブラット ナターシャ・リオン |
コメディシリーズ主演男優賞の授与。 |
セドリック・ジ・エンターテイナー | コメディシリーズ主演女優賞の授与。 |
セス・ローゲン | コメディシリーズ作品賞の授与。 |
フィービー・ディネヴァー | ドラマシリーズ主演男優賞の授与。 |
デイジー・エドガー=ジョーンズ エル・ファニング |
ドラマシリーズ主演女優賞の授与。 |
ケリー・ワシントン | ドラマシリーズ作品賞の授与。 |
ミーシャ・コリンズ タイラー・ホークリン ビッツィー・トゥロック |
リミテッドシリーズ作品賞の授与。 |
ディエゴ・ルナ | 監督賞の授与。 |
アンジェラ・バセット | 主演男優賞の授与。 |
ベン・スティラー | 主演女優賞の授与。 |
チェルシー・ハンドラー | 作品賞の授与。 |
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ Hammond, Pete (July 19, 2022). “Critics Choice Sets Dates for 28th Annual Ceremony, Documentary Awards, Plus Celebrations of Black, Latino, & Asian Pacific Cinema/TV”. Deadline Hollywood. December 5, 2022閲覧。
- ^ Murphy, J. Kim (July 19, 2022). “Critics Choice Awards Sets 2023 Date”. Variety. December 5, 2022閲覧。
- ^ Howard, Courtney (December 8, 2022). “The Critics' Choice Awards Continues to Grow, Promises Magical Moments”. Variety. December 8, 2022閲覧。
- ^ Tingley, Anna (January 15, 2023). “How to Watch the 2023 Critics’ Choice Awards”. Variety. January 15, 2023閲覧。
- ^ Pedersen, Erik (January 15, 2023). “'Everything Everywhere All at Once' Takes Best Picture at Critics Choice Awards – Complete Winners List”. Deadline Hollywood. January 15, 2023閲覧。
- ^ Schneider, Michael (October 20, 2022). “Chelsea Handler to Host 2023 Critics Choice Awards on Jan. 15, Ending Taye Diggs' Run”. Variety. December 5, 2022閲覧。
- ^ Verhoeven, Beatrice (January 13, 2023). “Chelsea Handler Talks Pressure of Hosting Upcoming Critics Choice Awards: "Everybody's Expecting Me to Make People Feel Uncomfortable"”. The Hollywood Reporter. January 13, 2023閲覧。
- ^ Andreeva, Nellie (January 15, 2023). “Chelsea Handler Takes Shots at Prince Harry, James Corden, Congress & More on Opening Monologue at Critics Choice Awards”. Deadline Hollywood. January 15, 2023閲覧。
- ^ Davis, Clayton (November 7, 2022). “Awards Season Calendar (2022–2023): Eligibility, Key Dates and Voting Schedule”. Variety. December 5, 2022閲覧。
- ^ a b Petski, Denise (December 6, 2022). “Critics Choice TV Nominations: 'Abbott Elementary' Leads Field with 6, followed by 'Better Call Saul' with 5”. Deadline Hollywood. December 6, 2022閲覧。
- ^ a b Hammond, Pete (December 14, 2022). “'Everything Everywhere', 'Fabelmans', 'Babylon' Lead Critics Choice Award Nominees for Film”. Deadline Hollywood. December 14, 2022閲覧。
- ^ a b “Janelle Monáe Reflects on "Deeply Personal" Roles That "Shed Light on a Human Experience" in Critics Choice Awards Speech”. Deadline Hollywood (January 15, 2023). January 15, 2023閲覧。
- ^ a b Jackson, Destiny (January 15, 2023). “Jeff Bridges Pays Tribute to His Family, Peter Bogdanovich and Beautiful "Lifetime" of "Telling Stories"”. Deadline Hollywood. January 15, 2023閲覧。
- ^ Hammond, Pete (February 22, 2022). “Critics Choice Super Awards Nominations Include 'Shang-Chi', 'Spider-Man', 'Midnight Mass' & 'Evil'”. Deadline Hollywood. December 14, 2022閲覧。
- ^ Pedersen, Erik (March 17, 2022). “Critics Choice Super Awards: 'Spider-Man: No Way Home', 'Squid Game' & 'WandaVision' Lead Field”. Deadline Hollywood. December 14, 2022閲覧。