第31回国民体育大会(だい31かいこくみんたいいくたいかい)は、1976年に開催された国民体育大会である。冬季スキー大会のテーマは「立山に美と力と友情と」。夏季・秋季大会のテーマは「若楠国体」、スローガンは「さわやかに すこやかに おおらかに」。

オイルショックによる影響 編集

オイルショックによる経済減速をうけ、財政悪化した佐賀県から参加人員4,000人減とする案が、体協および各競技団体に示された。これに対し開催権取り上げといった意見も出たが、最終的に秋季大会の参加人員を14,500人程度とすることで決着した。質素な大会を目指し、これまで行われてきた行事が取りやめとなっている[1]

概要 編集

期間 開催地 競技数 参加者数
1976年1月25日 - 1月28日 栃木県日光市今市市 1 1,804
1976年2月14日 - 2月17日 富山県大山町 1 1,921
1976年9月19日 - 9月22日 佐賀県佐賀市唐津市川副町 3 3,489
1976年10月24日 - 10月29日 佐賀県 28 15,116
合 計 33 22,330

冬季大会 編集

冬季大会スケート競技会
開催地 栃木県日光市今市市
開催日 昭和51年1月25日 - 昭和51年1月28日
公式サイト 氷都八戸デジタルアーカイブ - 第16回国民体育大会冬季大会スケート競技会のプログラム1
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スケート競技会 編集

第31回国民体育大会冬季大会スケート競技会は、1月25日1月28日栃木県日光市今市市 (現日光市)で開催された。[2]

実施競技・会場一覧 編集

競技名 会場地 会場
スケート スピード 日光市 日光スケートセンター[3]
フィギュア 日光市 日光スケートセンター、古河電工リンク[4]、細尾リンク
今市市 今市青少年スポーツセンターリンク
アイスホッケー 日光市 古河電工リンク、細尾リンク、田母沢リンク、中禅寺リンク
今市市 今市青少年スポーツセンターリンク

スキー競技会 編集

第31回国民体育大会冬季大会スキー競技会は、2月14日2月17日富山県大山町 (現富山市)で開催された。テーマは「立山に美と力と友情と」。

実施競技・会場一覧 編集

夏季大会 編集

実施競技 編集

秋季大会 編集

実施競技 編集

総合成績 編集

天皇杯 編集

  • 1位 - 佐賀県
  • 2位 - 東京都
  • 3位 - 埼玉県

皇后杯 編集

  • 1位 - 東京都
  • 2位 - 佐賀県
  • 3位 - 鹿児島県

脚注 編集

  1. ^ 県内大会旗のリレー取りやめ、放鳩・風船などが中止されている。
  2. ^ [1]
  3. ^ 1991年3月閉鎖
  4. ^ 2000年3月閉鎖

参考文献 編集