第37回スーパーボウル

第37回スーパーボウル(だい37かいスーパーボウル、Super Bowl XXXVII)は2003年1月26日カリフォルニア州サンディエゴクアルコム・スタジアムで行われた37回目のスーパーボウルNFCチャンピオンであるタンパベイ・バッカニアーズAFCチャンピオンであるオークランド・レイダーズの対戦。バッカニアーズがレイダーズを48-21で破って、チーム創設以来初めてのスーパーボウル制覇を果たした。MVPはバッカニアーズのセイフティであるデクスター・ジャクソンが受賞した。

第37回スーパーボウル
Super Bowl XXXVII
1 2 3 4
OAK 3 0 6 12 21
TB 3 17 14 14 48
開催日 2003年1月26日
スタジアム クアルコム・スタジアム
開催地 カリフォルニア州サンディエゴ
MVP デクスター・ジャクソン, バッカニアーズ
優勝予想 Raiders by 4
国歌斉唱 ディクシー・チックス
コイントス 1972年マイアミ・ドルフィンズ優勝メンバー
ハーフタイム シャナイア・トゥエイン
ノー・ダウト
スティング
入場者数 67,603
アメリカにおけるテレビ放送
ネットワーク ABC
実況と解説 アル・マイケルズジョン・マッデン
視聴率 40.7 (全米)
占有率 61 (全米)
CM広告料
(30秒)
210万ドル
 < 第36回 スーパーボウル 第38回 > 

バッカニアーズのジョン・グルーデンヘッドコーチは39歳であり、スーパーボウル史上最年少での優勝コーチとなった[1]

目次

背景編集

第37回スーパーボウルは、1997年10月15日にワシントンD.C.で行われたNFLオーナー会議でサンフランシスコで開催することが決定したが、スーパーボウル開催に必要とされた新スタジアムの建設計画が頓挫し、1999年5月26日にアトランタで開催されたオーナー会議でサンディエゴが開催地に決まった。カリフォルニア州ではその後、リーバイス・スタジアムで行われる予定の第50回スーパーボウルまでスーパーボウルが開催されていない。この大会は日中に開催された最後のスーパーボウルとなった。このシーズン、マイティダックス・オブ・アナハイムスタンレー・カップに進出した。スーパーボウルとスタンレー・カップファイナルが同じ州で開催されるのは、10年前の1993年パサデナローズボウル第27回スーパーボウルが開催され、ロサンゼルス・キングスがスタンレー・カップファイナルに進出して以来史上2度目のことであった。

ジョン・グルーデンによるレイダーズの再建編集

1995年にオークランドに戻った後、1997年には4勝12敗に終わるなど、レイダーズは低迷していた。ジョン・グルーデンヘッドコーチが就任し、1998年1999年は8勝8敗でシーズンを終えた。1999年に獲得したベテランQBリッチ・ギャノンは、チームオフェンスをNFL5位に押し上げた。2000年、12勝4敗でAFC西地区優勝を果たしたが、AFCチャンピオンシップゲームボルチモア・レイブンズに3-16で敗れた。その後、プロボウルWRジェリー・ライス、DTトレース・アームストロングを獲得、2001年もAFC西地区優勝を果たしたが、タック・ルール・ゲームと呼ばれるようになるニューイングランド・ペイトリオッツとのディビジョナルプレーオフで敗れた[2]

グルーデンを獲得したバッカニアーズ編集

アル・デービスは、NFLのヘッドコーチに最も給料を出し渋るオーナーとして知られていた。グルーデンもその例外ではなく、デービスは2000年ニューイングランド・ペイトリオッツロバート・クラフトオーナーがドラフト指名権と引き替えにニューヨーク・ジェッツからビル・ベリチックを獲得したように、ドラフト指名権4つと引き替えにグルーデンをバッカニアーズにトレードした。バッカニアーズはドラフト1巡指名権2つ、2巡指名権2つ、800万ドルをグルーデン獲得のためにレイダーズに渡した。バッカニアーズは当時強力なディフェンスを持っていたが、スーパーボウル優勝には、オフェンスの再建が必要と見られていた。

