箱根園
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箱根園(はこねえん)は、神奈川県足柄下郡箱根町元箱根の芦ノ湖湖畔東側と神奈川県道75号線沿いにある、プリンスホテル(2006年3月の再編まではコクド・西武鉄道)が経営するコテージ・植物園・水族館・ショッピングモールなどの複合リゾート施設である。
箱根山戦争で知られる西武グループ(旧コクド・西武鉄道・伊豆箱根鉄道)側の開発拠点であり、関係施設と併せて、芦ノ湖周辺の観光エリアの一つとして形成している。
箱根園の芦ノ湖湖畔からも富士山を展望できる。
運営施設編集
箱根園水族館編集
1979年に開業した、標高723メートル[1]に位置する水族館である。魚類・爬虫類・ペンギンを展示する海水館・淡水館とで構成され、450種類32,000点の生物が飼育・展示されている。2003年には「バイカルアザラシ広場」が設置され、2009年に「温泉アザラシ」が知られるようになった。
2013年12月から海水館の大水槽でハナゴンドウの展示も行い、一般公募の中から「結(ユイ)」と名付けられた。結は2015年5月31日に死亡し、現在は展示されていない。
園内で使用される海水は、西武グループ系列の伊豆・三津シーパラダイス施設内(沼津市内浦湾)で取水され、タンクローリーで毎日輸送されているものである。
箱根園コテージ&アネックス編集
1976年に箱根プリンスホテル(現・ザ・プリンス箱根)の付属施設として、「プリンスコテージ」と「キャンピングコテージ」として開業した。宿泊コテージ ・キャンプ場(炊事場)・浴場で構成されている。1986年にはプリンスホテルの別館として「レイクサイドアネックス」が開業した。
2010年よりこれら施設が箱根園に移管され、「箱根園コテージ&アネックス」となる。プリンスコテージは「箱根園コテージ ウエスト」、キャンピングコテージは季節営業の「箱根園コテージ キャンピング」に改称した。
ゴルフ場編集
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富士芦ノ湖パノラマパーク編集
旧称「箱根ピクニックガーデン」(2008年頃改称)。ザ・プリンス箱根から離れた、県道75号に所在する緑地施設でドッグランがある。敷地面積は8ヘクタールを超える。
施設内にゆり園(埼玉県所沢市、旧ユネスコ村)の姉妹施設として整備される「ゆり園」(夏季のみ営業・有料)があった(2010年営業を終了)。
箱根九頭龍の森編集
富士芦ノ湖パノラマパークの向かい・湖畔側にある緑地施設。入場料有料。
キッズランド&ハムスターランド編集
1996年に「箱根園バーチャルシアター」(ユネスコ村 大恐竜探検館に設置されたものと同じくインタミン製)として開業。2008年8月1日にフジテレビショップを設置し「フジテレビショップ&シアター」として、施設改装する形で新たに開業した。
2012年「キッズランド&ハムスターランド」に施設名称変更。それに伴い、シアターの稼動は終了している。
過去の上映作品編集
関係施設編集
アクセス編集
フリーパス商品の扱い編集
かつての箱根山戦争の影響により、小田急電鉄の「箱根フリーパス」と伊豆箱根鉄道(西武鉄道子会社・西武グループ傘下)の「箱根旅助け」では利用範囲が異なるため注意が必要である。
箱根旅助け/バスフリー編集
- 箱根旅助けでは、伊豆箱根バス(箱根地区-小田原駅・湯河原駅・熱海駅間の指定路線)と伊豆箱根鉄道の芦ノ湖遊覧船・駒ヶ岳ロープウェー・十国峠ケーブルカーがフリーパス であり、箱根園水族館の入園が無料となっている。
- 箱根バスフリーでは、箱根旅助けの交通機関フリーパスを単体化した商品であり、箱根園(水族館含む)施設は優待料金での利用となる。
箱根フリーパス編集
脚注編集
- ^ 日本で1番高い場所にある水族館は蓼科アミューズメント水族館で標高1750m。ただし、蓼科アミューズメント水族館は淡水専門の水族館である為、海水水槽のある水族館としては日本で一番高い場所にある水族館となる。