箱根板橋駅

日本の神奈川県小田原市板橋にある箱根登山鉄道の駅

箱根板橋駅(はこねいたばしえき)は、神奈川県小田原市板橋にある、箱根登山鉄道鉄道線(箱根登山電車)のである。駅番号OH 48

箱根板橋駅
駅舎(2019年)
はこねいたばし
Hakone-Itabashi
OH 47 小田原 (1.7 km)
(1.5 km) 風祭 OH 49
地図
所在地 神奈川県小田原市板橋150-2
北緯35度14分43.5秒 東経139度8分41.4秒 / 北緯35.245417度 東経139.144833度 / 35.245417; 139.144833座標: 北緯35度14分43.5秒 東経139度8分41.4秒 / 北緯35.245417度 東経139.144833度 / 35.245417; 139.144833
駅番号 OH48
所属事業者 箱根登山鉄道
所属路線 鉄道線(箱根登山電車)
キロ程 1.7 km(小田原起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線(うち1面は不使用)
乗降人員
-統計年度-
[# 1]1,939人/日
-2021年-
開業年月日 1935年昭和10年)10月1日
備考 標高16 m[1]
簡易PASMO改札機設置
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構内 (左側より、1・2・3番線)
構内 (左側より、1・2・3番線)
ホームと、かつて乗り入れていた箱根登山鉄道所属車両
ホームと、かつて乗り入れていた箱根登山鉄道所属車両
以前は三線軌条が使われていた
以前は三線軌条が使われていた
改札
改札
旧駅舎(2007年)
旧駅舎(2007年)

歴史 編集

駅構造 編集

単式ホーム1面と島式ホーム1面の計2面2線を有する地上駅。単式ホーム(旧1番線)は有効長が短く、箱根登山鉄道所有車両専用ホーム[2]であったが、同車両の乗り入れがなくなった2006年平成18年)3月18日ダイヤ改正以降は使用されておらず、現在は閉鎖されている。そのため島式ホームの1・2番線(元2・3番線)のみを使用、事実上1面2線となっている。駅舎との間は跨線橋(階段のみ)で連絡している。

当駅では列車交換が行われ、特急ロマンスカー運転停車する。

なお、箱根登山鉄道の表示看板やパンフレットでは各駅の標高が示されており、かつては27 mと表記されていたが、2013年の再調査で16 mに訂正されている[1]

2015年3月14日のダイヤ改正に合わせ当駅に自動接近案内放送が導入され、その際これまでの○番線の表現が小田急と同じ○番ホームに変更された。

のりば 編集

ホーム 路線 方向 行先 備考
(かつて使われていた標準軌電車用ホーム。現在は閉鎖)
1   箱根登山電車 下り 箱根湯本強羅方面 強羅方面は箱根湯本乗り換え
2 上り 小田原新宿方面 新宿方面は小田原乗り換え(一部除く)

また、2006年3月18日までは、以下の番線であった。

番線 路線 方向 行先 備考
1 箱根登山電車 下り 箱根湯本・強羅方面 箱根登山鉄道車両。
2 小田急車両。
3 上り 小田原・新宿方面 箱根登山鉄道車両・小田急車両ともに同じホーム。
小田急車両は新宿方面への直通あり。

利用状況 編集

近年の1日平均乗車人員推移は下記の通り。

年度 1日平均
乗降人員[3]
1日平均
乗車人員[4]
1998年(平成10年) [* 1]1,488
1999年(平成11年) [* 2]1,473
2000年(平成12年) [* 2]1,451
2001年(平成13年) [* 3]1,369
2002年(平成14年) [* 3]1,266
2003年(平成15年) [* 4]1,346
2004年(平成16年) [* 4]1,377
2005年(平成17年) [* 5]1,365
2006年(平成18年) [* 5]1,386
2007年(平成19年) [* 6]1,399
2008年(平成20年) [* 6]1,387
2009年(平成21年) [! 1]1,380
2010年(平成22年) 2,642 [! 1]1,313
2011年(平成23年) 2,493 [! 1]1,246
2012年(平成24年) 2,520 [! 2]1,251
2013年(平成25年) 2,491 [! 2]1,248
2014年(平成26年) 2,514 [! 2]1,259
2015年(平成27年) 2,541 [! 3]1,276
2016年(平成28年) 2,507 [* 7]1,258
2017年(平成29年) 2,463 [* 7]1,233
2018年(平成30年) 2,362 [* 8]1,188
2019年(令和元年) 2,308 [* 9]1,162
2020年(令和02年) [# 2]1,748
2021年(令和03年) [# 1]1,939