バッカニアーズは長年弱小チームであり[3]、チーム創設から最初の20年間でプレーオフ出場はわずか3回であった。1996年トニー・ダンジーヘッドコーチ、モンテ・キフィンディフェンスコーディネーターが就任すると、ディフェンスラインマンのウォーレン・サップ、ラインバッカーのデリック・ブルックス、ディフェンシブバックのロンデ・バーバージョン・リンチを中心にディフェンスは改善され、1997年にはNFL3位、1998年にはNFL2位、2000年にはNFL3位のディフェンスとなった。

ダンジーヘッドコーチが指揮した6年間のうち、チームは4回プレーオフに出場したが、強力なディフェンスに反してオフェンスはリーグ最低レベルであり、プレーオフでは負け続けた。

グルーデンが就任したもののバッカニアーズの攻撃はこの年NFL25位のトータル5222ヤード獲得にとどまった。QBブラッド・ジョンソンは、パス451回中281回成功、3049ヤード、22TD、6INTでプロボウルに選ばれた。RBマイケル・ピットマンがチームトップの718ヤードを走り1TD、59回のレシーブで477ヤードを獲得した。プロボウルに選ばれたFBマイク・オルストットが548ヤードを走り5TD、35回のレシーブで242ヤード、2TDをあげた。WRキーショーン・ジョンソンはチームトップの76回のレシーブで1088ヤード、5TD、キーナン・マカーデルは61回のレシーブで670ヤード、6TDをあげた。

ディフェンスはNFLトップで[1]、トータルディフェンスで1試合あたり252.8ヤード、パスディフェンスで1試合あたり155.6ヤード、平均12.3失点、許したTDパス10回、31インターセプト、相手QBのQBレイティングはわずか48.4であった。

ブルックス、リンチ、サップ、シミオン・ライスがプロボウルに選ばれた。ブルックスはチームトップの87タックルをあげるとともに、5インターセプト、2インターセプトリターンTD、1ファンブルリカバーTD、サップからのラテラルパスを受けたTDと4TDをあげた。ラインバッカーが1シーズンに4TDをあげたのはNFL史上初めてであった。ディフェンスはレギュラーシーズンとプレーオフで合計9TDをあげた。ライスはチームトップの15.5サック、サップは7.5サック、2インターセプト、CBブライアン・ケリーはチームトップの8インターセプトをあげた。

グルーデンが退団したレイダーズ編集

グルーデンを失い、1998年からオフェンスコーディネーターを務めていたビル・キャラハンがヘッドコーチとなったレイダーズは[4]、AFCトップの11勝5敗でシーズンを終えた。パスオフェンスはNFLトップの4689ヤード、トータルオフェンスはNFL2位の6451ヤードを獲得した。

ギャノンは、パス618回中418回成功、4689ヤード、26TD、10INTの成績でシーズンMVP[1]、プロボウルに選ばれた。418回のパス成功、パス獲得300ヤード以上の試合が10試合は、NFL記録であった。ギャノンはランでも50回走って156ヤード、3TDをあげた。18年目のベテランジェリー・ライスは92回のレシーブで1211ヤード、7TDをあげて13回目のプロボウルに選ばれた。また15年目のベテランWRティム・ブラウンは81回のレシーブで930ヤード、2TDをあげた。若手WRジェリー・ポーターは51回のレシーブで688ヤード、9TD、RBチャーリー・ガーナーはチームトップの962ヤード、7TDをあげるとともにNFLのランニングバックトップの91回のレシーブで941ヤードを獲得、4TDをあげた。RBタイロン・ウィートリーは419ヤードを走った。ザック・クロケットはブロッカーとして活躍するとともに、8TDをあげた。オフェンスラインからは、リンカーン・ケネディバレット・ロビンズの2人がプロボウルに選ばれた。

