箸尾町

日本の奈良県北葛城郡にあった町

箸尾町(はしおちょう)は奈良県北西部、北葛城郡に属していた。現在の広陵町北部、近鉄田原本線箸尾駅周辺にあたる。

はしおちょう
箸尾町
廃止日 1956年9月1日
廃止理由 編入合併
広陵町、箸尾町広陵町
現在の自治体 広陵町
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 奈良県
北葛城郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
面積 4.80 km2.
総人口 4,760
国勢調査1955年
隣接自治体 奈良県:北葛城郡広陵町河合村上牧村磯城郡三宅村
箸尾町役場
所在地 奈良県北葛城郡箸尾町大字萱野
座標 北緯34度33分47秒 東経135度44分58秒 / 北緯34.56319度 東経135.74956度 / 34.56319; 135.74956座標: 北緯34度33分47秒 東経135度44分58秒 / 北緯34.56319度 東経135.74956度 / 34.56319; 135.74956
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地理 編集

馬見丘陵東の平地に位置し、町内を葛城川高田川が、東の町境を曽我川がいずれも北流する。

地名 編集

発足時からの大字 編集

  • 萱野
  • 大場
  • 的場
  • 教行寺
  • 弁財天

河合村より編入した大字 編集

1892年明治25年)に河合村より編入した大字。

  • 大野
  • 寺戸

歴史 編集

  • 1889年明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、広瀬郡 萱野村、的場村、弁財天村、南村、大場村、中村が合併し、箸尾村が発足。
  • 1897年(明治30年)4月1日 - 所属郡を北葛城郡に変更。
  • 1927年昭和2年)4月29日 - 町制施行し、箸尾町となる。
  • 1956年昭和31年)9月1日 - 広陵町に編入され消滅。

交通 編集

鉄道路線 編集

1918年(大正7年)4月26日大和鉄道軌間1,067mmで開通するとともに箸尾駅が営業開始[1]。開業当初は蒸気機関車牽引による列車で運行[2]1928年(昭和3年)に気動車運行開始[3]1948年(昭和23年)6月15日に軌間を1,435mmに広げる改軌電化が完成[4]。大和鉄道は1961年(昭和36年)に信貴生駒電鉄と合併した後、1964年(昭和39年)9月30日近鉄と合併、田原本線となる[4]

道路 編集

脚注 編集

  1. ^ 今尾恵介日本鉄道旅行地図帳 8号 関西1』新潮社、2010年、28-29頁。ISBN 9784107900265 
  2. ^ 大和鉄道 2013, p. 2.
  3. ^ 大和鉄道 2013, p. 4.
  4. ^ a b 大和鉄道 2013, p. 1.

参考文献 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集