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米沢 富美子(よねざわ ふみこ、女性、1938年10月19日 - 2019年1月17日[1][2])は、日本理論物理学者慶應義塾大学名誉教授。専門は物性理論、特に固体物理学アモルファス研究で国際的に知られる。理学博士京都大学)(1966年)。大阪府吹田市生まれ。旧姓名、奥 富美子

日本の女性科学者の草分けとして、一般向けの著書や発言も多い。

目次

略歴編集

学外における役職
その他

発言・エピソード編集

  • 選択的夫婦別姓制度導入に賛同する。米沢の長女も次女も、同制度の法制化を待っており、事実婚をしていた[4]
  • 三人の娘がおり、長女は慶應義塾大学理工学部電気工学科卒業、電気工学修士[4]。三菱電機電子システム研究所に勤務を経てロンドン大学でMBAを取得、英国医療システム分野で活動。次女は慶應義塾大学法学部を卒業後、カリフォルニア大学バークレー校でMBAを取得[4]。三女は日本大学大学院で物理学を専攻[4]

受賞・栄典編集

専門編集

著書編集

  • 『ブラウン運動』共立出版 物理学one point 1986
  • 『アモルファスな話』岩波書店 1988
  • 『ランダムな構造に秩序をみる』三田出版会 ステアリングシリーズ 科学技術を先導する30人 1990
  • 『人生は夢へのチャレンジ 女性科学者として』新日本出版社 1991
  • 『複雑さを科学する』岩波科学ライブラリー 1995
  • 『科学する楽しさ 21世紀へのチャレンジ』新日本出版社 1996
  • 『科学の世界にあそぶ』オーム社 テクノライフ選書 1996
  • 『心が空を駆ける』新日本出版社 2000
  • 『二人で紡いだ物語』出窓社 2000 のち朝日文庫中公文庫
  • 『真理への旅人たち 物理学の20世紀』日本放送出版協会 NHK人間講座 2003
  • 『人物で語る物理入門』岩波新書 2005-06
  • 『〈あいまいさ〉を科学する』岩波書店 双書時代のカルテ 2007
  • 猿橋勝子という生き方』岩波科学ライブラリー 2009
  • 『まず歩きだそう 女性物理学者として生きる』岩波ジュニア新書 2009
  • 『朗朗介護』朝日新聞出版 2011
  • 『金属-非金属転移の物理』朝倉書店 2012
  • 『人生は、楽しんだ者が勝ちだ』(私の履歴書)日本経済新聞出版社 2014
  • 『不規則系の物理 コヒーレント・ポテンシャル近似とその周辺』岩波書店 2015

共著編集

翻訳編集

脚注編集

  1. ^ a b “米沢富美子氏死去=慶応大名誉教授・理論物理学”. 時事通信社. (2919年1月21日). https://www.jiji.com/jc/article?k=2019012101206&g=soc 2019年1月22日閲覧。 
  2. ^ “米沢富美子さん死去 日本女性科学者の草分け的存在”. 朝日新聞デジタル. (2019年1月21日). https://www.asahi.com/articles/ASM1P6F02M1PULBJ011.html 2019年1月22日閲覧。 
  3. ^ その後、高校1年までに数回の知能テストを受けて常に170台をキープしていたが、「170台という数字は自分では不満で、実際には200以上でもとれたはずだと考えていた」「知能テストの問題は、どんなものかという大体の様子を一度知ってしまえば、出題者の意図が透けて見えるようになる。そういう場合には、出題者のIQまで推定できたりする」「問題作成時点で、170台以上のIQは想定されていなかったのだろう。問題数がもっとあれば、IQ200でも優に出せたのに、とずっと考えていた」と述べている(『まず歩きだそう』p.38-39)。
  4. ^ a b c d 米沢富美子「二人で紡いだ物語」(朝日文庫)p.306-310。