レイダーズのディフェンスは弱点であり、パスディフェンスはNFL25位、トータルディフェンスは12位であった。その中、ベテランSロッド・ウッドソンがNFLトップの8インターセプト、2TD、ロッド・コールマンがチームトップの11サックをあげた。LBビル・ロマノウスキーは、サンフランシスコ・フォーティナイナーズで2回、デンバー・ブロンコスで2回スーパーボウル優勝を果たしており、5度目のスーパーボウル出場となった。ディフェンシブバックのトリー・ジェームズは、4インターセプトをあげた。

プレーオフ編集

バッカニアーズは、サンフランシスコ・フォーティナイナーズを31-6、は極寒のフィラデルフィアベテランズ・スタジアムで行われたNFCチャンピオンシップゲームでは、フィラデルフィア・イーグルスを27-10で破り、チーム初のカンファレンス優勝とスーパーボウル進出を決めた[5]。フィラデルフィア・イーグルスを27-10で破りスーパーボウル初出場を果たした。レイダーズは、ニューヨーク・ジェッツを30-10[6]テネシー・タイタンズを41-24で破りスーパーボウルに進出した[7]

試合開始前の話題編集

レイダーズが19年ぶりに優勝するかどうか注目が集まった。メディアの多くが注目したのは、グルーデンについてであった[8]。NFLコミッショナーのポール・タグリアブーはヘッドコーチをトレードすることを今後禁じる声明を発表した[9]

レイダーズの先発Cバレット・ロビンズはうつ病となり、チームを離脱[10]、かつてプロボウルに選ばれたこともあるアダム・トリューが代役を務めた[11]

テレビ放映とエンターテインメント編集

ABCが全米中継を行った。30秒間のCM枠は200万ドルで販売された[8]

試合開始前、"Santana and Friends"と呼ばれたイベントが行われ、カルロス・サンタナの演奏でビヨンセミシェル・ブランチがフィールドで歌った[12]ABCは、そのイベントに先立って駐車場で行われたテールゲートパーティでのボニー・レイットグー・グー・ドールズマイケル・ブーブレによるイベントを放送した[13]。前年の第36回スーパーボウルニューイングランド・ペイトリオッツが見せたように、その年のシーズンのハイライトが放送される中、両チームの選手は入場した。この年以降のスーパーボウルはこの慣習で行われている。

セリーヌ・ディオンゴッド・ブレス・アメリカを歌い、ディクシー・チックスアメリカ国歌斉唱を行った。アメリカ海軍F/A-18E/F スーパーホーネットが会場上空を飛ぶパフォーマンスを見せた[12]

第7回スーパーボウルから30年となったこの大会では、シーズン無敗でスーパーボウルを制した1972年マイアミ・ドルフィンズのメンバー、ドン・シュラボブ・グリーシーラリー・ゾンカラリー・リトルジム・ランガーニック・ブオニコンティポール・ウォーフィールドがコイントスに参加した[12]

ゲーム中、「Terry Tate: Office Linebacker」、リーボックバドワイザーなどのCMが放送された。

AT&Tモビリティのスポンサーで行われたハーフタイムショーでは、シャナイア・トゥエインノー・ダウトスティングが登場した[14]

トゥウェインは、Man! I Feel Like a Woman!、アップを歌った。ノー・ダウトは、ジャスト・ア・ガールを歌った。

スティングは、孤独のメッセージを歌ったが、途中からグウェン・ステファニーが加わった。

NBCは、ハーフタイムショーに合わせて、ジミー・ファロンティナ・フェイ出演のサタデー・ナイト・ライブからWeekend Updateのコーナーをぶつけた。

試合経過編集

キックオフの際の気温は華氏82度であり、第7回スーパーボウルの華氏84度に続く、2番目に高い気温で試合は始まった[1]

第1Q、3プレー目でブラッド・ジョンソンのパスをチャールズ・ウッドソンがインターセプトして敵陣36ヤード地点まで12ヤードリターンし、TDのチャンスを得た。しかし6プレー後、第3ダウンでギャノンをシミオン・ライスがサックしたため、レイダーズはセバスチャン・ジャニカウスキーが40ヤードのFGを成功、3-0と先制した[1]

