糒駅

日本の福岡県田川市にある平成筑豊鉄道の駅

糒駅(ほしいえき)は、福岡県田川市大字糒にある平成筑豊鉄道伊田線。駅番号はHC12

糒駅
構内を列車内から(2006年3月)
ほしい
HOSHII
(神田商店糒)
HC11 上金田 (1.2 km)
(0.6 km) 田川市立病院 HC13
地図
所在地 福岡県田川市大字糒2421-2
北緯33度39分55.34秒 東経130度47分56.61秒 / 北緯33.6653722度 東経130.7990583度 / 33.6653722; 130.7990583座標: 北緯33度39分55.34秒 東経130度47分56.61秒 / 北緯33.6653722度 東経130.7990583度 / 33.6653722; 130.7990583
駅番号 HC12
所属事業者 平成筑豊鉄道
所属路線 伊田線
キロ程 12.8 km(直方起点)
電報略号 ホシ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
122人/日
-2019年-
開業年月日 1900年明治33年)9月17日[1]
備考 無人駅
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田川市内の金属リサイクル業者「神田商店」がネーミングライツを取得し、2009年平成21年)4月1日より愛称付きの駅名が神田商店 糒駅となっている[2]

歴史 編集

駅構造 編集

相対式ホーム2面2線を有する複線区間にある地上駅無人駅である。かつては平屋の駅舎と待合室を同じ屋根の下に設けていたが、平成筑豊鉄道移管後に駅舎と駅舎上方の屋根は解体撤去され、待合室のみ残っている。また、かつて駅舎のあった位置には筑豊ボクシングジムが併設されており、将来のプロボクサーを目指す若者達が日々汗を流している。ジムの向かいには碁会所がある。

1984年に無人駅となった[5]。平成筑豊鉄道に移管後もしばらく駅舎が存在したが、出札口や窓が全て板打ちされ、壁には落書きが目立つなど荒れた状態であった。

筑豊の駅の中ではかなり遅くまで石炭輸送を取り扱っており、昭和40年代後半まで石炭車の入れ替えを行っていた。このための引込み線も存在した。

上りと下りのホームは跨線橋で結ばれている。車椅子は、上りホーム側からは外に出ることが可能である。下りホーム側は、スロープが併設されているものの、ホーム高が低く車両とホームの間に渡すスロープ板が使用できないため、利用は難しい。

のりば 編集

ホーム 路線 方向 行先 備考
駅舎側 伊田線 上り 田川伊田行橋方面[6]  
反対側 下り 金田直方方面[6]  

※案内上ののりば番号は割り当てられていない。

利用状況 編集

2019年度の1日平均乗降人員は122人である[7]

年度 1日平均
乗降人員
2008年 134
2009年 138
2010年 142
2011年 146
2012年 140
2013年 152
2014年 166
2015年 156
2016年 142
2017年 118
2018年 110
2019年 122

駅周辺 編集

隣の駅 編集

平成筑豊鉄道
伊田線
上金田駅 (HC11) - 糒駅 (HC12) - 田川市立病院駅 (HC13)

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、792-793頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ a b “平成筑豊鉄道:駅命名権、新たに14駅契約 あすから企業名など表示” 毎日新聞 (毎日新聞社): p23.地方版/福岡 (2009年3月31日 朝刊)
  3. ^ “第五次「営近」交渉まとまる 門鉄、国鉄門司地本と”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1974年2月21日) 
  4. ^ “きょうから第五次営近実施へ 門鉄”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1974年3月5日) 
  5. ^ a b 「通報 ●山口線大歳駅ほか76駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1984年1月30日、32面。
  6. ^ a b 時刻表:糒駅”. へいちくネット. 平成筑豊鉄道. 2022年12月28日閲覧。
  7. ^ 田川市 ことしの事業と統計 (運輸・通信) 平成筑豊鉄道乗降人員

関連項目 編集

外部リンク 編集