第74回選抜高等学校野球大会

第74回選抜高等学校野球大会(だい74かいせんばつこうとうがっこうやきゅうたいかい)は、2002年3月25日から4月5日(雨で1日順延)まで阪神甲子園球場で行われた選抜高等学校野球大会である。

第74回選抜高等学校野球大会
試合日程 2002年3月25日 - 4月5日
出場校 32校
優勝校 報徳学園兵庫、28年ぶり2回目)
試合数 31試合
開会式司会 斉藤嘉一(山梨吉田高校卒業)
松澤春奈(長野松商学園高校3年)
入場行進曲明日があるさ』(Re:Japan
国歌独唱 福代まり奈(愛知菊里高校3年)
選手宣誓 宮本賢関西
始球式 遠山敦子(文部科学大臣)
閉会式司会 松澤春奈(長野・松商学園高校3年)
総入場者数 約453,000人(1試合平均14,612人)
最高入場者数/1日 62,000人
大会本塁打 14本
 < 20012003 > 
選抜高等学校野球大会
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概要編集

  • この大会から一般枠が30となり、選考委員会の結果、関東と近畿が減枠された。
  • この回からこども料金が設定された。
  • 重量を制限した新基準バットが導入された。

日程編集

  • 2002年平成14年)
    • 1月31日 - 選考委員会が開かれ出場32校が決定。
    • 3月15日 - 組み合わせ抽選会。
    • 3月25日 - 開会式。
    • 3月27日 - 雨天中止。
    • 4月5日 - 決勝戦。閉会式。

選出校編集

地区 選出校 出場回数
北海道 札幌日大 北海道 初出場
東北 秋田経法大付 秋田 2年ぶり5回目
酒田南 山形 初出場
関東 水戸短大付 茨城 初出場
宇都宮工 栃木 6年ぶり5回目
前橋 群馬 24年ぶり2回目
浦和学院 埼玉 4年ぶり4回目
東京 日大三 東京 2年連続16回目
二松学舎大付 東京 20年ぶり3回目
東海 中京大中京 愛知 5年ぶり27回目
愛工大名電 愛知 11年ぶり5回目
津田学園 三重 6年ぶり2回目
北信越 新湊 富山 16年ぶり2回目
福井商 福井 2年連続16回目
近畿 平安 京都 3年ぶり34回目
金光大阪 大阪 初出場
大体大浪商 大阪 23年ぶり19回目
報徳学園 兵庫 4年ぶり14回目
三木 兵庫 初出場
智弁和歌山 和歌山 2年ぶり5回目
地区 選出校 出場回数
中国 関西 岡山 2年連続6回目
広島商 広島 4年ぶり21回目
広陵 広島 3年連続18回目
四国 尽誠学園 香川 2年連続6回目
鳴門工 徳島 3年ぶり3回目
明徳義塾 高知 2年ぶり10回目
九州 福岡工大城東 福岡 10年ぶり2回目
九州学院 熊本 2年ぶり3回目
延岡工 宮崎 21年ぶり2回目
樟南 鹿児島 4年ぶり7回目
21世紀枠
地区 選出校 出場回数
北海道 鵡川 北海道 初出場
中国 松江北 島根 55年ぶり2回目

組み合わせ・試合結果編集

1回戦 - 準決勝編集

 
1回戦2回戦準々決勝準決勝
 
              
 
3月25日(1)
 
 
大体大浪商5
 
3月31日(2)
 
二松学舎大付4
 
大体大浪商2
 
3月25日(2)
 
鳴門工3
 
鳴門工7
 
4月3日(1)
 
酒田南5
 
鳴門工19
 
3月25日(3)
 
広島商1
 
広島商6
 
3月31日(3)
 
樟南3
 
広島商1
 
3月26日(1)
 
鵡川0
 
三木8
 
4月4日(1):延長10回
 
鵡川12
 
鳴門工3
 
3月26日(2)
 
関西1
 
智弁和歌山2
 
4月1日(1)
 
関西7
 
関西5
 
3月26日(3)
 
九州学院2
 
前橋1
 
4月3日(2)
 
九州学院2
 
関西10
 
3月28日(1)
 
尽誠学園1
 
新湊2
 
4月1日(2)
 
愛工大名電1
 
新湊2
 
3月28日(2)
 
尽誠学園4
 
尽誠学園12
 
 
水戸短大付7
 
 
1回戦2回戦準々決勝準決勝
 
              
 