バッカニアーズはキックオフでアーロン・ステッカーが27ヤードをリターンしたが、自陣29ヤード地点でボールをファンブル、いったんはレイダーズのエリック・ジョンソンがリカバーしたと判定されたが、インスタントリプレーの結果、ステッカーの両ひざが地面についてヒットされるまで、ボールが確保されていると判断され判定は覆り、バッカニアーズの攻撃となった。

ジョンソンは最初のプレーでジョー・ジャーヴィシャスに11ヤードのパスを通した。2回のパス不成功の後、第3ダウンで、ジャーヴィシャスへの23ヤードのパスで敵陣37ヤード地点まで前進、さらにRBピットマンの23ヤードのランで敵陣13ヤードまで攻め込んだ。しかし続く3プレーでパス不成功2回、ランで1ヤードの前進にとどまり、マーティン・グラマティカの31ヤードのFGで3-3の同点となった。

第1Q終盤、レイダーズは、ダリエン・ゴードンの17ヤードのパントリターンで自陣49ヤードからの攻撃権を獲得、ガーナーへの8ヤードのパスで、敵陣43ヤードまで前進したが、第3ダウンにTEジョン・ジョリーを狙ったパスをデクスター・ジャクソンが自陣40ヤード地点でインターセプトして9ヤードリターンした。9プレー後にグラマティカがこの日2本目となる43ヤードのFGを成功し、6-3とバッカニアーズは逆転した[1]

続くレイダーズの攻撃でもジャクソンはパスをインターセプトし、敵陣45ヤード地点まで25ヤードをリターンした。前半で2インターセプトをあげたのは、スーパーボウル史上ジャクソンが初めてであった。バッカニアーズは、このチャンスをものにできず、パントとなったが、トム・テュパの素晴らしいパントで、レイダーズは自陣11ヤード地点からの攻撃となった。レイダーズは3回の攻撃で前進できず、1ヤードロスしシェーン・レックラーがパントを蹴った。これをカール・ウィリアムズが25ヤードリターンし、バッカニアーズは敵陣27ヤード地点からの攻撃権を得た。ピットマンの6ヤード、19ヤードのランの後、第2Q残り6分28秒にマイク・オルストットの2ヤードのTDランでバッカニアーズは、13-3とリードを広げた[1]。バッカニアーズは前半残り30秒にマカーデルへの5ヤードのTDパスで20-3とリードして前半を折り返した[1]

センターのバレット・ロビンズを欠いたオフェンスラインは、バッカニアーズのディフェンスのプレッシャーからギャノンを守れず、前半だけでギャノンは3サックされ、パス17回中7回成功、56ヤード、2インターセプトに終わった[1]

第3Qもバッカニアーズが試合を支配し、レイダーズの最初の攻撃はパントとなり、バッカニアーズは続く攻撃で7分52秒をかけて14プレー、89ヤードのTDドライブを完成、最後はジョンソンからマカーデルへの8ヤードのTDパスで27-3とした[1]。続くレイダーズの攻撃では2プレー目に、ドワイト・スミスが44ヤードのインターセプトリターンTDをあげて、バッカニアーズは34-3とレイダーズを突き放した[1]

その後、レイダーズはポーターへの39ヤードのTDパスを成功させたが、2ポイントコンバージョンは失敗し、34-9となった。レイダーズは続くバッカニアーズの攻撃をパントに追い込むと、テュパのパントをティム・ジョンソンがブロック、エリック・ジョンソンが13ヤードのリターンTDをあげた。2ポイントコンバージョンは再度失敗し、34-15となった[1]

バッカニアーズは、ピットマンの24ヤードのランなどで、敵陣9ヤードまで攻め込んだが、27ヤードのFGを狙ったプレーでテュパがスナップをファンブルし、無得点に終わった[1]。残り6分6秒に、ギャノンはライスへの48ヤードのTDパスを成功、34-21とレイダーズは13点差まで迫った。2ポイントコンバージョンは、ポーターの足がアウト・オブ・バーンズとなり、失敗に終わった[1]

