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第6回社会人野球日本選手権大会

第6回社会人野球日本選手権大会(だい6かいしゃかいじんやきゅうにほんせんしゅけんたいかい)は、1979年11月3日から11月11日にかけて阪神甲子園球場で開かれた社会人野球日本選手権大会である。

概要編集

  • この夏の都市対抗野球を初出場で制した三菱重工広島は、同じく初優勝を果たした広島東洋カープの勢いとともに秋も制するかと注目されたが、2回戦で姿を消した。
  • 前回大会で優勝した北海道拓殖銀行は8強まで進出したが、津田恒美擁する協和発酵に敗れて連覇を逃した。
  • 大会を制したのは、この夏の都市対抗野球出場を逃した住友金属。大会直前にコーチ兼任捕手の中村裕二が死去するアクシデントを乗り越えて2年ぶり2度目の優勝を飾った。
  • この大会を最後に甲子園での開催は終了(次回・第7回から大阪球場に変更)となり、以降は社会人野球の全国規模の大会は甲子園で開催されていない。

出場チーム編集

代表枠 チーム 出場回数
北海道 北海道拓殖銀行 5年連続5回目
北海道 大昭和製紙北海道 2年連続4回目
東北 仙台鉄道管理局 2年連続3回目
東北 新日本製鐵釜石 2年ぶり2回目
関東 本田技研 初出場
関東 三菱自動車川崎 初出場
関東 富士重工業 3年連続3回目
中部 日本楽器 2年連続3回目
中部 電電信越 2年ぶり3回目
東海北陸 電電東海 2年ぶり2回目
東海北陸 西濃運輸 2年連続5回目
代表枠 チーム 出場回数
近畿 住友金属 2年ぶり4回目
近畿 日本生命 4年ぶり3回目
近畿 松下電器 6年連続6回目
近畿 三菱重工神戸 2年連続4回目
近畿 神戸製鋼 4年連続4回目
中国 三菱重工広島 2年連続4回目
中国 協和発酵 3年ぶり2回目
四国 丸善石油 2年ぶり3回目
四国 四国銀行 初出場
九州 新日本製鐵八幡 5年ぶり2回目
九州 電電九州 2年連続3回目

大会編集

1回戦編集

1 2 3 4 5 6 7 8 9
三菱重工神戸 0 1 0 0 0 3 4 1 0 9
本田技研 0 1 0 0 0 0 2 0 1 4

勝:一色 敗:中後 本:竹中(神戸)、上久保(本田)

  • 第2試合(11月3日)-延長10回
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
四国銀行 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 2
仙台鉄道管理局 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1

勝:山本 敗:高橋正

  • 第3試合(11月3日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
富士重工業 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
三菱重工広島 0 0 0 0 0 1 0 3 X 4

勝:村田 敗:三浦

1 2 3 4 5 6 7 8 9
新日鉄八幡 1 0 0 0 1 1 1 0 3 7
三菱自動車川崎 0 0 1 0 0 0 0 0 1 2

勝:村上 敗:福家 本:加藤、下村(以上八幡)

  • 第5試合(11月4日)-延長15回
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
北海道拓殖銀行 0 0 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 5
日本生命 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 2 4

勝:中村 敗:林 本:堀田、田伏、山本(以上拓銀)

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13
電電信越 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 2
丸善石油 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

勝:鈴木 敗:新

2回戦編集

  • 第1試合(11月5日)-延長11回
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11
電電九州 0 0 0 0 0 1 0 1 0 0 1 3
西濃運輸 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 2

勝:山内 敗:白石 本:山極(西濃)、柴田(九州)

  • 第2試合(11月5日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
電電東海 0 0 0 0 0 1 0 0 1 2
住友金属 0 0 0 2 2 0 2 2 X 8

勝:高橋 敗:浜田 本:湯之戸(東海)

1 2 3 4 5 6 7 8 9
三菱重工神戸 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1
大昭和製紙北海道 1 0 0 1 0 2 0 1 X 5

勝:川瀬 敗:庄司 本:高梨、村上2(以上北海道)、岡田(神戸)

