紀元前382年(きげんぜん382ねん)は、ローマ暦の年である。

世紀 前5世紀 - 前4世紀 - 前3世紀
十年紀 前390年代 前380年代
前370年代
前360年代 前350年代
前385年 前384年 前383年
紀元前382年
前381年 前380年 前379年

当時は、「クラッスス、ムギラヌス、コルネリウス、フィデナス、カメリヌス、マメルキヌスが執政武官に就任した年」として知られていた(もしくは、それほど使われてはいないが、ローマ建国紀元372年)。紀年法として西暦(キリスト紀元)がヨーロッパで広く普及した中世時代初期以降、この年は紀元前382年と表記されるのが一般的となった。

他の紀年法 編集

できごと 編集

ギリシア 編集

  • テーバイの将軍で政治家であったペロピダスは、アテナイに逃れ、スパルタの支配からテーバイを解放する活動を率いるようになった。
  • 前年のテーバイの占拠の際に、承認なく独走したことを咎められ、ポイビダスは指揮官を解任されたが、スパルタは引き続き、テーバイを確保し続けた。スパルタ王アゲシラオス2世は、ポイビダスの行動はスパルタに利益をもたらしたのであり、行動は国に利益をもたらすか否かで判断すべきだとして、ポイビダスを罰することに反対した[1]

誕生 編集

死去 編集

脚注 編集

注釈

出典

  1. ^ Fine, John V.A. The Ancient Greeks: A critical history (Harvard University Press, 1983) ISBN 0-674-03314-0

関連項目 編集