駅周辺 編集

「箱根」と称するが周辺は小田原市街であり、住宅・商店が広がる。小田原市早川の住宅街にも程近いが、同地にある東海道本線早川駅へは路程で1 kmほど離れる。

路線バス 編集

駅前の国道上に「箱根板橋駅」バス停(停留所番号:OH48/112)があり、箱根登山バス伊豆箱根バスが発着している。箱根方面へは、すべてのバスが箱根湯本駅を経由する。

  • 箱根方面
    • 宮ノ下小涌園元箱根経由箱根町行(箱根登山) ※ 平日1本のみ芦の湯旧道経由
    • 宮ノ下・小涌園・元箱根経由関所跡・箱根町行(伊豆箱根)※ 1日1本のみ湯の花ホテルも経由
    • 宮ノ下・小涌園・元箱根経由箱根園行(伊豆箱根) ※ 1日2本のみ
    • 宮ノ下・小涌園・早雲山経由湖尻・箱根園行(伊豆箱根) ※ 昼間は大涌谷も経由
    • 宮ノ下・宮城野・仙石経由仙石案内所・桃源台・湖尻行(箱根登山)
    • 箱根旧道経由上畑宿行(箱根登山) ※ 1日1本のみ
  • 小田原方面
    • 小田原駅東口行(箱根登山・伊豆箱根)

隣の駅 編集

箱根登山鉄道
  鉄道線(箱根登山電車)
各駅停車
小田原駅 (OH 47) - 箱根板橋駅 (OH 48) - 風祭駅 (OH 49)

脚注 編集

  1. ^ a b 各駅における標高表示の修正について』(PDF)(プレスリリース)箱根登山鉄道、2013年11月29日。 オリジナルの2017年12月8日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20171208231527/http://www.hakone-tozan.co.jp/dat/pdf/%C9%B8%B9%E2%C9%BD%BC%A8%BD%A4%C0%B5%A5%EA%A5%EA%A1%BC%A5%B9%A1%CA20131129%BA%C7%BD%AA%A1%CB.pdf2020年7月8日閲覧 
  2. ^ もともとは箱根登山鉄道所有車両も2番線を使用していたが、小田急車と比較してホーム端と車体との間に隙間が開きすぎて乗降に危険を伴ったため、新たに1番線ホームが建設された。
  3. ^ 統計はこね - 箱根町
  4. ^ 神奈川県県勢要覧 - 神奈川県
  5. ^ 一夜城 Yoroizuka Farm,2023年2月6日閲覧。
神奈川県県勢要覧
  1. ^ 神奈川県県勢要覧(平成12年度)226ページ
  2. ^ a b 神奈川県県勢要覧(平成13年度)228ページ
  3. ^ a b 神奈川県県勢要覧(平成15年度)226ページ
  4. ^ a b 神奈川県県勢要覧(平成17年度)228ページ
  5. ^ a b 神奈川県県勢要覧(平成19年度)230ページ
  6. ^ a b 神奈川県県勢要覧(平成21年度)244ページ
  7. ^ a b 神奈川県県勢要覧(平成30年度)244ページ
  8. ^ 神奈川県県勢要覧(令和元年度)226ページ
  9. ^ 神奈川県県勢要覧(令和2年度)226ページ
統計はこね
小田原市統計要覧
  1. ^ a b c 小田原市統計要覧(平成25年度)112ページ
  2. ^ a b c 小田原市統計要覧(平成27年度)110ページ
  3. ^ 小田原市統計要覧(平成28年度)112ページ

関連項目 編集

外部リンク 編集