米水津湾(よのうづわん)は、大分県佐伯市(旧米水津村)にある

米水津湾の位置(大分県内)
米水津湾
米水津湾の位置(大分県)

概要 編集

大分県南部のリアス式海岸に位置し、豊後水道に向かって開いた湾で、北側を鶴見半島、南側をキシメギ崎に囲まれる。湾内の鶴見半島南側には横島が浮かび、湾の南側のキシメギ崎の延長には地黒島沖黒島が浮かぶ。

米水津という名は、神武天皇東征の途上でこの湾に立ち寄り、米と水を補給したことに由来するといわれる。

米水津湾には大きな川が流れ込まず生活排水が少ない上、豊後水道からの潮流により海水が入れ替わるため、富栄養化の問題がなく、良好な漁場となっており、湾内ではブリの養殖も行われている。

沿岸全域及び横島、地黒島、沖黒島が日豊海岸国定公園に指定されている。北部には間越海水浴場(はざこかいすいよくじょう)がある。

湾内の島 編集

  • 横島 - 無人島。観音崎の南約400m。
  • 地黒島 - 無人島。キシメギ埼の南東約1km。
  • 沖黒島 - 無人島。キシメギ埼の南東約2km。面積約8.5ha(0.085km2)、周囲約1.6km。

位置 編集

外部リンク 編集

座標: 北緯32度54分22.2秒 東経131度59分35.8秒 / 北緯32.906167度 東経131.993278度 / 32.906167; 131.993278