バッカニアーズはラン攻撃で時間を消費した。レイダーズ陣29ヤード地点からの第3ダウン残り18ヤードのプレーでブルックスがギャノンのパスをインターセプト、44ヤードのリターンTDをあげて、試合時間残り1分18秒で41-21となった。さらに残り2秒にドワイト・スミスが50ヤードのインターセプトリターンTDをあげて48-21となった[1]。続くキックオフでは、レイダーズのDTクリス・クーパーがボールをリターン、ジャック・ゴールデンがタックルしたところで試合は終わった。

レイダーズの敗戦後、イーストオークランドでは暴動が起き、少なくとも12台の車が放火され、400人の警官が出動した[15]

多くのスポーツファンやスポーツライターは、グルーデンがレイダーズを知り尽くしていたことが、バッカニアーズの主な勝因と考えた。ディフェンシブバックのリンチは、試合中チームメートにレイダーズのオフェンスプレーは、グルーデンが話したとおりだと語っている[16]。バッカニアーズは、トータルオフェンスで365ヤード対269ヤード、ランオフェンスで150ヤード対19ヤード、ファーストダウン獲得回数で24対11、オフェンスプレー回数で76対60、ターンオーバー奪取で5対1とレイダーズを圧倒した。

バッカニアーズは、スーパーボウル史上初めてディフェンスが3TDをあげた[17]。グルーデンは史上最年少の39歳でスーパーボウルを制覇したヘッドコーチとなった[17]。これまでの大会でもディフェンスが複数TDをあげたのは、第27回スーパーボウルでのダラス・カウボーイズのみであった。

ブラッド・ジョンソンはパス34回中18回成功、215ヤード、2TD、1インターセプト、10ヤードを走った。ピットマンはこの試合トップの120ヤードを走った。オルストットは15ヤードを走り、1TD、5回のレシーブで43ヤードを獲得した。キーショーン・ジョンソンは、6回のレシーブで69ヤード、セイフティのデクスター・ジャクソンと、ニッケルバックのドワイト・スミスの2人がそれぞれ2インターセプトをあげた[17]

ギャノンはパス44回中24回成功、272ヤード、2TD、スーパーボウル史上ワースト記録となる5インターセプトを喫した[17]。レイダーズのリーディングラッシャーは、ガーナーでわずか10ヤード、7回のレシーブで51ヤードを獲得した。ライスは5回のレシーブで77ヤード、1TD、2つの異なるチームでTDをあげた最初の選手となった(後にリッキー・プロールムーシン・ムハマドがこの記録に並んだ)。ティム・ブラウンはわずか1回のレシーブで9ヤード獲得に終わった[17]マーカス・ナイトは、第29回スーパーボウルサンディエゴ・チャージャーズアンドレ・コールマンが作った記録に並ぶ8回のキックオフリターンで[18]143ヤードをリターンした。ビル・ロマノウスキーは、元チームメートのチャールズ・ヘイリーに並ぶ5個目のスーパーボウルリングを手に入れることができなかった[19]

両チームが後半あげた46点はスーパーボウル記録、両チームの合計得点69得点は、第27回スーパーボウルに並ぶ歴代2位の記録となった[20]

その後編集

2003年、バッカニアーズは7勝9敗、レイダーズは4勝12敗に終わり、両チームはプレーオフを逃した。2004年、バッカニアーズは5勝11敗に終わった。スーパーボウル優勝後、2年連続負け越ししたのは、バッカニアーズが初めてであった。レイダーズは2003年から2008年まで11敗以上し、キャラハンを含めて4人のヘッドコーチが解任された[2]

2014年終了時点で、バッカニアーズはこの試合以後、プレーオフで未勝利、レイダーズはプレーオフに出場できずにいる。

2013年、元レイダーズのWRティム・ブラウンジェリー・ライスが、ビル・キャラハンヘッドコーチがスーパーボウル直前にラン中心のゲームプランからパス中心のゲームプランを変更したことがチームの敗退につながったと批判した。これについて、ニューヨーク・ジェッツのヘッドコーチ時代、キャラハンがアシスタントコーチを務めたこともあるエリック・マンジーニは馬鹿げた考えであると否定している[10]。またリッチ・ギャノンやビル・ロマノウスキーもキャラハンを支持するコメントを出した[21]

