メインメニューを開く

概要編集

 
泉平集落[2]
北側を戸隠バードラインが通る。

長野市芋井地区泉平集落の中ほど、西方に位置する[3]裾花渓谷の上部、西南方向を向いた斜面の小さな台地にある[4]山中にありながらも、側のを背にしており、当たりは少ない[3]

神社の名称については、古代神々が各国に賜り育てるよう命じた桜のうち、この芋井のだけが生き残ったので「神様から戴いた一番はじめの桜」であるから「素桜」(もとはな)と呼ぶという言い伝えや[5]、桜の精が「この桜は日本の桜の一番素(もと)になる桜だから『素桜』と呼ぶ」と語ったという言い伝え[6]がある。

素桜神社の神代ザクラ編集

境内にあるエドヒガン(アズマヒガン)の巨樹[3]回り約9メートル、目通り周囲11.3メートルで、推定樹齢は約1200[3]。下方より3本の枝幹が分かれており、1936年昭和11年)発行の『天然紀念物調査報告』によると基部の周囲長は中央のものが5.9メートル、西南のものが約3.9メートル、東南のものが約3.32メートルである[4]。また、根元からの枝張は、に約5.35メートル、西に5.3メートル、に6.6メートル、北に5.3メートルである[4]

伝承ではスサノオが当地で休んだとき、手にしていた桜の木の辺に差したところ、それが大きく成長したものとされる[3]1935年昭和10年)12月14日付けで日本天然記念物に指定[7]。先に天然記念物に指定されていた山高神代桜山梨県北杜市)や淡墨桜岐阜県本巣市)、伊佐沢の久保桜山形県長井市)とは同種にして、これらに匹敵する巨樹である[4]

大正時代の風害で南側の幹が損傷し、残る2本の幹も支柱を必要とするほど衰弱していた[8]ため、1992年平成4年)に樹木医を招き、若返りを図っている[9]

交通アクセス編集

公共交通機関
JR長野電鉄長野駅からアルピコ交通路線バス川中島バス)71 バードライン経由戸隠線に乗車し約30間、「荒安」バス停で下車、のち徒歩30分間[10][11]
その他、神社周辺には「坂額」バス停もあり[12]、こちらは長野駅からアルピコ交通バス(川中島バス)73 県道戸隠線にて路線バスが運行されている[13]
自家用自動車
上信越自動車道長野インターチェンジから17キロメートルで40分間。駐車場はない[14]

素桜神社に関連する作品編集

脚注編集

[ヘルプ]
  1. ^ 所在地は長野県神社庁「神社紹介 長野支部」より、座標は「ジオロケーター 日本語版」にて「素桜神社」をキーワードに検索して得た(2015年4月23日閲覧)。
  2. ^ 国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成(2010年撮影)。
  3. ^ a b c d e 長野市「長野市文化財データベース 頭で感じる文化財 デジタル図鑑(頭感) 素桜神社の神代ザクラ」より(2015年4月23日閲覧)。
  4. ^ a b c d e 『天然紀念物調査報告 植物之部 第16輯』14 - 16ページ
  5. ^ 神代桜にまつわるお話 - 長野市立芋井小学校
  6. ^ 泉平の神代桜 - JAながの
  7. ^ 文化庁国指定文化財等データベース 素桜神社の神代ザクラ」より(2015年4月23日閲覧)。
  8. ^ 信州の巨樹・名木:その活力評価」より。
  9. ^ 『長野市誌 第1巻 自然編』395ページ。
  10. ^ ながの観光コンベンションビューロー「ながの観光net 素桜神社の神代桜」より(2015年4月23日閲覧)。
  11. ^ アルピコグループアクセス信州 【70】ループ橋経由戸隠線・【71】バードライン経由戸隠線」より(2015年4月23日閲覧)。
  12. ^ Mapion素桜神社の地図」より(2015年4月23日閲覧)。
  13. ^ アルピコグループ「アクセス信州 【73】県道戸隠線」より(2015年4月23日閲覧)。
  14. ^ 信州・長野県観光協会「さわやか信州旅.net 素桜神社の神代桜」より(2015年4月23日閲覧)。
  15. ^ 文化庁「文化遺産データベース 素桜神社の神代桜」より(2015年4月23日閲覧)。

参考文献編集

関連項目編集

外部リンク編集