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笹川賞競走(ささかわしょうきょうそう)は、ボートレースSG競走の1つ。

笹川賞
(ボートレース オールスター)
格付け SG
優勝賞金 3500万円
優勝戦 6名
各準優勝戦上位2名
準優勝戦 得点上位18名
予選 4日間
出場資格

ファン投票(前期A1級を対象)
選考委員会選出の選手(3名)

または、優先出場者
主催者 市・組合・企業団
開催地 日本の旗 持ち回り
開催時期 5月下旬 - 6月上旬
第1回執行日 1974年5月2日
次回開催予定
開催期間 第47回 2020年
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通称は「オールスター競艇」。2014年からの通称名称は「ボートレース オールスター(BOAT RACE ALL STARS)[1]。本競走は5大SG競走GRANDE5の第2戦に位置付けられている。

概要編集

本競走は他のSG競走と異なり、プロ野球オールスターゲーム競馬宝塚記念有馬記念更に競輪オールスター競輪と同様にファン投票によって出場選手が決定される。特に初日の最終競走である第12レースの「ドリーム戦」は投票上位6名によって争われる。ファン投票の形式と言う事もあり、他のSG競走と比べて女子選手が出場しやすい大会でもある。

毎年5月の最終週(年によっては5月から6月に架けての月跨ぎ開催が有る)に行われる。

下付賞があり、「日本モーターボート競走会会長杯争奪 笹川賞競走」となる。第34回大会まで「全国モーターボート競走会連合会会長杯」であったが、全国モーターボート競走会連合会及び各都府県のモーターボート競走会が2008年3月31日を以て解散となり、同年4月1日より日本モーターボート競走会に組織が一元化されたことを受け[2]、第35回大会から「日本モーターボート競走会会長杯」に変更となった。

「笹川」は競艇の産みの親である笹川良一(ささかわ りょういち)の名前から取っている。

ファン投票編集

1月下旬になるとファン投票の案内が発表される。投票期間は1月下旬 - 2月下旬。発表は3月上旬。ボートレースオフィシャルWEBやボートレース雑誌、スポーツ新聞各紙へ発表される。なお、初日の最終第12レースで行なわれるドリーム戦の出場メンバー選抜も兼ねている為、優先出場選手もファン投票の対象選手として取り扱っている。

出場資格編集

  • 優先出場
  • 開催年前期A1級を対象にしたファン投票を行い、その獲得投票順に出場者が選出される。
  • その他、選考委員会選出の選手(3名)

※選考は優先出場選手→一般投票選手(獲得投票順)→選考委員会選出→予備選手(獲得投票順)

  • 選出除外(投票者リストに入らない)
    • 前年の1月から12月末日までの出走回数160走未満の選手。(優先出場選手は免除)
    • 前回(前年)のボートレースオールスターから直前のボートレースクラシックのSG優勝戦で選手責任事由によるスタート事故を起こした選手。
    • 前年のボートレースダービーからグランプリ(シリーズ戦)のSG準優勝戦で選手責任事由によるスタート事故を起こした選手。
    • 前年のグランプリ(トライアル・順位決定戦)で選手責任事由によるスタート事故を起こした選手。
    • 前年の1月以後に褒賞懲戒規定による出場停止処分(一部を除く)を受けた選手。
    • 産休などで投票を辞退した選手。
  • 出場取消
    • ボートレースオールスター前検日までに褒賞懲戒規定による出場停止処分を受けた選手。(一部を除く)
    • 負傷、病気等により出場を辞退する申出があった選手。
  • 優勝すると翌年の同大会への出場権を無条件で手に入れる事が出来る。

歴史編集

全国地区対抗競走が廃止され、その代替として開催されるようになった[3]。第1回大会のファン投票1位は彦坂郁雄であった[4]

2010年の第37回大会の選手紹介式では、新鋭リーグ・女子リーグのオリジナルファンファーレが発表された。

2011年の第38回大会は東日本大震災被災地支援競走としてこの年の最初のSG大会として開催し総売上げの1割を被災地に送った。女性選手が初めてドリーム戦に出場(3774横西奏恵・1着)し、さらに当競走では初めて女性選手が優出した(同じく横西奏恵・6着)。

2013年、ファン投票で中村亮太がファンに配る投票用のマークシートの自分の欄を予め塗り潰したものを配布すると言うファンに対しての不正行為を行なったことにより、2年間出場停止処分を受けた(うち正式な処分は日本モーターボート競走会から1年間の出場停止処分。残りの1年間は選手会長崎支部からの出場自粛勧告を受け入れたもの)。

2014年の第41回大会ではSG最高記録となる女子選手12人が選出され、2日目第1競走にはオール女子戦も組まれた[5]

2015年の第42回大会は薄暮競走で開催され[6][7]、さらに女子選手の選出数がファン投票の対象となる選手の男女比を勘案して制限されるようになった[6]

2019年の第46回大会は天皇の退位等に関する皇室典範特例法により、新元号(令和)施行後初の全国発売競走となった。同時に優勝者がこの年から新設したボートレースバトルチャンピオントーナメント競走への出場権を得られるシステムが新たに加わった。