スターティングラインアップ編集

オークランド・レイダーズ ポジション タンパベイ・バッカニアーズ
オフェンス
ティム・ブラウン
Tim Brown
WR キーショーン・ジョンソン
Keyshawn Johnson
バリー・シムズ
Barry Sims
LT ロマン・オーベン
Roman Oben
フランク・ミドルトン
Frank Middleton
LG ケリー・ジェンキンス
Kerry Jenkins
アダム・トリュー
Adam Treu
C ジェフ・クリスティ
Jeff Christy
モー・コリンズ
Mo Collins
RG コージー・コールマン
Cosey Coleman
リンカーン・ケネディ
Lincoln Kennedy
RT ケニャッタ・ウォーカー
Kenyatta Walker
ダグ・ジョリー
Doug Jolley
TE ケン・ディルガー
Ken Dilger
ジェリー・ライス
Jerry Rice
WR キーナン・マカーデル
Keenan McCardell
リッチ・ギャノン
Rich Gannon
QB ブラッド・ジョンソン
Brad Johnson
チャーリー・ガーナー
Charlie Garner
RB マイケル・ピットマン
Michael Pittman
ジェリー・ポーター
Jerry Porter
FB マイク・オルストット
Mike Alstott
ディフェンス
デローレンス・グラント
DeLawrence Grant
LE グレッグ・スパイアーズ
Greg Spires
サム・アダムズ
Sam Adams
NT-LDT ウォーレン・サップ
Warren Sapp
ジョン・パレラ
John Parrella
LOLB-DE チャートリック・ダービー
Chartric Darby
リーガン・アップショー
Regan Upshaw
RE シミオン・ライス
Simeon Rice
ビル・ロマノウスキー
Bill Romanowski
LOLB デリック・ブルックス
Derrick Brooks
ナポレオン・ハリス
Napoleon Harris
MLB シェルトン・クォールズ
Shelton Quarles
エリック・バートン
Eric Barton
ROLB-DB ドワイト・スミス
Dwight Smith
チャールズ・ウッドソン
Charles Woodson
LCB ブライアン・ケリー
Brian Kelly
トリー・ジェームズ
Tory James
RCB ロンデ・バーバー
Ronde Barber
アンソニー・ドーセット
Anthony Dorsett
SS ジョン・リンチ
John Lynch
ロッド・ウッドソン
Rod Woodson
FS デクスター・ジャクソン
Dexter Jackson
スペシャルチーム
セバスチャン・ジャニコウスキー
Sebastian Janikowski
K マーティン・グラマティカ
Martin Gramatica
シェーン・レックラー
Shane Lechler
P トム・テュパ
Tom Tupa
ヘッドコーチ
ビル・キャラハン
Bill Callahan
ジョン・グルーデン
Jon Gruden

トーナメント表編集

                                   
1月5日
ハインツ・フィールド
  1月11日
ザ・コロシアム
         
 6  ブラウンズ  33
 3  スティーラーズ  31
 3  スティーラーズ  36     1月19日
ネットワークアソシエイツ・コロシアム
 2  タイタンズ  34*  
AFC
1月4日
ジャイアンツ・スタジアム
 2  タイタンズ  24
1月12日
ネットワークアソシエイツ・コロシアム
   1  レイダーズ  41  
 5  コルツ  0 AFC チャンピオンシップ
 4  ジェッツ  10
 4  ジェッツ  41   1月26日
クアルコム・スタジアム
 1  レイダーズ  30  
ワイルドカード・プレイオフ  
ディビジョナル・プレイオフ
1月5日
キャンドルスティック・パーク
 A1  レイダーズ  21
1月12日
レイモンド・ジェームス・スタジアム
   N2  バッカニアーズ  48
 5  ジャイアンツ  38 第37回スーパーボウル
 4  49ERS  6
 4  49ERS  39     1月19日
ベテランズ・スタジアム
 2  バッカニアーズ  31  
NFC
1月4日
ランボー・フィールド
 2  バッカニアーズ  27
1月11日
ベテランズ・スタジアム
   1  イーグルス  10  
 6  ファルコンズ  27 NFC チャンピオンシップ
 6  ファルコンズ  6
 3  パッカーズ  7  
 1  イーグルス  20  
  • 対戦カードはシード順で決定され、そのラウンドに登場する最上位チームが最下位チームとホームで対戦、残った2チームが上位チームのホームで対戦する(ワイルドカードプレイオフの第3シード対第6シードの結果によって、ディヴィジョナルプレイオフの対戦カードが決まる)。
  • チーム名の左の数字はシード順。
  • *延長戦決着

