第6回全日本都市対抗野球大会

第6回全日本都市対抗野球大会(だい6かいぜんにほんとしたいこうやきゅうたいかい)は、1932年8月4日から8月9日まで明治神宮野球場で開かれた都市対抗野球大会である。

概要編集

  • 参加チームは2大会ぶりに1チーム増加し、16チームとなった。うち、全川崎、全大宮、全長野、大阪鉄道局吹田、全広島の5チームが初出場と、フレッシュな顔ぶれとなった。
  • 優勝チームに授与される黒獅子旗は第1回大会から設けられていたが、この大会から、準優勝チームに白獅子旗が授与されることになった。
  • 16チームということで全チームが優勝するためには同じ試合数勝ちあがらなければならなくなったこの大会を制したのは、6年連続出場の全神戸。初戦で2連覇中だった東京倶楽部を破り、勢いに乗った。関学大出身の木村秀一投手は4試合で打者139人に対して失点わずか1と驚異的なピッチングを見せ、大連、東京以外の地に初めて黒獅子旗を持ち帰った。

出場チーム編集

大会編集

1回戦編集

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
東京倶楽部 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
全神戸 0 0 0 0 0 0 1 2 x 3
  1. :木村  :中村  
  • 第2試合(8月4日)
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
全長野 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1
全川崎 3 1 4 1 2 0 4 0 x 15
  1. :鈴木  :麻田  
  2. 本塁打
    川:藤井繁
  • 第3試合(8月4日)
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
全京城 1 0 1 0 0 0 0 4 6 12
全広島 0 0 0 0 5 0 0 1 0 6
  1. :吉田  :森岡  
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
函館太洋倶楽部 0 0 0 0 0 0 2 1 6 9
台北交通団 3 0 0 1 1 0 5 0 x 10
  1. :渡辺  :奥野  
  2. 本塁打
    台:田子
  • 第5試合(8月5日)
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
名古屋鉄道局 6 0 0 1 0 0 0 0 0 7
八幡製鉄 0 0 5 0 0 0 0 0 1 6
  1. :武田  :大岡  
  2. 本塁打
    八:大岡
  • 第6試合(8月5日)
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
全大宮 0 0 0 0 0 0 0 1 1 2
仙台鉄道局 0 0 1 0 0 0 1 2 x 4
  1. :京谷  :吉野  
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
全大阪 0 0 0 0 1 2 0 0 0 3
満州倶楽部 5 0 0 2 1 0 0 1 x 9
  1. :浜崎  :三宅  
  • 第8試合(8月6日)
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
大阪鉄道局吹田 0 0 0 0 0 0 0 1 2 3
全横浜 0 0 0 0 0 0 1 0 3x 4
  1. :富士川  :渡辺  

2回戦編集

  • 第1試合(8月6日)
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
全川崎 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1
全神戸 1 0 0 2 0 0 0 0 x 3
  1. :木村  :鈴木  
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
台北交通団 0 0 0 3 0 1 0 0 1 5
全京城 0 0 3 0 0 0 0 0 1 4
  1. :渡辺  :安田  
  • 第3試合(8月7日)
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
名古屋鉄道局 0 0 0 0 2 0 0 0 0 2
仙台鉄道局 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1
  1. :武田  :京谷  
  • 第4試合(8月7日)
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
全横浜 0 0 2 0 0 0 2 0 0 4
満州倶楽部 5 0 2 0 0 2 1 2 x 12
  1. :浜崎  :多瀬  

準決勝編集

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
台北交通団 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
全神戸 0 0 0 0 0 0 2 2 x 4
  1. :木村  :渡辺  
  • 第2試合(8月8日)
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
名古屋鉄道局 3 2 1 0 0 0 0 1 0 7
満州倶楽部 3 0 0 1 0 1 1 0 x 8
  1. :浜崎  :水庫  

決勝編集

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
満州倶楽部 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
全神戸 0 0 0 0 1 0 0 0 x 1
  1. :木村  :浜崎  
  2. (全神戸は初優勝)