第50回グラミー賞 (50th Grammy Awards) は2008年2月10日ロサンゼルスステイプルズ・センターで開催された。テレビ中継は例年どおりCBSで放送され、日本ではWOWOWで放送された。

概要

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今回はエイミー・ワインハウスが授賞式直前にビザ発給を拒否したものの、年間最優秀レコード賞を含む主要部門を含む5部門を受賞した。ニューエイジ部門にノミネートされていた喜多郎は受賞を逃した。さらに朗読アルバム部門では大統領選挙で戦い、2009年に大統領に就任したバラク・オバマ大統領が受賞した。

主要部門受賞者

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当節の記述のうち、特記していない項目の出典は[1]である。

主要4部門

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年間最優秀レコード賞
年間最優秀アルバム賞
年間最優秀楽曲賞
最優秀新人賞

ポップ

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最優秀女性ポップ・ボーカル・パフォーマンス
最優秀男性ポップ・ボーカル・パフォーマンス
最優秀ポップ・パフォーマンス(デュオもしくはグループ)
最優秀ポップ・コラボレーション
最優秀ポップ・インストゥルメンタル・パフォーマンス
最優秀ポップ・インストゥメンタル・アルバム
最優秀ポップ・ボーカル・アルバム

トラディショナル・ポップ

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最優秀トラディッショナル・ポップ・ボーカル・アルバム

ダンス

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最優秀ダンス録音
最優秀エレクトリック/ダンス・アルバム

ロック

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最優秀ソロ・ロック・ボーカル・パフォーマンス
最優秀ロック・パフォーマンス(デュオもしくはグループ)
最優秀ハードロック・パフォーマンス
最優秀メタル・パフォーマンス
最優秀ロック・インストゥルメンタル・パフォーマンス
最優秀ロック・ソング
最優秀ロック・アルバム

オルタナティヴ

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最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバム
最優秀女性R&Bボーカル・パフォーマンス
最優秀男性R&Bボーカル・パフォーマンス
最優秀R&Bパフォーマンス(デュオもしくはグループ)
最優秀トラディッショナルR&Bボーカル・パフォーマンス
最優秀アーバン/オルタナティヴ・パフォーマンス
最優秀R&Bソング
最優秀R&Bアルバム
最優秀コンテンポラリーR&Bアルバム

ラップ

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最優秀ラップ・ソロ・パフォーマンス
最優秀ラップ・パフォーマンス(デュオもしくはグループ)
最優秀ラップ・コラボレーション(ボーカルあり)
最優秀ラップ・ソング
最優秀ラップ・アルバム

カントリー

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最優秀女性カントリー・ボーカル・パフォーマンス
最優秀男性カントリー・ボーカル・パフォーマンス
最優秀カントリー・パフォーマンス(デュオもしくはグループ)
最優秀カントリー・コラボレーション(ボーカルあり)
最優秀カントリー・インストゥルメンタル・パフォーマンス
最優秀カントリー・ソング
最優秀カントリー・アルバム

ニューエイジ

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最優秀ニューエイジ・アルバム

ジャズ

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最優秀コンテンポラリー・ジャズ・アルバム

最優秀ジャズ・ボーカル・アルバム

最優秀ジャズ・インストゥメンタル・ソロ

最優秀ジャズ・インストゥメンタル・アルバム(個人もしくはグループ)

最優秀ラージ・ジャズ・アンサンブル・アルバム

最優秀ラテン・ジャズ・アルバム

ゴスペル

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最優秀ゴスペル・パフォーマンス
最優秀ゴスペル・ソング
最優秀ロックもしくはラップ・ゴスペル・アルバム
最優秀ポップ/コンテンポラリー・ゴスペル・アルバム
最優秀サザン、カントリーもしくはブルーグラス・ゴスペル・アルバム

ラテン

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最優秀ラテン・ポップ・アルバム
最優秀ラテン・ポップ・アルバム
最優秀ラテン・アーバン・アルバム
最優秀トロピカル・ラテン・アルバム
最優秀メキシカン/メキシカン-アメリカン・アルバム
最優秀テハーノ・アルバム
最優秀バンダ・アルバム

ブルース

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最優秀トラディショナル・ブルース・アルバム
最優秀コンテンポラリー・ブルース・アルバム

フォーク

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最優秀トラディショナル・フォーク・アルバム
最優秀コンテンポラリー・フォーク・アルバム
最優秀ブルーグラス・アルバム(新設)
最優秀ネイティブ・アメリカン・ミュージック・アルバム
  • 『Totemic Flute Chants』 – Johnny Whitehorse
最優秀ハワイアン・ミュージック・アルバム
  • 『Treasures of Hawaiian Slack Key Guitar』 – Various Artists

レゲエ

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最優秀レゲエ・アルバム

ワールドミュージック

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最優秀トラディッショナル・ワールドミュージック・アルバム
最優秀コンテンポラリー・ワールドミュージック・アルバム
最優秀ザディコもしくはケイジャン・ミュージック・アルバム
最優秀ポルカ・アルバム

チルドレンズ

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最優秀チルドレンズ・ミュージック・アルバム
最優秀チルドレンズ・スポークン・ワード・アルバム

スポークン・ワード

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最優秀スポークン・ワード・アルバム

コメディ

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最優秀コメディ・アルバム

ミュージカル・ショー

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最優秀ミュージカル・ショー・アルバム

映画、テレビ、その他ビジュアルメディア向け

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最優秀コンピレーション・サウンドトラック・アルバム(映画、テレビ、その他ビジュアルメディア向け)
最優秀スコア・サウンドトラック・アルバム(映画、テレビ、その他ビジュアルメディア向け)
最優秀楽曲(映画、テレビ、その他ビジュアルメディア向け)

作曲・編曲

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最優秀インストゥルメンタル作曲
最優秀インストゥルメンタル編曲
最優秀インストゥルメンタル編曲(ボーカリストあり)

パッケージ

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最優秀録音パッケージ
最優秀ボックスドもしくは特別限定版パッケージ
  • Various Artists『What It Is!: Funky Soul and Rare Grooves (1967–1977)』 - Masaki Koike(アート・ディレクター)

アルバム・ノーツ

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最優秀アルバム・ノーツ
  • Various Artists『John Work III: Recording Black Culture』 - Bruce Nemerov(アルバム・ノーツ・ライター)

ヒストリカル

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最優秀ヒストリカル・アルバム

制作(非クラシカル)

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最優秀エンジニアド・アルバム(非クラシカル)
プロデューサー・オブ・ザ・イヤー(非クラシカル)
最優秀リミックスド録音

制作(サラウンドサウンド)

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最優秀サラウンドサウンド・アルバム

制作(クラシカル)

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最優秀エンジニアド・アルバム(クラシカル)
プロデューサー・オブ・ザ・イヤー(クラシカル)

ミュージック・ビデオ

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最優秀短編ミュージック・ビデオ
最優秀長編ミュージック・ビデオ

特別賞

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ミュージケアーズ・パーソン・オブ・ザ・イヤー

脚注

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  1. ^ Past Winners Search”. GRAMMY.com. 2011年10月21日閲覧。
  2. ^ Edna Gundersen (2008年2月10日). “MusiCares honors Aretha Franklin at pre-Grammy party”. USA TODAY. 2011年10月22日閲覧。

外部リンク

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