脚注編集

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o Bucs stop here — with a Super Bowl title”. USAトゥデイ (2003年1月26日). 2015年2月8日閲覧。
  2. ^ a b David White (2009年12月28日). “Gruden's revenge on Raiders”. サンフランシスコ・クロニクル. 2015年2月8日閲覧。
  3. ^ Buccaneers get their first shot at the NFL treasure”. smh.com.au (2003年1月21日). 2015年2月8日閲覧。
  4. ^ 第37回スーパーボウル、レイダース監督がわざと負けた?”. アメフトNewsJapan (2013年1月22日). 2015年2月8日閲覧。
  5. ^ Aaron Schatz (2005年). “Best in playoffs? Da Bears”. ESPN. 2015年1月25日閲覧。
  6. ^ Gannon leads Raiders in rout of Jets”. ESPN (2003年1月12日). 2015年2月8日閲覧。
  7. ^ John Clayton (2003年1月19日). “Raiders pass their way to San Diego”. ESPN. 2015年2月8日閲覧。
  8. ^ a b Rudy Martzke (2003年1月27日). “'Gruden Bowl' keeps fans glued to TVs”. USAトゥデイ. 2015年2月8日閲覧。
  9. ^ Rick Stroud (2003年1月17日). “NFL nixes draft picks for coaches”. セントピーターズバーグ・タイムズ. 2015年2月8日閲覧。
  10. ^ a b 殿堂入りWRライス氏、かつての指揮官キャラハン氏を批判”. NFL JAPAN (2013年1月23日). 2013年2月2日閲覧。
  11. ^ Bill Michael Cunningham (2003年1月27日). “Treu Gets The Call In Robbins' Absence”. サン・センティネル. 2015年2月8日閲覧。
  12. ^ a b c Fred Mitchell (2013年1月27日). “In their fashion, Bucs fans laugh”. シカゴ・トリビューン. 2015年2月8日閲覧。
  13. ^ Highlights of ABC's pre- and postgame shows”. ABCスポーツ (2013年4月18日). 2015年2月8日閲覧。
  14. ^ Gina Vivinetto (2013年1月27日). “Superstars belt out favorites, or lip synch them”. セントピーターズバーグ・タイムズ. 2015年2月8日閲覧。
  15. ^ RAIDER RAGE Oakland police no match for street mayhem”. サンフランシスコ・クロニクル (2003年1月27日). 2015年2月8日閲覧。
  16. ^ Dan Pompei (2003年1月27日). “Best-laid plans: How the Bucs prepared to be champions”. スポーティング・ニューズ. 2015年2月8日閲覧。
  17. ^ a b c d e Rich Cimini. “Super Bowl XXXVII: Buccaneers defense stomps Raiders in 48-21 rout”. デイリーニューズ. 2015年3月21日閲覧。
  18. ^ Most Kickoff Returns, Game”. nfl.com. 2015年3月21日閲覧。
  19. ^ Richard Weiner (2003年1月27日). “Typical Raider: Romanowski revived in Oakland”. USAトゥデイ. 2015年3月21日閲覧。
  20. ^ Dan Fitch (2010年12月23日). “The 5 highest scoring Super Bowls of all time”. betting.betfair.com. 2015年3月21日閲覧。
  21. ^ ビル・キャラハンが反論、ティム・ブラウンが弁明”. アメフトNewsJapan (2013年1月23日). 2015年2月8日閲覧。

外部リンク編集