3月28日(3)
 
 
札幌日大2
 
4月1日(3)
 
津田学園8
 
津田学園2
 
3月29日(1)
 
福井商8
 
福井商5
 
4月3日(3)
 
松江北3
 
福井商10
 
3月29日(2):延長11回
 
明徳義塾8
 
宇都宮工5
 
4月2日(1)
 
福岡工大城東6x
 
福岡工大城東2
 
3月29日(3)
 
明徳義塾7
 
金光大阪4
 
4月4日(2)
 
明徳義塾7
 
福井商1
 
3月30日(1)
 
報徳学園7
 
延岡工5
 
4月2日(2)
 
秋田経法大付4
 
延岡工0
 
3月30日(2)
 
浦和学院7
 
浦和学院7
 
4月3日(4)
 
平安1
 
浦和学院5
 
3月30日(3)
 
報徳学園7
 
中京大中京0
 
4月2日(3)
 
広陵4
 
広陵3
 
3月31日(1)
 
報徳学園5
 
報徳学園3
 
 
日大三2
 

決勝編集

4月5日

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
鳴門工 0 0 0 0 0 1 0 1 0 2 9 2
報徳学園 1 1 5 0 0 0 0 1 X 8 15 0
  1. (鳴):丸山、細谷 - 濱永
  2. (報):大谷 - 荒畑
  3. 審判
    [球審]杉中
    [塁審]桂・赤井・吉川
  4. 試合時間:1時間57分
鳴門工
打順守備選手
1[中]佐坂謙介(2年)
2[二]泉雅仁(3年)
3[左]梅原健太(3年)
4[捕]濱永和弘(3年)
5[一]山北聖也(3年)
6[遊]谷哲也(2年)
7[三]新原由嗣(2年)
8[投]右丸山哲矢(3年)
森勇一朗(3年)
9[右]中西善章(3年)
細谷孝志(3年)
梅原裕介(3年)
矢野崇行(3年)
報徳学園
打順守備選手
1[遊]尾崎匡哉(3年)
2[左]橋本健吾(3年)
3[一]松下享平(3年)
4[二]長瀧雄太郎(3年)
5[三]石井孝一(3年)
6[中]木下賢治(3年)
7[右]前山優(3年)
8[投]大谷智久(3年)
9[捕]荒畑圭(3年)

大会本塁打編集

1回戦
  • 第1号:伊戸田和樹(二松学舎大付)
  • 第2号:千代永大輔(九州学院)
  • 第3号:柴泰雄(水戸短大付)
  • 第4号:成田和功(札幌日大)
  • 第5号:岡本一男(松江北)
  • 第6号:筧裕次郎(明徳義塾)
  • 第7号:田中匠(金光大阪)
  • 第8号:佐藤慶彦(延岡工)
  • 第9号:中東信二(広陵)
  • 第10号:荒畑圭(報徳学園)
2回戦
  • 第11号:赤土善尚(福井商)
  • 第12号:赤土善尚(福井商)
  • 第13号:風浦孝(福岡工大城東)
準々決勝
  • 第14号:梅原健太(鳴門工)


その他の主な出場選手編集


エピソード編集

  • 第4日第二試合の宇都宮工 - 福岡工大城東戦において、スタンドで観戦していた福岡工大城東の関係者(同校野球部の当時の副部長)が、試合中に敵チームの情報を記したメモを福岡工大城東のベンチに手渡す不正行為を行っていたことが発覚[1]。別の観客から試合中に大会本部に通報があり、大会本部の事情聴取に対し副部長は容疑を認めた。当該のメモはベンチにいた控え部員が保持していたが、部長や監督は存在を認知していなかったため試合は続行された[2]
    • 試合後、勝利した福岡工大城東側は不正行為の責任を取って2回戦(4月2日・対明徳義塾戦)の出場辞退を申し入れたが、高野連側は選手には非がないとして予定通り試合に出場することを認めた[1]。また、不正行為を実際に行った副部長は後に高野連より謹慎処分を受けたほか、同校の野球部部長も交代させられる処分を受けた。

脚注編集

[脚注の使い方]
  1. ^ a b 福岡工大城東が不正行為/1度は出場辞退を申し入れ”. 四国新聞 (2002年3月29日). 2021年3月29日閲覧。
  2. ^ スパイに不正行為、サイン盗み疑惑…センバツ三大騒動はこうして起こった!”. デイリー新潮 (2021年3月29日). 2021年3月29日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集