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米韓連合司令部

アメリカ軍と韓国軍の連合司令部
米韓連合司令部章
1978年、米韓連合司令部創設式

米韓連合司令部(べいかんれんごうしれいぶ、: 한미연합군사령부: ROK/US Combined Forces Command)は、1978年11月に、大韓民国アメリカ合衆国の合意によって、韓国に設置された韓国軍在韓米軍を統合・指揮する軍事機関である。これによりマッカーサー率いる国連軍に1950年より委譲されていた韓国軍の作戦統制権は、米韓連合司令部が継承することとなった[1]

韓国大統領国防長官を通じて韓国軍統帥権を行使する。国防長官はこれを受け、各軍総長を通じて軍政権を、合同参謀本部議長を通じて作戦指揮権を行使する。米韓合同参謀本部は米韓の大統領と国防長官の指示を受け、戦略指針と作戦指針を米韓連合司令官に指示する。米韓連合司令官はこれを受けて反撃作戦を遂行する。米韓連合司令部は米軍が司令官、韓国軍が副司令官を引き受ける。地上軍司令官と海軍司令官は韓国軍が、副司令官は米軍が引き受ける。空軍司令官は米軍が、副司令官は韓国軍が受け持つ防衛体制である。下部の参謀組織も米韓混成である。米韓連合司令部と似た体制としては米軍大将が指揮官として作戦統制権を行使するNATOが挙げられる。作戦統制権は軍事主権とは区別されるものである[2]

1994年になると平時における作戦統制権(Operational control:OPCON) は韓国軍へ移管された[1]

当初は2015年12月1日に韓国軍に対する戦時作戦統制権が米韓連合司令部から韓国軍に移管され、戦時には米韓それぞれの独立した軍司令部の指揮下で共同して作戦が遂行されるようになるとされたが[3]、2014年10月23日に行われた米韓国防相による米韓安保協議会で、2015年に予定されていた戦時作戦統制権移管を再度延期し、2020年代中ごろを目標に移管することを合意した。また、これに関連して、龍山基地などの基地移転も延期されることになった[4]

脚注編集

関連項目編集