  • 第4試合(11月6日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
四国銀行 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
松下電器 1 0 0 0 0 0 0 4 X 5

勝:原 敗:山本 本:山田(松下)

  • 第5試合(11月6日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本楽器 1 0 0 0 0 4 0 0 1 6
三菱重工広島 1 0 1 1 0 0 0 0 0 3

勝:藤原 敗:村田 本:竹崎(日楽)

1 2 3 4 5 6 7 8 9
協和発酵 0 0 1 1 6 3 0 0 0 11
新日鉄八幡 0 0 0 2 0 0 1 0 0 3

勝:津田 敗:村上 本:沢熊(八幡)、古嶋(協和)

  • 第7試合(11月7日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
新日鉄釜石 0 1 0 1 0 0 1 0 1 4
北海道拓殖銀行 0 0 1 0 0 1 1 3 X 6

勝:中村 敗:斉藤 本:三上(釜石)、高岡(拓銀)、日高(釜石)

  • 第8試合(11月7日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
電電信越 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
神戸製鋼 2 0 0 0 0 0 0 0 X 2

勝:山本泰 敗:安藤

準々決勝編集

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
電電九州 0 0 1 0 0 0 0 0 0 2 3
大昭和製紙北海道 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 2

勝:長嶺 敗:川瀬

  • 第2試合(11月8日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本楽器 2 0 0 0 1 0 0 0 0 3
松下電器 1 1 0 0 0 0 0 2 X 4

勝:長谷部 敗:久保 本:内海(日楽)、山田(松下)

  • 第3試合(11月8日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
北海道拓殖銀行 0 1 0 0 0 1 0 0 0 2
協和発酵 0 0 0 0 0 2 1 0 X 3

勝:津田 敗:柴田 本:梅田(拓銀)

  • 第4試合(11月8日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
住友金属 0 0 0 0 0 0 3 6 2 11
神戸製鋼 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

勝:高橋 敗:三善

準決勝編集

1 2 3 4 5 6 7 8 9
松下電器 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1
電電九州 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

勝:長谷部 敗:山内 本:鍛治舎(松下)

  • 第2試合(11月9日)
1 2 3 4 5 6 7 8 9
住友金属 0 0 2 1 0 0 1 0 0 4
協和発酵 0 0 2 0 0 0 0 0 0 2

勝:高橋 敗:津田 本:田中(住金)

決勝編集

1 2 3 4 5 6 7 8 9
松下電器 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
住友金属 0 0 0 0 0 0 1 1 X 2

勝:川端 敗:原
(住友金属は2年ぶり2回目の優勝)

表彰選手等編集

  • 最高殊勲選手賞 高橋修二(投手:住友金属)
  • 敢闘賞 鍛治舎巧(一塁手:松下電器)
  • 打撃賞 清水長寿(二塁手:住友金属)
  • 大会優秀選手
    • 投手
    長嶺俊一(電電九州)
    原邦彦(松下電器)
    長谷部優(松下電器)
    津田恒美(協和発酵)
    高橋修二(住友金属)
    川瀬隆俊(大昭和製紙北海道)
    川端理史(住友金属)
    • 捕手
    村上忠則(大昭和製紙北海道)
    木原弘人(松下電器)
    小川良一(住友金属)
    • 一塁手
    鍛治舎巧(松下電器)
    田伏清美(北海道拓殖銀行)
    • 二塁手
    坂口雅久(松下電器)
    安永知紀(協和発酵)
    清水長寿(住友金属)
    • 三塁手
    柴田克巳(電電九州)
    松隈憲治(住友金属)
    嘉村学(協和発酵)
    • 遊撃手
    田中祐司(住友金属)
    • 外野手
    三好一幸(住友金属)
    山本和則(大昭和製紙北海道)
    内山仁志(日本楽器)
    古嶋正人(協和発酵)
    宇山秀明(住友金属)
    磯本邦彦(松下電器)

同大会の記録編集

  • 1イニング連続安打 7
住友金属が準々決勝・対神戸製鋼戦の8回に記録。
  • 1イニングチーム最多三塁打 2
住友金属が準々決勝・対神戸製鋼戦で記録。