歴代優勝者編集

出典はボートレースオフィシャルWEBにあるボートレースオールスター一覧の各回ページより。

回数 開催年 優勝戦日 開催場 優勝者
選手名 登録番号 年齢 住所(2013年度まで)
所属支部(2014年度以降)
枠番 コース 決まり手
1 1974年(昭和49年) 5月7日 住之江 野中和夫 2291 30 大阪 3 5 -
2 1975年(昭和50年) 5月6日 常滑 北原友次 1481 35 岡山 1 3 抜き
3 1976年(昭和51年) 5月7日 住之江 野中和夫 2291 32 大阪 3 5 -
4 1977年(昭和52年) 5月8日 住之江 加藤峻二 1485 35 埼玉 2 4 まくり
5 1978年(昭和53年) 5月8日 住之江 彦坂郁雄 1515 37 千葉 3 3 まくり
6 1979年(昭和54年) 5月8日 住之江 中道善博 2096 30 徳島 6 2 差し
7 1980年(昭和55年) 5月9日 住之江 中道善博 2096 31 徳島 4 1 逃げ
8 1981年(昭和56年) 5月8日 住之江 貴田宏一 976 46 岡山 5 4 まくり
9 1982年(昭和57年) 5月7日 住之江 常松拓支 1686 43 大阪 2 1 逃げ
10 1983年(昭和58年) 5月8日 住之江 彦坂郁雄 1515 42 千葉 2 6 差し
11 1984年(昭和59年) 5月4日 浜名湖 今村豊 2992 22 山口 2 6 差し
12 1985年(昭和60年) 5月7日 住之江 井上利明 1962 43 大阪 3 4 差し
13 1986年(昭和61年) 5月7日 住之江 新田宣夫 2401 38 愛媛 1 4 まくり
14 1987年(昭和62年) 5月7日 尼崎 野中和夫 2291 43 大阪 6 2 2M差し
15 1988年(昭和63年) 5月8日 住之江 安岐真人 1864 43 香川 2 4 まくり
16 1989年(平成元年) 5月9日 下関 黒明良光 2090 41 岡山 3 6 まくり差し
17 1990年(平成2年) 5月8日 住之江 野中和夫 2291 46 大阪 6 2 2M差し
18 1991年(平成3年) 5月8日 住之江 野中和夫 2291 47 大阪 6 3 まくり
19 1992年(平成4年) 5月7日 住之江 中道善博 2096 43 徳島 6 2 差し
20 1993年(平成5年) 5月25日 丸亀 野中和夫 2291 49 大阪 2 3 まくり差し
21 1994年(平成6年) 5月31日 戸田 福永達夫 2205 46 山口 5 1 逃げ
22 1995年(平成7年) 5月29日 浜名湖 服部幸男 3422 24 静岡 4 4 まくり差し
23 1996年(平成8年) 5月27日 児島 松井繁 3415 26 大阪 6 6 恵まれ
24 1997年(平成9年) 5月27日 常滑 植木通彦 3285 29 福岡 6 3 まくり
25 1998年(平成10年) 5月24日 桐生 山崎智也 3622 24 群馬 6 4 恵まれ
26 1999年(平成11年) 5月23日 蒲郡 濱村芳宏 3295 32 徳島 1 1 逃げ
27 2000年(平成12年) 5月28日 蒲郡 熊谷直樹 3200 35 北海道 1 1 逃げ
28 2001年(平成13年) 5月20日 浜名湖 松井繁 3415 31 大阪 6 5 まくり差し
29 2002年(平成14年) 6月2日 尼崎 西島義則 3024 40 広島 6 3 まくり差し
30 2003年(平成15年) 6月1日 平和島 平石和男 3251 36 埼玉 6 6 まくり差し
31 2004年(平成16年) 5月30日 尼崎 上瀧和則 3307 36 佐賀 1 1 逃げ
32 2005年(平成17年) 5月29日 常滑 植木通彦 3285 37 福岡 1 1 逃げ
33 2006年(平成18年) 5月28日 戸田 山崎智也 3622 32 群馬 1 1 逃げ
34 2007年(平成19年) 6月3日 住之江 瓜生正義 3783 31 福岡 1 1 抜き
35 2008年(平成20年) 6月1日 平和島 井口佳典 4024 30 三重 5 5 まくり差し
36 2009年(平成21年) 5月31日 福岡 瓜生正義 3783 33 福岡 2 2 差し
37 2010年(平成22年) 5月30日 浜名湖 岡崎恭裕 4296 23 福岡 6 5 抜き
38 2011年(平成23年) 5月29日 尼崎 池田浩二 3941 33 愛知 1 1 逃げ
39 2012年(平成24年) 5月27日 浜名湖 井口佳典 4024 34 三重 1 1 逃げ
40 2013年(平成25年) 5月26日 福岡 新田雄史 4344 28 三重 5 3 差し
41 2014年(平成26年) 6月1日 福岡 菊地孝平 3960 35 静岡 2 2 差し
42 2015年(平成27年) 5月31日 大村 山崎智也 3622 41 群馬 1 1 逃げ
43 2016年(平成28年) 5月29日 尼崎 平本真之 4337 32 愛知 1 1 逃げ
44 2017年(平成29年) 5月28日 福岡 石野貴之 4168 34 大阪 1 1 逃げ
45 2018年(平成30年) 5月27日 尼崎 中島孝平 4013 38 福井 1 1 逃げ
46 2019年(令和元年) 5月26日 福岡 吉川元浩 3857 46 兵庫 1 1 逃げ

通算最多優勝は野中和夫の6回。次点は、中道善博と山崎智也の3回。

開催予定編集

  • 第47回大会 2020年(令和2年)5月26日 - 5月31日 ボートレース住之江(ナイター開催)[8]

脚注編集

関連項目編集

外部リンク編集